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WBCキャンプをかすめてー九州完乗ー その9 北部九州網目路線

昨年末のクリスマス寒波で断念した未踏路線の旅、南に向けて出かけた。

前回までに九州南部から熊本・長崎・伊万里・唐津を経て博多へ出てきた。

九州北部

ここまでで九州北部の未踏線は以下の図になる。

これを残り2日で回る。

旅行前の計画はいわば網目のような路線を効率よくダイヤを組んで回る、パズルのような楽しみだ。

そこでこの網目状を回るための工夫が始まった。

最初の一つは筑肥線で博多駅までのところを香椎線の宇美駅香椎駅間まで足を延ばした。

また実際の行程では唐津駅では早くなるダイヤを見つけた。

この付近、唐津駅から西唐津駅の時刻表は唐津線と筑肥線でページが異なる。

それで見落としていたらしい。当初予定との差は以下になる。

その結果最終的に博多駅着が40分も早くなった。

路線名

  計画 修正
唐津線 唐津 14:23  
14:48 14:30
西唐津 14:52 14:33
筑肥・地下鉄 15:13 14:45
博多 16:45 16:12
篠栗 17:08 16:22
長者原 17:20 16:34
香椎線 17:30 16:47
宇美 17:46 17:05
17:59 17:19
香椎 18:31 17:51
鹿児島線 18:35 17:55
博多 18:46 18:07

 

この九州北部エリアにはそもそも列車本数の少ない区間がある。また日田彦山線は災害で代行バスの運行となっている。

地図では見にくいが新幹線の一部に博多駅から博多南駅までの博多南線もある。

困難なダイヤから挑戦することにした。

筑豊線の原田駅を発着するダイヤは一日に上下9本計18本

日田彦山線の代行バス区間は下り9本上り8本となっている。

博多で一泊のあと北部網目路線踏破に出かけた。

原田駅発6時59分は早すぎるので候補は2本9時27分発と11時発になる。

 

原田駅発着
上穂波 原田 上穂波
6:24 6:48
  6:59 7:23
7:39 8:02
  9:27 9:53
10:26 10:49
  11:00 11:23
13:26 13:50
  13:55 14:19
14:34 14:58
  15:58 16:22
16:51 17:14
  17:18 17:43
17:57 18:20
  18:25 18:50
19:04 19:27
  20:18 20:43
21:06 21:30
  21:40 22:04

次は9時27分までに回るところを探す。

そこで博多駅博多南駅を検討すると博多駅7時42分発で往復が出来る。丁度いい。

そこで下表の行程となった。

 

五日目博多駅から博多南線・日田彦山線

滞在
時間




16


17


05


01


14


11



博多南線 筑豊線
鹿児島線   鹿児島線
自由時間きっぷ
7時 42 775
A
8 50
8時 2806
A
06
16 10
40 4223
M
9時 30 10
  27 6629
D
  10 57
10時   02 4622
M
  25 27
  28 628
H
  20 48
11時   02 6644
M
  16 18
  6647
M
29
  45 16
12時   08 3222
M
  25 33

この予定で回った。

博多南線

博多駅発朝7時42分発の博多南駅行は都心ではなく逆向きの通勤経路なので車両に30人程度の乗車だった。

しかし博多南駅で下車すると折り返しに乗る予定の通勤客が改札前に長蛇の列でびっくりした。

そして折り返しの2806Aは通路まで満員。都会の通勤列車だった。

博多駅から原田駅。

九州では「原」を「はる」と発音する地名が多い

原田駅からは6629D・キハ40ディーゼルになる。

ところがタイトな日程のなか行程を進む中で下車駅を間違った。

直方駅から折尾駅まで乗車する4622Mを、途中の新飯塚駅で下車してしまった。

翌日の行程で新飯塚下車があり頭に刷り込まれていたのだ。

離れる列車の後ろを眺めながら「あーっ」と今回初日の肥薩おれんじ鉄道を思い出した。

肥薩おれんじ鉄道の顛末はこちら

復旧の方法があるだろうか・・

時刻表をめくり復帰方法を探した。ともかく次の列車は15分後に来る。その間で解決策を考えないと。

ばたばたした中でその解決法があった。

次の列車(もしくはその次の快速でもOK)で新飯塚駅から直方駅へ行く。そして直方駅で乗り換えた列車は直接若松駅まで行く。

折り返しは1本遅い列車がほぼおなじ間隔であった。

若松駅からの折り返しで折尾駅着が6分遅い12時14分になる。

すると折尾駅発12時27分の特急ソニック21号があった。これで小倉駅着が12時40分となり当初計画より7分遅いが予定の日田彦山線12時47分発に間に合う。

ほっとした。

五日目博多駅から博多南線・日田彦山線

滞在
時間




16


17


05



35


03


13


12



博多南線 筑豊線
鹿児島線   鹿児島線
自由時間きっぷ
7時 42 775
A
8 50 新幹線区間でも120km制限あり
8時 2806
A
06
16 10
40 4223
M
9時 30 10
  27 6629
D
  30 57
10時   02 4622
M
  09 11
  変更ダイヤ
  46 4624
H
11時   15 01
  04 6646
M
  43 47
  6649
M
59
12時   14 15
  27 ソニック
21
  13 40

滞在
時間




16


17


05



35


03


13


12

経路データ
区間
km
8.5   7.7   10.8
19.7   12.8 19.1
  20.8   24.8
所要
時間
08   09   15
30   15 13
  30   43
時速
km
63.8   51.3   49.8
39.4   51.2 88.2
  41.6   34.6
停車
駅数
1   3   5
10   5 2
  4   12
平均
駅間
km
8.50   2.57   2.16
1.97   2.56 9.55
  5.20   2.07
駅間
時間
8'00"   3'00"    
3'00"   3'00" 6'30"
  7'30"   3'35"

福北ゆたか線(筑豊・篠栗・鹿児島線にまたがる路線の愛称)
この日集めた鉄道150周年記念電子スタンプ   



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祝鉄道開業150周年2020-22年発表 3年間のJR各社の決算比較

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各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億8300万円
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲220億4700万円
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円