みえ12号で松阪まで戻る。
多気ではなく松阪まで戻るというのは、事前にストリートビューで多気駅周辺を見ると多気駅は、どうやら町の中心ではなく少し外れにある。駅前にコンビニ程度しかなかった。
みえ12号は多気駅に12時37分に着くそして紀勢線新宮行きは13時22分発45分の待ち合わせ。この多気駅で45分をいかに過ごすかを考えると・・。
一方松阪の場合、みえ12号は松阪駅に12時46分に着くそして紀勢線新宮行きは13時03分発17分の待ち合わせ。それで松阪まで戻った。
松阪発13時03分発925C多気13時13分着
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JR東海エリアの紀勢線は電化されていないので新宮までは気動車になる。
多気駅13時22分発331C新宮着17時04分
尾鷲で22分の特急待ち。時間を利用しぶらっと駅前に出た。その後南紀5号が追い越していった。
さて新宮から先である。私がWeb時刻表検索でよく使う下記「HyperDia」そして「NAVITIME」で事前に検索したところ、
HyperDia | 乗換案内 路線検索 時刻表 旅費精算 通勤費 ダイヤ作成なら
いずれも新宮到着17時04分、出発18時06分でで約1時間待ち合わせ。
これを何とかしたいと、そこでJR東海HPで新宮駅の時刻表を見ると17時06分に紀伊田辺行きがある。その差2分。
ホームが遠く離れていると間に合わないかもしれない。
不備をじゅうじゅう承知の上でJR東海HPで新宮駅の情報を探すが、やはり新宮駅構内図は掲載されていない。ここは新幹線オンリーの会社らしい。
そこでやっぱりたよりになるJR西日本とJR西日本のHPを検索、さすがに掲載されていた。
ホームは2面で1ー3番線に分かれている。これなら大丈夫と、17時06分発に決定。
那智勝浦町にはJRの駅が8つある!。そのうちの一つ紀伊天満駅で下車。那智駅ー紀伊天満駅ー紀伊勝浦駅、3駅の駅間距離は2.1kmとなっている。宿を予約した時にフロントの案内で「紀伊天満駅が最寄りです」と説明された。
(国土数値情報を元にBlog主が加工)
降り立つと紀伊天満駅は単線の1面1線しかない駅だった。
この形状や、距離2.1kmの間で駅が3か所もあるということはきっと近年に追加でつくられた駅に違いないと思った。
ところが驚くことにこの「紀伊天満」駅には古い歴史があった。1912(大正元)年12月4日 新宮鉄道の三輪崎駅から勝浦駅(現在の紀伊勝浦駅)までの開通に伴い、那智口駅(なちぐちえき)として開業、とある。
この地に新宮鉄道という鉄道があったようだ。
鉄道は深い。
紀伊天満駅横には(写真左から)「地主社」「八幡社」「天満社」があった。ここから駅名が紀伊天満になったのだ。
またこの境内にはホルトノキの根がクスノキを抱きかかえている巨木がありご神木となっている。
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泊まった宿では企業グループとして近くの宿の温泉が利用できるとのこと。夏らしい雲の下数百メートル先まで早速汗を流しに出向いた。
ひと風呂の後、やはり勝浦はまぐろ。
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