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QGIS電子地図操作 第19回 国勢調査を表現

国勢調査2015

JR路線は全国のどのようなところを走っているのか、人口分布を見てみよう。

と思い直近の国勢調査2015データをダウンロードした。

現在問題になっている、総務省統計局だが大変親切に教えていただいた。

官僚は悪くない!

(都合のいい忘れ方をしなければ・・)

まず統計も提供の方法が日進月歩かわっているようで、古いweb解説資料は参考にならない。

今直近となる2015年国勢調査。そのデータ資料はここにある。

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上図の赤矢印「地図でみる」をクリックする。

青矢印付近をクリックし下記のようなメインのデータに入り込むと何がなんだか訳が分からなくなること請け合いだ。


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ここは「地図で見る」ためのデータなのでこのバナーから入るのが正しい。

(と設計されている)

 

埋め込まれたフェイント

そして次にも、フェイントが作ってある。

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「地図でみる」のドロップダウンリスト

よく見るとドロップダウンリストに統計データのダウンロードと境界データのダウンロードがある。

ん、これは統計データをダンロードし、その上で境界データをダウンロード、あとは地図ソフトの上でつなぎ合わせればOK,と考える。

しかしことはそう簡単ではない。

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境界データ(上記は北海道)の項目は上図よりさらに下に続く。数えると35あった。

そのトップに「KEY_CODE」とある。

そして同じく北海道の統計データの項目は11、ここにも一番上に「KEY_CODE」とある。

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この二つを統合のキーIDとすればいいだろう(とだれしも思う)

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さっそく「統計データ」と「境界データ」を46都道府県ダウンロードし、そしてこのベクタレイヤの統合をした。

結果、結合は起らなかった。

正確にいうと、「境界データ」に結合させた「統計データ」の項目は「NULL」表示だった。

そこで境界データの「KEY_CODE」と統計データの「KEY_CODE」は同じではないと推理した。

(いちいち照合は手間なので・・)

ここからが総務省統計局になる。

部署に電話して聞いてみた。

担当者「あ、たしか境界データに人口もくっついていたのでは」

ということだった。

そしてよく見ると、境界データ項目数35のしたから5個目くらいに「JINKO」とあった。

なんだ、境界データだけでいいのだとなった。

結果がこちら

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これって境界データというネーミングがよくないのでは。

人格の完成は真理と正義を愛し、個人の価値を尊ぶことである。

REMEMBER3.11