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日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 48 北海道鉄道冬紀行4

釧路湿原

JTBではJR北海道・北海道各地フリー切符を販売している。その中で道東フリーキップを買い求めた。

そして丁度実施されていた北海道ふっこう割を使って、12月念願の冬の北海道鉄道旅行に出かけた。

いよいよ冬紀行その4回目

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釧路駅

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釧路からは3728Dキハ54 ルパン三世のラッピングがされていた。

調べると花咲線で走る、「ルパン三世」ラピング列車だった。「ルパン三世」の作者モンキー・パンチは花咲線の沿線にある浜中町出身。

その列車が釧網線にも乗り入れている。

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釧路発8時57分  キハ54しれとこ摩周号で知床斜里まで行く。

1両編成となっている。

この列車も満席だった。

しれとこ摩周号
駅名 時間 釧路から 備考
釧路 8:57 0km  
東釧路 9:01 2.9km  
遠矢 9:08 10.3km アイヌ語のトヤ(沼の岸)に由来
釧路湿原 通過 17.6km 湿原の中にある
細岡 通過 20.0km  
塘路 9:27 27.2km アイヌ語のトオロ(沼・の所)に由来
茅沼 9:34 34.2km タンチョウの駅
標茶 9:47 48.1km アイヌ語のシペッ・チャ(大きな川のほとり)に由来
磯分内 9:57 58.7km  
南弟子屈 通過 65.2km アイヌ語のテシカ・カ(岩盤の上)に由来
摩周 10:11 73.4km なかなか興味が尽きない摩周湖
美留和 10:20 82.1km 千年村の一つ これもアイヌ語源だろう
川湯温泉 10:28 89.3km 駅からの雪原歩きがお薦めらしい
10:43 103.8km  
札弦(サッツル) 10:51 112.1km アイヌ語のサクル(夏・道)に由来
清里町 10:59 119.9km 星空の町
南斜里 通過 125.0km  
中斜里 11:06 127.2km  
知床斜里 11:12 131.8km  

 

途中茅沼駅でインバウンドだと思われる中国の女の子がひとりだけ降りた。

インバウンドで単独行動というのは珍しい。

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鉄路は湿原を避けて敷設された

タンチョウを観に行くのだろう。

近年はインバウンドの旅行形態も変わっているのかもしれない。

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www.sankei.com

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釧路川

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塘路付近

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釧路湿原とあって多くがカメラを構えている。この付近移動をすると前後の写真ポイントに辿りつけない。

知床半島

11時11分知床斜里着、ここで下車。駅前から斜里バスでウトロに向かう。

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本日の行程

ウトロへの道はオホーツク海に沿って走る。オホーツクといえば流氷だが12月にはまだ来ない。

流氷はアムール川から流れ来る。オホーツク海の流氷はアムール川産

しかし、冬のオホーツクだ寒いに決まっている。

12月さすがにまだ流氷はないが、冬の荒海でサーフィンをしていた。

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北海道鉄道冬紀行5 に続く

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2017年
  • JR北海道の年間赤字「▲525億7600万円」
  • JR四国の年間赤字「▲119億0900万円」
  • JR東海東海道新幹線の年度利益額「5398億6000万円」

REMEMBER3.11