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JR東日本最後はガーラ湯沢 その5 新幹線架線事故

新幹線架線事故

本日は青森から東京経由京都まで帰るつもりだった。

3時間36分乗車の東北新幹線、そして連続しての東海道新幹線も覚悟していた。

 

ところが今日の朝東北新幹線が東京-大宮間の架線事故で止まっているというニュースが入った。

午前中あわただしくフロントで状況を確認しながら出発をした。

 

今日の予定は以下

酸ヶ湯温泉から東京


送迎バス 東北新幹線
  奥羽線

滞在
時間
酸ヶ湯温泉
青森
31
新青森
33
東京
12時 30 送迎
13時 60 30
14時   01 658
M
  05 05
  38 はやぶさ
32
15時   3h
26
16時
17時
18時   04

滞在
時間
酸ヶ湯温泉
青森
31
新青森
33 
東京

 

宿の送迎バスは予定通り12時30分に出発した。

 

青森駅にリゾートしらかみ くまげら編成(右)が停まっていた。

青森駅から新青森駅には時間通り14時5分着

新幹線口に出ると改札は開放され、構内にアナウンスが流れていた。

よく聞くと、ダイヤはありません、停まっている新幹線に乗車くださいといっているようだ。

混乱の中ホームにいたほとんどの人と同様あわただしく新幹線車両に乗った。

 

車内放送ではこの臨時便はとりあえず仙台駅まで行くとのことだった。

仙台駅からは常磐線で帰るか・・とも考えた。

 

 

臨時便名ははやて547号 8両編成ほぼ満員

乗車予定だった14時38分発はやぶさ32号よりも早く14時20分ころ発車した。

この臨時はやて547号は各駅停車だった。

 

はやて547号は八戸駅で30分停車

 

盛岡駅に16時過ぎ到着。

盛岡駅ではここからの乗客が乗車できないとの予想から9両増結され、臨時便は倍以上の計17両になった。

 

列車はダイヤがない中あえぎあえぎ進み、時間は大幅に遅れ。仙台駅到着は18時ころ。

予定通りのダイヤならここまで2時間51分ほどだから50分ほど延着。

 

仙台駅にはやて547号が到着すると再度車内アナウンスが流れた。

「JR東日本は急きょ仙台駅から小山駅までの臨時便を出す予定になりました」

 

ホームに降りるとと反対ホーム(盛岡方面行き)にも折り返しの列車を待つのだろうか大勢の人が並んでいた。下記写真

 

はやて547号を下車しホームで小山駅行きの列車をまった。

 

駅長も人が溢れているホームまで様子を見に来た。

 

 

するとホームにアナウンスが流れ乗ってきたはやて547号がやまびこ300号となりそのまま小山駅まで行くという。

 

また乗ってきた列車に乗り込んだ。

 

予定時間18時28分を少し過ぎたころにやまびこ300号は出発。

やはりのろのろと進み小山駅には21時ころとなった。

 

下車後皆さん同じ考えと見えて東北線へと向かう。

 

時刻表でみると小山駅21時04分発の快速ラビットがある。

ぞろぞろと人波が進むので間に合うかどうかわからない。

しかし東北線も何らかの事情で少しだが遅れていた。

数分遅れの快速ラビットに乗り込めた。ほぼ満員。

 

上野駅には22時08分の到着予定

快速ラビッドは途中で遅れを取り戻し上野駅には予定時刻についた。

最終の東海道新幹線は出てしまっているので東京駅まで行き明日の新幹線に切り替えと、払い戻し請求をする予定。

 

東京駅には22時20分ころ到着

 

その結果今日の移動時間は以下となった。

 

(時刻未記入は計測できなかった駅)

酸ヶ湯温泉から東京


送迎バス 東北新幹線
  奥羽線   東北線

滞在
時間
酸ヶ湯温泉
青森
31
新青森
33
八戸
盛岡
仙台
小山
03
上野
東京
12時 30 送迎
13時 60 30
14時   01 658
M
  05 05
  20 はやて
547
乗車時間
6h
41
15時   1h
16時   51 11  
17時   1h
53
18時   04  
19時   2h
57
20時  
21時   01
  04 快速
ラビット
22時   1h
04
08
   
  20

滞在
時間
酸ヶ湯温泉
青森
31
新青森
33
八戸
盛岡
仙台
小山
03
上野
東京

 

通常は14時過ぎに新青森駅を出発すると小山駅着は以下の旅程になる。

 

新青森駅から小山駅


東北新幹線
乗車時間

滞在
時間
新青森
仙台
郡山
小山
14時 34 はやぶさ
388
  3h
59
15時 1h
46
16時 20
  25 やまびこ
65
17時   40 05
  37 なすの
280
18時   56 33

 

新青森駅を14時34分発に乗車すると小山駅着は18時33分着

合計3時間59分の乗車時間となる。

 

したがって今回は2時間42分の延着

 

24時ころ宿を探したが東京駅周辺はいっぱいで神田駅前に宿泊した。

 

新幹線架線事故に伴う払い戻しの顛末

22時30分東京駅のみどりの窓口列に並ぶ。

きっと同じ列車の払い戻しで混雑しているだろうと思ったが、その窓口に同じ列車は少なかった。

それでも窓口で問い合わせできたのは23時ころになっていた。

 

事情を説明し、とりあえず乗車できなかった東海道新幹線を明日の列車に振り替えてもらう。

そして新青森駅から東京駅までの東北新幹線延着を払い戻しできるか聞いた。

このような場合の払い戻しに詳しい担当者がいるようで、きっぷをバックヤード持ち込み長い時間相談をしていた。

 

 

「やっと結論がでました」

といって窓口担当者が返ってきた。

それで払い戻し金額は850円

ん、と思って

「2時間以上の延着ではないの」と私

「プロが見ていますので間違いありません」と担当者

「これだけの払い戻しです」ときっぱり。

 

JR東日本のプロ担当者による判断は新青森駅を出発したが途中の小山駅までは新幹線、そこからは在来線、なので新青森駅から東京駅までの特急券6930円と新青森駅から小山駅までの特急券6280円の差額850円みたいな感じだったのだろう。

もう疲れていたのでそんなものかと850円を受け取った。

 

帰ってからもう一度聞きなおそうとJR東日本にメールした。

何回かのやり取りの末に下記返信メールがきた。

「ご投稿いただきました内容から、状況を勘案させていただきまして、今回お求めいただいておりました「はやぶさ32号」の特急料金(6,930円)から、既に払いもどしをさせていただいております850円を差し引いた6,080円を払いもどしをさせていただきたく存じます。」

特急料金が全額戻ってきた。何だったんだろうね・・

 

JR東日本最後はガーラ湯沢 その4 酸ヶ湯温泉 に戻る

 

終わり

 

 

祝鉄道開業150周年2020-23年発表 4年間のJR各社の決算比較

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/greengreengrass/20220518/20220518111756.png

2023年発表(2022年度)決算は以下

2023年(発表)JR各社決算
社名 運輸収入 営業利益 利益率
JR北海道 72900 -63900 -87.7%
JR東日本 1608376 3013 0.2%
JR東海 1126724 338403 30.0%
JR西日本 764223 26091 3.4%
JR四国 20927 -18511 -88.5%
JR九州 136511 3147 2.3%
JR貨物 167101 -9294 -5.6%
 
7社計 3896762 278949 7.2%
主にJR東海の営業回復で7社合計では利益率7.2%と黒字化となった。

各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「729億円」132.1%:赤字「▲573億円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億2800万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆6084億円」128.2%:鉄道部門利益額「1406億8300万円」
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆1267億円」158.4%:鉄道部門利益額「3745億400万円」
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「7642億円」138.6%:鉄道部門利益額「839億7100万円」
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「209億円」158.3%:赤字「▲185億円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額▲220億4700万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1365億円」132.7%:鉄道部門利益額「31億4700万円」
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1671億円」110.4%:鉄道部門利益額「▲92億940万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円
  • 2023年7社
    運輸収入合計 3兆8967億02百万円 137.2%
    営業損益合計 2789億49百万円