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岬にさそわれて 龍飛岬その1

津軽海峡冬景色

津軽海峡冬景色という歌があった。

1977年の歌だから47年ほど前になる。

石川さゆりという歌手が歌っている。

出だしは「ジャジャジャジャーン」という3連符で始まる。それが人々の耳に残る由縁らしい。

 

その歌が何かの拍子に頭に流れる。

 

今回も頭に流れたというかどこかで聞こえた。

そこでその歌の舞台青森の龍飛岬まで出かけた。

(本当はわざわざ行ったわけでなく、函館をゆっくり見に行く計画を立てたところでその途中なので少し寄り道した)

京都からは東海道新幹線 東京から東北新幹線で向かった。

 

東京・麹町

東京の宿は2回目の麹町

前回は東京駅から東京メトロの8号有楽町線で向かった。

東京駅から山手線で有楽町、そして8号有楽町線で最寄りの麹町駅というルート。

しかし調べると東京駅からJR中央線四ツ谷駅で降りても近かった。

乗り換えなし1本で行ける。しかも東京都区内エリアで新幹線切符でOKだった。

ホテル近くにある麹町の「麴村」 京風の料理でおいしかった

奥津軽いまべつ駅に停車する下り新幹線は限られている。一日6本だ。

そこで東京駅発は10時44分のはやぶさ19号となった。

 

翌朝東京四ツ谷駅ではきれいに快晴

 

東京発の東北新幹線降りたときから

奥津軽いまべつ駅は雪の中だった。

四ツ谷駅から東京駅、そして3時間半後東北新幹線で奥津軽いまべつ駅に着いたときは雪が降っていた。

奥津軽いまべつ駅の荒馬(あらま)

 

上写真はJR北海道奥津軽保守基地からの三線軌条

奥津軽いまべつ駅に降りたのは数人。

雪が舞い散る曇り空の下代行バスを待った。

駅前で一人の女性が所在なげに代行バス時刻表を不安そうに眺めていた。

どこへ行くのと声をかけると同じ龍飛岬だった。

行く先が同じと安心したようだった。

聞くと一人で大阪から飛行機でやってきたそうだ。

伊丹空港から青森空港、そして新青森駅から新幹線でやってきたそうだ。

「わーたしも一人、連絡船(代行バス)に乗り」

歌のシーンにそっくりだと笑った。

 

「今別駅」は奥津軽いまべつ駅から北西へ5kmほどのところにある

 

東京から竜飛岬経由函館


中央線 北海道新幹線
  東北新幹線   函館線
  代行バス

滞在
時間
四ツ谷
東京
1h
29
奥津軽いまべつ
35
竜飛岬
25
新函館北斗
10
函館
9時 10  
05 15
10時   44 はやぶさ
19
11時   3h
31
12時
13時
14時   15
  50 バス
15時   45 35
16時   バス 00
  45 45
17時   01 はやぶさ
25
  46 47
  57 はこだて
ライナー
18時   19 16

滞在
時間
四ツ谷
東京
1h
29
奥津軽いまべつ
35
竜飛岬
25
新函館北斗
10
函館
経路データ
区間
km
5.0 110.3
  752.2   17.9
  22.0
所要
11 46
  3h31   19
  45
時速
km
27.3 143.9
  213.9   56.5
  29.3
停車
駅数
3 2
  8   5
  8
駅間
距離
km
1.7 55.2
  94.0   3.6
  2.8
駅間
3'40" 23'00"
  26'23"   3'48"
  5'38"

 

続く

 

祝鉄道開業150周年2020-23年発表 4年間のJR各社の決算比較

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/greengreengrass/20220518/20220518111756.png

2023年発表(2022年度)決算は以下

2023年(発表)JR各社決算
社名 運輸収入 営業利益 利益率
JR北海道 72900 -63900 -87.7%
JR東日本 1608376 3013 0.2%
JR東海 1126724 338403 30.0%
JR西日本 764223 26091 3.4%
JR四国 20927 -18511 -88.5%
JR九州 136511 3147 2.3%
JR貨物 167101 -9294 -5.6%
 
7社計 3896762 278949 7.2%
主にJR東海の営業回復で7社合計では利益率7.2%と黒字化となった。

各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「729億円」132.1%:赤字「▲573億円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億2800万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆6084億円」128.2%:鉄道部門利益額「1406億8300万円」
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆1267億円」158.4%:鉄道部門利益額「3745億400万円」
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「7642億円」138.6%:鉄道部門利益額「839億7100万円」
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「209億円」158.3%:赤字「▲185億円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額▲220億4700万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1365億円」132.7%:鉄道部門利益額「31億4700万円」
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1671億円」110.4%:鉄道部門利益額「▲92億940万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円
  • 2023年7社
    運輸収入合計 3兆8967億02百万円 137.2%
    営業損益合計 2789億49百万円