紙つぶて 細く永く

右の「読者になる」ボタンをクリックし読者なっていただくと記事更新時にお知らせが届きます。

}

peter barakan

雪の一日

今日は雪の一日だった。

始まりも雪で、車で出かけた。

午前8時過ぎ、少し早く職場に着いたので、しばらく時間稼ぎにウィークエンドサンシャインを聴いていた。

DJバラカン氏が「次の曲は京都府のAさんから、エルトンジョンのSixty Years Onです」

そして、Aさんからの便りが読まれた。

Aさんは医者から余命3ヶ月と宣告されたようだ。

淡々と便りを読む、バラカン氏。

リクエストしたAさんはこの番組の常連らしく、便りには「これが最後のリクエストになります」と書かれていた。

「残念ですが」とバラカン氏。

いつの時だったか12月8日のジョンレノン忌の番組を思い出した。

 

月に寄り添う金星 - 紙つぶて 細く永く

番組では軽井沢離山房でジョンの子息ショーンとすごした時のことや、ジョンが好んでいたうなぎ屋でのファミリーな様子を、リスナーからの投書で紹介していた。

声をかけられずそばで見つめていたというその文章から、在りし日のジョンの日本での様子がとてもよく実感できた投書でその番組構成上の白眉だったことを思いだした。

 *

エルトンジョンのLP「Elton John」はかまやつひろしの推薦LPレコードだった。

調べると1970年の発売。

www.youtube.com

この世はまさに無常という古来の感覚をなぜこの番組で体感できるのだろう。

不思議だ・・

人格の完成は真理と正義を愛し、個人の価値を尊ぶことである。

REMEMBER3.11