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盲腸線1:予讃線宇和島・宇野線踏破

盲腸線

ここまで各路線を踏破したが、一駅もしくは、二つ三つの駅だけという線路いわゆる盲腸線が少し残った。

その中から今回近くの4か所を踏破した。

上図(青線は踏破路線 薄い茶色が未踏破路線)からは短い路線は見にくい。

さてどこにあるでしょう・・

 

その4か所は、

予讃線 宇和島駅-北宇和島駅間(一駅)

宇野線 宇野駅-八浜駅間(二駅)

小野田線 雀田駅-長門本山駅間(二駅)

山陰線 長門市駅-仙崎駅(一駅)

地図上に表示すると以下になる

内子線

上記4か所どこを巡るか考えた時、四国内子線が残っていたので、内子線と宇和島、宇野、を一緒に回ることにした。

 

内子線予讃線宇和島駅1

滞在
時間



03


15


24



東海道山陽線 予讃線
  本四備讃線
青春18きっぷ
7時 29 3407
M
8時 2h
00
9時 29
  32 1311
M
10時   1h
06
38
  53 マリンライナー
23号
11時   56 49
12時   13 サンポート
南風
リレー号
13時   5h
18
14時  
15時  
16時  
17時   31

滞在
時間



03


15


16

経路データ
区間
km
151.4 71.8
  67.9 194.4
所要
時間
2h00 56
  1h06 5h18
時速
km
75.7 76.9
  61.7 36.7
停車
駅数
15 5
  13 49
駅間
距離
km
10.1 14.4
  5.2 4.0
駅間
時間
8'00" 11'12"
  5'42" 6'28"

 

初日は松山道後温泉まで。

道後温泉本館は改装中ということもあり入場人数は制限され満員札止め

改装は2024年まで

そこで新館飛鳥乃湯に入湯。

宇和島

翌日松山駅から宇和島駅へ向かう。

 

2019年秋、四国高知駅から予土線そして予讃線下灘駅へ向かった。

その時もっぱら青春18キッパーだったから特急を避け各駅列車での乗り継ぎを優先と考えた。

窪川駅からの列車は宇和島駅着が15時34分。

しかしその時のダイヤでは宇和島駅15時27分発の普通列車があった。(今はない)

宇和島駅まで行けば間に合わない。しかし北宇和島駅では1分の待ち合わせで乗車可能だった。

双方列車が北宇和島駅で連絡を取っていた。

そこで北宇和島駅でホーム向い側、1分というきわどい乗換になった。

秋の乗り放題切符・台風19号に吹かれて四国流れ旅ー6番

その結果北宇和島駅宇和島駅間が残ったという次第。

今回の旅ではJR四国で販売されている内子・大洲散策パスを使った。

このきっぷは松山駅から大洲駅の間は特急自由席が乗り降り自由。

それに伊予大洲駅宇和島駅特急往復をつけ加えた。

内子線予讃線宇和島駅2

滞在
時間




4h


1h07





予讃線
  内子大洲散策パス(注) スマえき トク割きっぷ(注)
8時 宇和海
5号
10
9時 30 1h
20
55 宇和海
10号
10時 58 53
11時   昼食
散策
12時
13時
14時   53 宇和海
18号
15時   27 20
16時   27 しおかぜ
26号
17時   2h
07
18時   34
  36 いしづち
26号
  28 54

滞在
時間




4h


1h07



経路データ
区間
km
96.9
59.3 168.5
  37.6 25.9
所要
時間
1h20
58 2h07
  27 28
時速
km
72.7
61.3 79.6
  83.6 55.5
停車
駅数
7
5 11
  2 2
駅間
距離
km
13.8
11.9 15.3
  18.8 13.0
駅間
時間
11'25"
11'36" 11'32"
  13'30" 14'00"

(注)

「内子大洲散策パス」松山駅から大洲駅間の特急自由席が1日乗り降り自由3600円

「スマえき トク割きっぷ」しこくスマートえきちゃんアプリで購入できる切符

割引で松山駅-高松駅間特急自由席切符運賃は3900円だった

西予市宇和町ワラマンモス

大洲駅では武者姿で歓迎

内子駅前に保存されているC12-231

内子町内子座

内子の町並み

 

直島フェリー

次に宇野線

かってここを踏破したときにダイヤの計算を誤ったことが原因で途中の八浜駅で引返した。

計画は以下だった

その日は吉備線を回った後宇野線を踏破、同じ日に和歌山駅と和歌山市駅、一駅の盲腸線も乗車予定だった。

そこで電車も早朝に乗車し岡山駅に着いた。

ホームに着くと、予定していた瀬戸大橋線8時40分発より早い吉備線総社駅行8時36分発があった。

きっと早く回れると予定を変更しこれに飛び乗った。

当初計画とは逆に吉備線を回ったあと宇野線に向かった。

しかし茶屋町駅で宇野線列車を36分待ち、宇野線に乗車している間に、宇野駅での折り返し時間が気になった。調べると宇野駅では56分待ちと出た。

茶屋町駅での36分待ちも意外だったのでさらに宇野駅の56分待ちは大幅な遅れになる。

このまま乗り続けると和歌山に行けなくなると考え途中上下線の連絡が良い八浜駅で折り返すことにした。

(実際はそのまま乗り続けていても数分早く岡山駅に戻れていた。この時時刻表を持っていなかったこともあり岡山駅着までの時間を計算しなかった)

結果八浜駅-宇野駅間が未乗車で残った。

 

宇野線予定
当初予定   宇野線断念
京都 5:43   京都 5:43
姫路 7:57   姫路 7:57
8:04   8:04
岡山 8:24   岡山 8:24
8:40   8:36
茶屋町 8:53   総社 9:21
9:35   9:41
宇野 10:02   岡山 10:09
10:26   10:23
茶屋町 10:54   茶屋町 10:38
11:10   11:14
岡山 12:12   宇野 11:45 八浜 11:31
12:20   12:41 11:38
総社 12:51   茶屋町 13:04 茶屋町 10:54
13:00   13:09 11:10
岡山 13:36   岡山 13:29 岡山 11:30

内子散策の後松山駅から高松駅に着いた。

高松から宇野駅を目指すが、本四備讃線で行くのも芸がない。

宿のすぐ近くが高松港なのでフェリーにした。

高松港から直島宮浦港までフェリーで50分

フェリーに乗った時そんなに人は多くないと感じたが宮浦港に降り立つとフェリーから人が続々と下船した。

 

ここ宮浦港でも最高気温は34度を超えた。

そして乗り継ぐバスは町営のマイクロバス。バスも一杯。

そんなこんなもあり地中美術館を諦め宮浦港付近に滞留することにした。

そしてここから再びフェリーで宇野港に渡る。宇野港行きの次のフェリーは9時52分。

四国フェリー線
高松 8:10
宮浦 9:02
9:52
宇野 10:12
11:40
茶屋町 12:03
12:08
岡山 12:29

宇野線urara

天気が良く波が高くないからかこのフェリーの旅も快適だった。

宇野駅では1時間半待ちとなった。

暑いこともあり駅の中待合室で涼んでいた。

ところがうんと早く10時40分には列車が入ってきた。

今年7月から導入された「urara」 ぴかぴかの新車だ。

出発まで1時間、冷房の効いた車内でゆっくり過ごせた。なかなかの配慮だ。

茶屋町駅までは23分。

この時間乗客も車両に数人。

駅に居た地元の観光協会の人も云っていた、「宇野駅は直島への通過駅です」

この駅は直島を往復する人が多いのだろう。

今回集めた電子スタンプ

今回集めた鉄道150周年記念電子スタンプ 
*駅名は地図中に記載

 

次回は盲腸線2

 

祝鉄道開業150周年2020-23年発表 4年間のJR各社の決算比較

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/greengreengrass/20220518/20220518111756.png

2023年発表(2022年度)決算は以下

2023年(発表)JR各社決算
社名 運輸収入 営業利益 利益率
JR北海道 72900 -63900 -87.7%
JR東日本 1608376 3013 0.2%
JR東海 1126724 338403 30.0%
JR西日本 764223 26091 3.4%
JR四国 20927 -18511 -88.5%
JR九州 136511 3147 2.3%
JR貨物 167101 -9294 -5.6%
 
7社計 3896762 278949 7.2%
主にJR東海の営業回復で7社合計では利益率7.2%と黒字化となった。

各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「729億円」132.1%:赤字「▲573億円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億2800万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆6084億円」128.2%:鉄道部門利益額「1406億8300万円」
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆1267億円」158.4%:鉄道部門利益額「3745億400万円」
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「7642億円」138.6%:鉄道部門利益額「839億7100万円」
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「209億円」158.3%:赤字「▲185億円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額▲220億4700万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1365億円」132.7%:鉄道部門利益額「31億4700万円」
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1671億円」110.4%:鉄道部門利益額「▲92億940万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円
  • 2023年7社
    運輸収入合計 3兆8967億02百万円 137.2%
    営業損益合計 2789億49百万円