紙つぶて 細く永く

右の「読者になる」ボタンをクリックし読者なっていただくと記事更新時にお知らせが届きます。

}

WBCキャンプをかすめてー九州完乗ー その10 日田彦山線BRT

10

昨年末のクリスマス寒波で断念した未踏路線の旅、南に向けて出かけた。

未踏路線も残りわずか数%、つまり200kmほどになったので廃線になるまでと出かける。

前回までに九州南部を経て長崎、西九州新幹線、唐津を経て博多まで来た。

WBCキャンプをかすめてー九州完乗ー その1鹿児島 - 紙つぶて 細く永く

今日のルート

日田彦山線

博多駅から新幹線の路線博多南駅を往復し原田駅そして筑豊線で直方駅、若松駅を目指した。

新飯塚駅でハプニングはあったがなんとか無事若松駅までたどり着いた。

筑豊といえば石炭

若松駅に着くと旨そうな駅そば店があった。12分であわててかけ込んだ。

東筑軒若松うどん店

若松駅から折尾駅に戻り、折尾駅着が12時14分、そして特急ソニック21号が12時27分発小倉駅着12時40分。13分間の乗車。

小倉駅からは日豊線経由で城野駅から日田彦山線に入る。

五日目小倉駅から日田彦山線・日田駅経由博多駅

滞在
時間


23


07





25


09


29




鹿児島線   久大・鹿児島線
  日豊・日田彦山線
自由時間きっぷ
12時 27 ソニック
21
13 40
  47 949
D
13時   1h02 49
14時   14 951
D
  14 28
  37 代行
バス
15時   1h46
16時   23
  52 ゆふ
74
18時   1h18 10

滞在
時間


13


07





25


09


29


経路データ
区間
km
19.1 9.5 83.3
  36.1 37.7
所要
時間
13 14 1h18
  1h02 1h46(1h22)
時速
km
88.2 40.7 64.1
  34.9 21.3(27.6)
停車
駅数
1 4 3
  13 *22(11)
平均
駅間
km
19.10 2.38 27.77
  2.78 1.71(3.43)
駅間
時間
13’00” 3'30" 26'00"
  4'46" 4'49"(7'27")

*注意:()内は添田駅・日田駅間通常運行の場合

折尾駅は結構大きな駅だった。

折尾駅

そこで本日の経路で乗降客を調べると折尾駅は31523人結構な人数だ。

(コロナ前2018年の一日当たり乗降客数)

駅名 JR 路線 2018年
博多 九州旅客鉄道 鹿児島線 252,957
博多南 西日本旅客鉄道 博多南線 15,664
原田 九州旅客鉄道 筑豊線 8,005
桂川 筑豊線 3,686
新飯塚 筑豊線 8,955
直方 筑豊線 6,645
若松 筑豊線 2,397
折尾 鹿児島線 31,523
小倉 鹿児島線 72,514
田川後藤寺 日田彦山線 1,707
添田 日田彦山線 265
彦山 日田彦山線 16
筑前岩屋 日田彦山線 17
大行司 日田彦山線 41
日田 久大線 1,263

折尾駅からは特急ソニックに乗り13分小倉駅で下車。

乗継時間7分、12時47分発の949Dで日豊線城野駅経由日田彦山線で田川後藤寺駅まで行く。

田川後藤寺駅

 

日田彦山BRT

田川後藤寺駅から添田駅に着いたとき、添田駅前は広大な空き地になっていた。

なんでも日田彦山線はBRTとなることが決定しているようだ。

 

日田彦山線ひこぼしBRT「平成29年7月 九州北部豪雨」により被災した日田彦山線添田駅~夜明・日田駅間について、 BRT(バス高速輸送システム)で復旧することが決定しました。
 日田彦山線BRT ひこぼしラインでは、彦山駅~宝珠山駅間の線路敷地を「専用道」に整備すると共に、 添田駅~彦山駅及び宝珠山駅~日田駅間については、 地域住民の生活圏に近い「一般道」を走行することで、利便性の向上を図ります。
 今後も地域の皆さまのご協力を頂きながら、 2023年8月28日(月)の開業に向けて準備を進めてまいります。(JR九州HPより)

工事中のためか代行バスの乗り場が見つからない。

現在(2023年2月)バス停は駅舎前にあったが案内らしきものは見当たらなかった。

添田駅近くにJR九州の職員らしき数人がいたので乗り場を教えてもらった。

代行バス

代行バスは添田駅から日田駅まで通常運行では1時間22分のところを1時間46分かけて走る。

バスルートを見ると彦山駅と筑前岩屋駅の間が路線より大きく離れている。

4.4kmの釈迦岳トンネルを迂回しているためだ。

このトンネル区間を専用線としてBRTが走る。

BRT添田駅彦山駅間と筑前岩屋駅日田駅間は線路近くの一般道を走る予定とのこと。

代行バスは彦山駅から迂回し東峰村小石原庁舎(旧小石原村役場)と宝珠山庁舎(旧宝珠山村役場)を経由して一旦大行司駅にでる。上図赤点線

そして筑前岩屋駅まで線路沿いの道を北上。同じルートで南下し日田駅を目指した。

代行バスの停車は22か所だったが殆ど乗車は無し。

最後の方で大鶴駅から夜明駅まで一人の乗客がいた。

添田駅から結構な時間がかかった。そして夜明駅付近になると展望が広がり目の前を三隈川が流れていた。

日田駅には16時23分に到着。博多駅行きの特急ゆふ74号を待った。

この駅の待合に近くに住む幼い兄妹の鉄道ファンがいた。母親と列車を見に来たという。鉄道が大好きらしい。

待ち時間の間に一言二言ことばを交わした。

特急ゆふいんの森が好きでこの列車を主に見に来るという。しかし今日は特急ゆふいんの森ではなく特急ゆふ74号だった。

また明日ゆふいんの森を見に来るのだろう。


日田は元天領で木材生産で豊かな土地だった。

駅舎にも特産の木がふんだんに使われていた。

待合室の椅子 誰でも座れます

WBCキャンプをかすめてー九州完乗ー その11平成筑豊鉄道 に進む

 

WBCキャンプをかすめてー九州完乗ー その9 北部九州網目路線 に戻る

 

祝鉄道開業150周年2020-22年発表 3年間のJR各社の決算比較

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/greengreengrass/20220518/20220518111756.png

各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億8300万円
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲220億4700万円
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円