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岬にさそわれて 函館山その3

函館二日目夕

函館山は函館市への観光客のうち9割ほどが訪問する。

北海道庁発表の2023年上期の函館市を訪問した観光客数は261万1400人

下記の記事にあるようにコロナ明けで2022年度から観光客数は函館市では大幅に増加していた。

 

北海道新聞記事によると 函館山ロープウェイ(元町)の2022年度の利用客数は前年度比2・5倍の100万2千人となり、 3年ぶりに100万人を超えた。
 また、同社は今月3日に持続可能な開発目標(SDGs)宣言を策定。 外国人客らに対し環境保全に向けた取り組みをアピールするとともに、社内の働き方改革にも取り組む。
 過去10年間で最多だった16年度の利用客は197万8千人。 新型コロナウイルス禍の20、21の両年度は断続的な休業を余儀なくされ、 159万1千人だった19年度から、20年度は40万3千人、21年度は39万8千人まで落ち込んだ。
 22年度上半期(4~9月)も19年度比5割ほどにとどまっていたが、下半期(10月~翌年3月)は国内外の観光客が増加し、 同9割近くまで回復。3月には1日で1万人を超える日もあった。

 

函館山へのアクセスは函館駅から市電で十字街電停。

そこから南部坂を600m上ると函館山ロープウェイ山麓駅に着く。

山麓駅から3分で山頂駅

函館山

5時前から函館山に向かった。

市電函館駅前電停から市電に乗り十字街へ。5分ほどの乗車

この函館市電にははこだて旅するパスポートで乗車可能。

十字街電停から南部坂を上る。

函館山ロープウェイ山麓駅へはバスまたはタクシーやマイカーで行く人が多いのかもしれないがこの時間に歩いて上るのは数人だった。

山麓駅の前にバス駐車場があり、差し掛かるとちょうど大量のインバウンドと思われる団体がバスから降りてきた。

駐車場から山麓駅入口へ向かう人の波と一緒になりながら中へ入った。

入り口で団体と一般個人客は区別され乗車券を購入し、ロープウェイの前に並んだ。

125人乗りという巨大なゴンドラだがほぼ満員。

 

 

ゴンドラのなかでより良い撮影場所を求めて人が動く。

なんとか山上駅に到着し人が吐き出された。

多数の人混みからか整理担当者も多く配置されその規制された流れにそって自然と人混みが歩いてゆく。

階段で2、3階は歩いただろうか屋上展望台へ出た。

5時ごろで函館とはいえまだ空は明るかった。夜景はこれからだ。

函館市内を見下ろせる屋上展望台は二重三重に人垣ができている。

隙間を見つけて覗きはするが夜景まで長く、占拠できない。

それでも海外からの諸氏は会話を交わしながら右を向き左を向いてスマホをかまえる。

 

少しあきたので休もうと店舗を探した。

1階下にティーラウンジがあったので入った。

そこからは広いガラス窓越しに函館市街が広がっていた。

そこも満席。しかしここはセルフサービスとのことで、席を確保してからご注文ください、との案内が書いてある。

同時にこの人混みゆえなのか店舗内では待たないで、とも書かれていた。

しかし店外では席の空きを確認できないので、カウンターの女性に聞くと同じような問い合わせが多いのかまたかという顔でしかし返答には困っていた。

そりゃいい席を確保できた人は動かないだろう、数分待ったが一向に空きそうにないので外へ出た。

 

ティーラウンジを断念し他を探し、ソフトクリームを探し注文した。

ここでも投げやりな売り方であっさりと次の客の対応に進まれた。

施設対応のあまりの情けなさに早々に函館山を下りた。

 



いったいこの施設の運営状況はどうなっているのだろう。

少なくとも客商売だろうから客数が増えることへの対応ができないなら失格だ。

 

上記に上げた観光客数調査ではすでに2016年の利用客数が197万人だから客数増への対応を考える時間は十分あった。

 

例えばティーラウンジなどは滞在時間を制限すればよい。

屋上展望台ならアナウンスにより制御を試みる

素人でも考えるその程度の策さえ実行されない。

 

組織トップに改善の知能がないのだろうか。

 

海炭市叙景 「冬の夕暮れが急速に近ずいている。
そろそろ見切りをつけるべきかもしれない。そのきっかけがわたしには見つからなかった。
第一、まだ希望を持っていた。ロープウェイの正面玄関のガラス戸に、雪まみれの兄のこごえた、けれどもあの明るい笑顔がひょっこりあらわれるのが眼に浮かぶ。」

-佐藤泰志「海炭市叙景」-

 

佐藤泰志も嘆いていることだろう。

 

 

終わり

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祝鉄道開業150周年+2020-23年発表 4年間のJR各社の決算比較

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2023年発表(2022年度)決算は以下

2023年(発表)JR各社決算
社名 運輸収入 営業利益 利益率
JR北海道 72900 -63900 -87.7%
JR東日本 1608376 3013 0.2%
JR東海 1126724 338403 30.0%
JR西日本 764223 26091 3.4%
JR四国 20927 -18511 -88.5%
JR九州 136511 3147 2.3%
JR貨物 167101 -9294 -5.6%
 
7社計 3896762 278949 7.2%
主にJR東海の営業回復で7社合計では利益率7.2%と黒字化となった。

各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「729億円」132.1%:赤字「▲573億円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億2800万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆6084億円」128.2%:鉄道部門利益額「1406億8300万円」
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆1267億円」158.4%:鉄道部門利益額「3745億400万円」
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「7642億円」138.6%:鉄道部門利益額「839億7100万円」
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「209億円」158.3%:赤字「▲185億円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額▲220億4700万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1365億円」132.7%:鉄道部門利益額「31億4700万円」
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1671億円」110.4%:鉄道部門利益額「▲92億940万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円
  • 2023年7社
    運輸収入合計 3兆8967億02百万円 137.2%
    営業損益合計 2789億49百万円