運行路線完乗
今回また富山にいった。
第一の目的は新線となった北陸新幹線金沢駅から敦賀駅まで延伸した路線踏破。
これでJR西日本全線踏破となる。
前回の全線乗車 JR東日本最後はガーラ湯沢 その1
いまのところJR発足時(1987年)の運行路線21206.2kmは全線乗車
(残るは災害により運休しているJR九州の肥薩線86.8km)
鉄道王国富山
ところで富山県は全国でも有数の鉄道王国
面積当たりの線路延長kmは東京・大阪・神奈川そして4位富山となる。
5位の埼玉よりも線路は蜜だ。
JR西日本氷見線・城端線・高山線・北陸新幹線、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道、万葉線、立山黒部貫光鉄道など多くの鉄道が活躍する。
とやま一日乗り放題きっぷ
その富山県では県主導で富山地方に「とやま一日乗り放題きっぷ」が発売されている。
対象路線は下図のエリア
以前も利用したが現在は上記のような路線になっている。
以前2018年に富山へ行ったときは下図の路線だった。
大きな違いは2018年では射水市コミュニティバスが岩瀬浜(富山市)から越ノ潟まで走っていた。上図右上に青い線で記載がある。
なので富山駅から岩瀬浜、そして射水市コミュニティバス(海王丸パーク・ライトレール接続線)で越ノ潟駅さらに万葉線で高岡駅そこからあいの風とやま鉄道で富山駅とぐるっと一周ができた。
それが売りだったので今回そのコースを回ろうと、富山駅バス案内所で「とやま一日乗り放題きっぷ」を使ってぐるっと万葉線まで行けるか聞いてみた。
なんと射水市コミュニティバスの路線がなくなっていた。
新湊大橋まで行けない。
堀岡から越ノ潟までは富山県営フェリーが往復しているので、なんとかそれに乗ろうと堀岡までのバスルートを聞いたところ富山地方鉄道バスが行くようだった。
その路線 下図青い線
上図の赤い点線は1980年まで走っていた富山地方鉄道射水線
それに近いルートで富山地鉄バス(青い実線)が走っている。
これに乗車。
路線名は布目経由富山~新港東口線 運賃は富山駅から新港東口まで820円
富山地鉄バスは「とやま一日乗り放題きっぷ」の対象外
富山駅からいったん南下し富山大学前から北へ。
バスは40分ほどで新港東口に到着
この日は少し風が強く、堀岡発着場からの県営フェリー(無料)は運行停止だった。
新湊大橋
しかたなく新湊大橋を歩いて渡る。
これを渡ります。
風で少し揺れています。
主塔に登るエレベーターで魚津から歩いてきたという若者の一団と出会った。
魚津から氷見まで沿岸に沿ってウォーキングルートがあるらしい。
調べると全長49.7km、11時間少しで歩けるようだ。
彼らに「高所恐怖症のひとはいない?」と聞いてみたら何人かが手を挙げた。
しかし彼らは空中の橋げたをすたすたと歩いて行く。
橋げた通路は十分高い。下を見ることができない。
歩いたのは10分ほど
やっとの思いで対岸で降りると海王丸パークが見えた。
見返してみても橋は十分高い。
越ノ潟にはこの日の風による白波が打ち寄せていた。
万葉線
越ノ潟から万葉線。
乗った電車は「志の輔車内アナウンス号」だった。
なぜか富山 上 - 紙つぶて 細く永く (このページでアナウンスが聞けます。)
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万葉線は越ノ潟駅から坂下町駅まで乗車
坂下駅近くの鳳徳山大仏寺境内に高岡大仏がある。初めて訪れた。
駅から5分ほど。
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富山一周だったが高岡駅からはあいの風富山鉄道とIRいしかわ鉄道に乗り金沢駅へ
運賃870円
金沢駅からは帰り再び新幹線。