紙つぶて 細く永く

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カナリヤ

沈みゆく日本の中で

75回目憲法記念日 憲法記念日で諸兄の意見再読 加藤周一「護憲の理由」 武器の破壊力は絶えず増大し、戦争の被害はかぎりなく拡がってゆくから、もし人間社会が生きのびるとすれば、いつかは戦争をやめなければならず、いつかは世界連邦政府を成立させなけれ…

私にとっての4月30日

ついに容量がいっぱいになった。 なんのことって、hatenaの画像アップロードが制限いっぱいとなったので、画像を伴った記事はアップできない。 月が替わるとまたゼロになり画像アップが可能となる。 したがって今日一日は耳目を閉じてじっとおとなしく…

タテカンと少年と自由空間

少年にとって:自由空間 小児科医であった松田道雄の1973年の著作に、「自由を子どもに」という本がある。彼は、この中で彼が名付けた「自由空間」という概念について述べている。 みんなたいへん自由になりました。自由になっていいことはたくさんあり…

政権交代論への疑問

共産党の「現実路線」は表面で見えるものとは異なり、深く静かに進行し相当なもののようだ。しかし、それにも関わらず予想もしなかった「前原の計算ミス」によって現実路線は大きな実を結実することにはならないかもしれない。 選挙結果によって、与党野党の…

親の遺産

たとえ河野太郎であれ、二世議員であれば何らかの「遺産」は付きまとう。そして果たしてこの継承が日本にとってのプラスなのだろうか? 王氏、河野氏に「あなたの発言に失望」 父親に言及の後:朝日新聞デジタルUSAのトランプしかり、サウジアラビアしか…

小さな危機の接近をも拒否することが必要なのか

戦艦に乗っていて、正体不明のボートが接近してきた、戦艦は警告を発するがボートは停まらない。まさしく「危機」だろう。しかしこれは危機管理をすべき危機だろうか。このような「危機」をも回避するようにシステムは整備されなければならないのだろうか。…

相手になるな

曽野綾子という人が「出産したら女性は会社をお辞めなさい」というおせっかいなことを言っているのはその週刊誌の新聞広告で知っていた。私は曽野綾子という人が「またいっている」と感じた。旧来から夫婦ともに権力べったりの姿勢が何か私の感性に合わなか…

言葉

「政治において必要なのは、美しさではなく、論理と合理である(山口二郎)-http://www.yamaguchijiro.com/-「それを楽しむ人と愛する人は同じではない」-「音楽」(プルーストの観察)吉田秀和-

村上春樹:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文

「非現実的な夢想家として」 僕がこの前バルセロナを訪れたのは二年前の春のことです。サイン会を開いたとき、驚くほどたくさんの読者が集まってくれました。長い列ができて、一時間半かけてもサインしきれないくらいでした。どうしてそんなに時間がかかった…

何度でも喚起する

新聞報道によると関西電力管内でも、原子力発電の定期検査後再稼動できない可能性が出て来たことで今夏の電力不足が心配される事態となった。 * そこでJR西日本さんよ、下記善意ある車内放送をし省エネを乗客に促そう。 「いま日本は省エネ、電力削減の必要…

原発被災を乗り越えて『愛国者』は進軍する

【ロンドン=橋本聡】英紙インディペンデントは8日、東京都の石原慎太郎知事が同紙とのインタビューで、中国の脅威に対抗するため、日本は核兵器をつくるべきだとの見解を述べたと報じた。 記事は石原氏が、日本は1年以内に核兵器を開発することができ、世…

東日本大震災

東京大学大学院の学者は、立ち居地を変えた。今回の福島第一原発について保安院が発表した、国際原子力事象評価尺度で「レベル5」に相当というコメントに何の反省も無く、以前の自身のコメント「チェルノブイリやスリーマイル島とはレベルが違う」に言及す…

福島原発の対応

学者は現在の状況把握を述べるだけでは済まない。 *正しい現在の状況、特に数値情報を把握することは必須である。第一しかし、事故によってこれから進む方向を示唆できるのは、知識に長けている、あなたたちなのだ。第二「現在はこのレベルであり、スリーマ…

新聞

新聞関連で想いつくまま・・朝日新聞がリコーと共同でLANでWebと結ばれたリコー製複合機に記事を配信するそうである。電子記事なので紙がいらないインクが要らない、また輪転機も不要コスト削減につながる。読者(企業・官庁がターゲットのよう)にとっては…

失楽園

武力によって敵を制するものは、その半ばを制するにすぎない。 ミルトン-失楽園-

新聞の行く末

よく新聞で、ことになった後で、書かれている記事が気になることがあります。「そうなんです、相撲界では地方巡業は興行なので、地元の顔役にお世話にならなければならないすなわち裏社会との交渉実態があるんです」という事件になってから書く記事です。判…

新聞社の存在意義

瓦版と呼ばれた時代から、活字ニュースの主流としての今日まで変化しながらも新聞社は新聞を発行してきました。ラジオ、テレビの登場や、週刊誌時代も棲み分けという手法で地歩を築き確かに読まれ続けました。しかしインターネット・ブロードバンドの登場に…

今日の言葉

吉田松陰 彼には詩人の気質があって、政治家の天性はなかった。時代が詩人を政治状況の中にまきこんだのである。そのことから現実主義に媒介されない政治的理想主義が生じる。それが孤独をうみさらに先鋭化する。最後の行動は、もはや政治的な面においてでな…