紙つぶて 細く永く

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東日本震災

鉄道開業150周年 東北完乗の旅 その4

150周年記念きっぷで東北完乗 今年10月14日で鉄道が新橋ー横浜間を走ってから150年。 この10月には記念の切符が販売されていた。 JR東日本から「鉄道開業150年記念JR東日本パス」そして合わせてJR各社からは「鉄道開業150年記念 秋の乗…

東北周遊瓢箪紀行4

東北瓢箪周遊 今回念願の東北行がやっとかなった。 2020年末に一旦計画したが、コロナ禍でトラベルが中止となり、この年は新潟往復からの東北は取りやめた。 東北周遊予定 そして再度東北へ。 京都から東北を考えると円弧のような日本列島からはこれが直…

東北周遊瓢箪紀行3

東北瓢箪周遊 今回念願の東北行がやっとかなった。 2020年末に一旦計画したが、コロナ禍でトラベルが中止となり、この年は新潟往復からの東北は取りやめた。 東北周遊予定 そして再度東北へ。 京都から東北を考えると円弧のような日本列島からはこれが直…

東北周遊瓢箪紀行2

東北瓢箪周遊 今回念願の東北行がやっとかなった。 2020年末に一旦計画したが、コロナ禍でトラベルが中止となり、この年は新潟往復からの東北は取りやめた。 東北周遊予定 そして再度東北へ。 京都から東北を考えると円弧のような日本列島からはこれが直…

東北周遊瓢箪紀行1

東北周遊予定 今回念願の東北行がやっとかなった。 2020年末に一旦計画したが、コロナ禍でトラベルが中止となり、この年は新潟往復からの東北は取りやめた。 東北周遊予定 そして再度東北へ。 京都から東北を考えると円弧のような日本列島からはこれが直…

2011.3.11から10年

京都から新潟、東北へ 3月に東北周遊を計画していた。 新潟往復キップを利用し、新潟から「快速べにはな」で米沢、米沢から山形新幹線で福島、福島から東北新幹線で古川、古川から小牛田、前谷地、気仙沼、一ノ関と巡る予定だった。 当初は前谷地から気仙沼…

再発見 青春18きっぷ旅 2012年8月 Part5

外出が憚れる今、過去の旅を見つめ直すとどうなるだろうか・・ 2012年8月の旅5回目 東北大震災の地、石巻を訪れた。 * 表中の赤字は乗車時間。合わせて駅間の距離と平均運行速度、駅数を掲載した。 【凡例】 駅 駅名 区間距離 駅間の営業キロ 時速 駅…

震災から9年

2020年3月11日 立っているよりは胡坐をかく、 胡坐をかくよりは椅子に座る、 椅子に座るよりは横になる、 横になるよりは枕に頭をのせる、とひとは怠惰になるものだ。 これが人情というものかもしれない。 * 同じように、外出するときにまず考える、…

震災・「核」の被害

村上春樹:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文 - 紙つぶて 細く永く * いつまでこの言葉に共感するのだろうか。

なまけ心を乗り越える

立っているよりは胡坐をかく、胡坐をかくよりは椅子に座る、椅子に座るよりは横になる、横になるよりは枕に頭をのせる、とひとは怠惰になるものだ。これが人情というものかもしれない。 同じように、外出するときにまず考える、最寄りの駅まで歩いて行けば1…

すっかりクラス会世代となったなあ

クラス会の仲間へ毎年懐かしい顔ぶれが集まり懐旧談義に花が咲く、それも一種のたのしみではあると思います。 懐かしいクラス会にこそ意義があるのでしょうが、 小生「クラス会商法」(なんてものが一般的にあるのかないのか不明ですが)にいささか疑問が湧…

はるかな旅に 1

先日北海道釧路ナンバーの車を見かけた。キャンピングカー仕様だった。ドライバーに北海道からですかと聞くと気ままに旅をしているという。他に同乗者はいなくて、私より少し若かったが一人。日本一周を目指している。京都の北、日本海を目指すという。思わ…

R君への便り6啄木賢治「なゐ」の地

春がやってき三月となりました。訪ねた姪孫の地ではきれいに梅が咲いていました。震災から5年、そして君は4月から中学三年生、いよいよ受験の年です。* *なぜ学ぶのか、映画「男はつらいよ」より寅さんと満男の会話満男「じゃあ,何のために勉強するのか…

また再びの東北 付録 鹿踊り

岩手県には広く郷土芸能鹿踊りというものがある。花巻駅ホームに「鹿踊りの由来は、浄土教の普及を志す空也上人が衆生済度のため、深山の小庵に篭って勤行三昧の日々、小庵の囲りに来て遊ぶ鹿の群れがありました。そのうち猟師に撃ち殺された鹿の弔い供養の…

また再びの東北 4

釜石鵜住居(うのすまい)町の宿から釜石駅までの送迎車で同じく駅まで行く2名と相乗りとなった。流れゆく風景を見ながら運転手の方に震災当時の様子を聞く。誰ともなく寡黙になる。女将の武勇伝に少し明るいムードを感じながら、中の一人がより詳しい取材…

R君への便り5

ニ三日前から右前歯が動き出した。いや以前から動いていたのだがぐらぐらし始めた。この分では多分餅は食えないだろう。今朝の朝食もパンを細かくしてと思ったが食欲が出ないこともあり残してしまった。 *動き始めた前歯はいずれ、松明けまでには抜けてしま…

また再びの東北 3

鵜住居 二日目の宿を釜石にとったので平泉から釜石に向かう。釜石駅で今日の宿「宝来館」の送迎車が待っていてくれた。 宿・宝来館は、東北の震災で被害に遭い、この4月に改装が終わり新しくなったそうである。 従業員のかたが津波を撮った動画下記URLが公…

また再びの東北 2

平泉中尊寺 翌日は盛岡から釜石へ。盛岡釜石間は直通で行けば2時間足らずなので、途中平泉中尊寺を拝観、JRでは盛岡-花巻-平泉-花巻-釜石。もちろんこのコースでは青春18きっぷを使う。通常なら区間運賃は4080円 青春18きっぷ一回分は237…

また再びの東北 1

東北に魅かれて 12月20日からまた東北に行った。今回も青春18きっぷでと考えたが、ふとJTBから1泊4日、つまり一泊の宿を決めるがあとはお好きにというツアーがあったので2回目の東北新幹線を利用した。盛岡から角館、平泉そして釜石から花巻とい…

雪の津軽Ⅴ章

東北巡礼 田沢湖が豪雪だった。 今回の東北では秋田での宿選択に苦慮した。角館も考えたが到着時間が夕方になるので街歩きを考えると2泊になる。角館は次回の楽しみにと今回は他を探した。そこで大浴場で検索をかけ「ホテル森の風・田沢湖」となった。田沢…

雪の津軽Ⅳ章

東北巡礼 リゾート白神は五所川原から鰺ヶ沢、そして日本海を舐めるように進む。途中千畳敷では小休止と車掌の案内があり、いわば列車は「臨時停車」で乗客はフリーで近くの「千畳敷」に向かう。多くの人が「バシャバシャ」と写真を撮る。私も・・*その一枚…

雪の津軽Ⅲ章

東北巡礼 小樽から函館経由 スーパー白鳥38号で青森の宿には夜7時台についた。荷物を下ろし、夕食に出かけた。ホテル推薦の鮨屋「大黒寿司」 店に入ると威勢のいい「らっしゃい」の声で大将の前のカウンターが指定された。80歳近くではあろうか、その大…

雪の津軽Ⅱ章

東北巡礼 12月29日小樽GrandParkHotelのバイキング朝食は会場一杯のひとだった。以前「飯田線の旅」駒ケ根では朝食が遅くなり予定列車に乗れず失敗したが、今回小樽築港駅からの列車は7時55分発。朝食時間を計算し6時30分に朝食会場…

雪の津軽Ⅰ章

東北巡礼 2014年12月は月初めから多忙だった。多忙の中なぜか雪を見たいと津軽を目指した。津軽の雪とくれば津軽鉄道ストーブ列車だ。ストーブ列車のダイヤに合わせて計画をする。年末の休暇を利用するので日程は4、5日可能。しかしJRそれも青春1…

反原発

われわれは生きてゆく中で経済的活動をする、例えば漁業では魚をとる、加工する、輸送する。まず魚自体を生産することはできないので自然環境の中の魚を捕まえる。電気や水を使って加工する。トラックを使って輸送する。この経済的活動中では、「魚」、電気…

東北の旅 メモリアル

東北メモリアル* * * 石巻線1639D http://www.youtube.com/watch?v=3yZTHufvQwA* 奥羽本線と平行して走る秋田こまち* 五能線岩館十二湖間*

東北2回目の旅 その4

東北2回目の旅 その4回目 そして秋田から新庄に20時44分に着いた。駅で様子を伺うと山形まで正に「かろうじて」動いているらしい。山形まで行くことにしたが先日の信号機故障の影響で時間が定まらない。とりあえず東京に近づこうと山形行きの列車に乗…

東北2回目の旅 その3

東北2回目の旅 その3となる。五能線「艫作」(へなし)から弘前へ向かう。岩木山を中心に円弧を描きながら列車は進む。中でにぎやかな4人組のおじさん達が同行であった。共に名古屋の会社で働いていたがリタイヤし毎年のように同窓会を開くとのこと。車中で…

東北2回目の旅 その2

肘折温泉は芥川賞小説「月山」の舞台である。 芥川賞と音楽 - 紙つぶて 細く永く 昨年の鶴岡=藤沢周平についで山形文学史の旅である。当時盛んにテレビに駆り出されていた朴訥な森敦の話を昨日のように思い出す。今年の東北は梅雨の名残?が強く7月中旬で…

カテゴリーの発想2

「電気はみんなが使っているのにどうして(東京電力に勤める)お父さんだけが」悪くいわれるのか、と小学生が訴えていた。もし君が友だちと花火をするとして、君が「後の火の始末」の係りになったとする。花火はみんなが楽しむものだ。君はちゃんと火が消え…