国勢調査2015
JR路線は全国のどのようなところを走っているのか、人口分布を見てみよう。
と思い直近の国勢調査2015データをダウンロードした。
現在問題になっている、総務省統計局だが大変親切に教えていただいた。
官僚は悪くない!
(都合のいい忘れ方をしなければ・・)
まず統計も提供の方法が日進月歩かわっているようで、古いweb解説資料は参考にならない。
今直近となる2015年国勢調査。そのデータ資料はここにある。
上図の赤矢印「地図でみる」をクリックする。
青矢印付近をクリックし下記のようなメインのデータに入り込むと何がなんだか訳が分からなくなること請け合いだ。
ここは「地図で見る」ためのデータなのでこのバナーから入るのが正しい。
(と設計されている)
埋め込まれたフェイント
そして次にも、フェイントが作ってある。
よく見るとドロップダウンリストに統計データのダウンロードと境界データのダウンロードがある。
ん、これは統計データをダンロードし、その上で境界データをダウンロード、あとは地図ソフトの上でつなぎ合わせればOK,と考える。
しかしことはそう簡単ではない。
境界データ(上記は北海道)の項目は上図よりさらに下に続く。数えると35あった。
そのトップに「KEY_CODE」とある。
そして同じく北海道の統計データの項目は11、ここにも一番上に「KEY_CODE」とある。
この二つを統合のキーIDとすればいいだろう(とだれしも思う)
さっそく「統計データ」と「境界データ」を46都道府県ダウンロードし、そしてこのベクタレイヤの統合をした。
結果、結合は起らなかった。
正確にいうと、「境界データ」に結合させた「統計データ」の項目は「NULL」表示だった。
そこで境界データの「KEY_CODE」と統計データの「KEY_CODE」は同じではないと推理した。
(いちいち照合は手間なので・・)
ここからが総務省統計局になる。
部署に電話して聞いてみた。
担当者「あ、たしか境界データに人口もくっついていたのでは」
ということだった。
そしてよく見ると、境界データ項目数35のしたから5個目くらいに「JINKO」とあった。
なんだ、境界データだけでいいのだとなった。
結果がこちら
これって境界データというネーミングがよくないのでは。
REMEMBER3.11