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全線踏破までもう少し No10了:辰野支線

ここまでの行程

全線踏破までもう少し プロローグ

全線踏破までもう少し No2:新線

全線踏破までもう少し No3:武蔵野線・大宮支線・京葉支線

全線踏破までもう少し No4 :青梅線・五日市線

全線踏破までもう少し No5 :わたらせ渓谷鉄道

全線踏破までもう少し No6 :桐生駅、吾妻線

全線踏破までもう少し No7 :山形鉄道フラワー長井線

全線踏破までもう少し No8 :仙山線

全線踏破までもう少し No9:東北新幹線 山田線

中央線辰野支線

今回の旅も最終日となった。

今日は塩尻駅から中央線辰野支線を目指す。

 

辰野支線は昔の中央線で本来こちらがメインルートであったが1983(昭和47)年7月みどり湖を経由する新線が開業し中央線列車は通過しなくなった。

以前飯田線から松本へ向かった時も一旦岡谷駅まで行き、中央線に乗り換え松本駅へ向かった。

また長野駅あるいは松本駅から中央線で東京方面へ向かう場合は塩尻駅からみどり湖経由で岡谷駅から東へ進む。

一方松本駅から名古屋方面へは塩尻駅から真っすぐ中央線、中津川駅に向かう。

だからこの辰野支線が空白になった。

踏破路線(青色)

開業当初中央線は岡谷駅から辰野駅そして塩尻駅を経由して松本駅に向かった。

その塩尻付近の等高線を見てみる。

旧中央線は標高1000mの塩嶺高原を南へ迂回し岡谷駅から辰野駅へ向かっている。

大正期の技術では1000mの高地をトンネルで進む技術が難しかったのだろうか。

調べると長大なトンネルになった場合蒸気機関車の排煙による乗務員への影響なども考慮されたとある。

 

いずれにせよ現在の辰野支線は今下り11本上り9本/日の運行でスムーズな踏破を考えるとやや困難な路線。

まず岡谷駅から辰野駅そして塩尻駅というルートを考えた。

大人の休日倶楽部パスはJR東日本エリアだけ有効なので塩尻駅から先は普通列車にする予定。

岡谷駅から辰野駅そして塩尻駅の時刻表は以下

候補ダイヤは時刻表の黄色の列車になる

辰野支線ダイヤ
岡谷 辰野着 辰野発 塩尻着 塩尻発 中津川 備考
6:37 6:48 6:54 7:16 8:16 10:28  
7:05 7:22          
7:29 7:40 7:48 8:12      
8:11 8:21 8:23 8:46 8:49 9:51 特急
8:43 8:56 8:57 9:20 10:03 11:05 特急
9:45 9:56          
10:42 10:53 11:00 11:24 12:03 13:06 特急
12:29 12:40 12:43 13:06 13:08 15:15  
13:30 13:41          
14:50 15:01 15:05 15:28 16:03 17:08 特急
15:46 15:56          
16:36 16:46 16:58 17:22 18:03 19:08 特急
17:08 17:19          
17:52 18:03 18:22 18:46 18:50 20:51  
18:43 18:53          
19:12 19:24 19:30 19:54 20:43 21:47 特急
19:33 19:44          
20:36 20:47 20:53 21:16 21:30 23:35 連絡なし
21:40 21:50          
22:32 22:42          

 

ここから逆算で東京発を考えた。

当初は北陸新幹線で長野駅、そして篠ノ井線経由で塩尻駅と想定するとこんな時間になる。

東京から長野は北陸新幹線あとは普通列車となる。

北陸新幹線案
東京 8:36
長野 9:56
10:10
岡谷 12:09
12:29
辰野 12:40
12:43
塩尻 13:06
13:08
中津川 15:15
15:19
名古屋 16:35
16:45
大垣 17:18
17:37
米原 18:11
18:17
京都 19:12

 

これを眺めながら中央線の特急あずさが思い浮かんだ。

そして同時に「8時丁度のあずさ2号で・・」という歌詞も出てきた。

あずさにしよう、と思った。

時刻表を見ると新宿駅8時丁度発のあずさ5号があった。それに決めた。

 

残り少ない未乗路線 第6日

滞在
時間




08

宿
19


1h
16


11


08



04



44



有楽町線   篠ノ井線   東海道新幹線
  中央線
休日倶楽部パス
7時 21  
01 22
  30  
  11 41
8時   00 特急
あずさ
5号
9時   2h
37
10時   37
11時   53 特急
しなの
10号
12時   08 01
  12 158
M
  23 35
  161
M
43
13時   06 23
  08 1828
M
14時   2h
07
15時   15
  19 2740
M
16時   1h
16
35
17時   19 ひかり
649
18時   53 12

滞在
時間




08

宿
19


1h
16


11


08



04



44

経路データ
区間
km
0.9 225.1 18.2
  3.7 13.3   79.9
  94.9 147.6
所要
時間
01 2h37 23
  11 08   1h16
  2h07 53
時速
km
54 86.0 47.5
  20.2 99.8   63.1
  44.8 167.1
停車
駅数
1 9 3
  3 1   15
  20 3
駅間
距離
km
0.9 25.0 6.1
  0.34 13.3   5.3
  4.7 49.2
駅間
時間
1'00" 17'26" 7'40"
  3'40" 8'00"   5'04"
  6'21" 17'40"

 

8時丁度のあずさにすると岡谷駅には10時19分と随分早く着く。

岡谷駅で時間を潰すよりも松本駅でと目的地を変更した。

うまい具合に松本駅から塩尻駅そして辰野駅往復をすれば戻ってきた塩尻駅は同じ時間となる。

特急あずさ

特急あずさ、5号は新宿駅発だがあずさは最長では千葉駅から南小谷駅まで341.6kmを走る長距離特急。

途中山梨県韮崎にある平和観音

甲斐駒が遠望できた

松本駅

列車は山間部を抜け松本駅に着いた。

下記は松本駅のアナウンス 列車が着くとホームに流れる。この声を聴くとなぜかほっとする。

soundcloud.com

声のチカラ - 「まつもとぉ~まつもとぉ~」旅情感じる駅放送 誰の声?いつ誕生?(動画あり)

 

松本駅に10時37分に着いた。少し早いが駅で昼食

昼食のあと11時53分松本駅発の特急しなのに、一駅8分だけ乗車。

塩尻駅へは12時01分着

 

1982年に塩尻駅は現在の場所へ移動した。

それまでは今の塩尻駅から南東方向へ550mほどのところにあった。

だから1982年までは篠ノ井線から名古屋方面へは旧塩尻駅でスイッチバックをしていた。

今は使われていない旧中央線部分

 

塩尻駅では11分待ちで辰野駅行き158Mに乗車

辰野駅着12時35分、8分で折り返し。

塩尻駅には13時6分に帰着。すぐ2分後に1828M中津川行が来る。

ホームは向かい側なので時間は充分。列車を降りたところで待つ。

この列車で中津川駅から名古屋駅、京都に向かう。

 

名古屋駅からは新幹線にした。

 

 

辰野支線を踏破した結果ここまでの踏破路線は以下

主な未踏路線は北海道新幹線一部、肥薩線(運行停止中)、内子線、ガーラ湯沢、鹿島サッカースタジアム

 

今日は中央線で電子スタンプが多く撮れた。

今日の電子スタンプ

ここまで集めた鉄道150周年記念電子スタンプ 

*駅名は下記地図中に記載

 

 

全線踏破までもう少し No9:東北新幹線 山田線 に戻る

 

終り

 

祝鉄道開業150周年2020-23年発表 4年間のJR各社の決算比較

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/greengreengrass/20220518/20220518111756.png

2023年発表(2022年度)決算は以下

2023年(発表)JR各社決算
社名 運輸収入 営業利益 利益率
JR北海道 72900 -63900 -87.7%
JR東日本 1608376 3013 0.2%
JR東海 1126724 338403 30.0%
JR西日本 764223 26091 3.4%
JR四国 20927 -18511 -88.5%
JR九州 136511 3147 2.3%
JR貨物 167101 -9294 -5.6%
?
7社計 3896762 278949 7.2%
主にJR東海の営業回復で7社合計では利益率7.2%と黒字化となった。

各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「729億円」132.1%:赤字「▲573億円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億2800万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆6084億円」128.2%:鉄道部門利益額「1406億8300万円」
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆1267億円」158.4%:鉄道部門利益額「3745億400万円」
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「7642億円」138.6%:鉄道部門利益額「839億7100万円」
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「209億円」158.3%:赤字「▲185億円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額▲220億4700万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1365億円」132.7%:鉄道部門利益額「31億4700万円」
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1671億円」110.4%:鉄道部門利益額「▲92億940万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円
  • 2023年7社
    運輸収入合計 3兆8967億02百万円 137.2%
    営業損益合計 2789億49百万円