紙つぶて 細く永く

2014年6月以前の記事は旧Blog(OCN)からinportしたものそのままです。鋭意改善中です。<(_ _)>

青春18きっぷの車窓から 「紀伊半島一周」3

「汽車」の旅、いや列車の旅は、流れる風や、行きすぎる風景、響くレール音等があいまって一種の感性に共鳴する。それがないと鉄道への興味に乗れないのかもしれない。
紀伊天満を出発した列車音に乗せながらどうぞ。

soundcloud.com


紀伊半島には歴史がある。私的には空海高野山紀伊との繋がりに入る。すると紀伊半島には千年の歴史、かつ唐にも及ぶ歴史となる。

紀勢線の歴史 三重県亀山から紀伊半島を回り和歌山県和歌山市に至る路線 路線距離384.2km 駅数96 1959(昭和34)年7月15日全通
  • 亀山ー津 1891(明治24)年 関西鉄道として開業
  • 津ー相可口(現:多気) 1893(明治26)年 参宮鉄道として開業
  • 新宮ー紀伊勝浦 1912-13(大正1-2)年 新宮鉄道として開業
  • 多気ー尾鷲 1934(昭和9)年 紀勢東線として開通
  • 和歌山(現:紀和)ー紀伊木本(現:熊野市)1934(昭和9)年 紀勢西線として開通
  • 1959(昭和34)年7月15日全通

宿の朝食はバイキングではなく用意されていた美味しかった。そして時間も6時30分からと出発に間に合った。紀伊天満から和歌山へ行く。

紀伊天満発7時16分2324M9時23分紀伊田辺

f:id:greengreengrass:20170826113318j:plain

この時間が紀伊天満駅の始発列車だった。

f:id:greengreengrass:20170826105414p:plain

(国土数値情報を元にBlog主が加工)

f:id:greengreengrass:20170826110821j:plain

f:id:greengreengrass:20170826110957j:plain

f:id:greengreengrass:20170826111147j:plain

f:id:greengreengrass:20170826112055p:plain

田辺駅では40分ほど時間があった。

f:id:greengreengrass:20170826140422j:plain

待っている間に上下の特急が過ぎて行った。

f:id:greengreengrass:20170826140649j:plain
下り特急くろしお12号2062M

f:id:greengreengrass:20170826140918j:plain
上り特急くろしお1号283系電車オーシャンアロー51M

紀伊田辺発10時06分2352M10時51分御坊着

f:id:greengreengrass:20170827113304j:plain

f:id:greengreengrass:20170827113704j:plain

御坊駅に停車していた紀州鉄道KR301宮古姫。

https://mainichi.jp/articles/20160203/ddl/k30/020/479000c

f:id:greengreengrass:20170826142617j:plain
往年の出張ではこの辺りの景色を眺めながら・・。

f:id:greengreengrass:20170827104538j:plain

f:id:greengreengrass:20170826143009j:plain

御坊11時02分発336M12時10分和歌山着

丁度昼なので和歌山駅で昼食そして土産を買った。

ここからは和歌山線経由。和歌山からは紀の川沿いに高野口、橋本、五条、高田と経由し王寺で関西線につながる。

和歌山発13時55分456M16時40分王寺着

 

f:id:greengreengrass:20170828092308j:plain

 昔奈良県五条市和歌山県新宮市を結ぶ鉄道の企画があった。五新線と称され当時は盛んだった吉野杉木材を運び出すことを主目的に1939年一旦は工事が開始された。しかし木材需要が減ったことや、太平洋戦争、そして戦後も経済情勢の悪化等で結局は完成しなかった。いわゆる未成線だ。

www.gojo.ne.jp

上記サイトにもルートがあるが、このエリアには現在も南北に貫通する鉄道はもちろん幹線道路がない。

 東京から南紀へは新幹線利用でも4時間5時間半ほどかかり、時間的には東京から鹿児島中央とほぼ変わらない。
この計画が実現していれば京都奈良から南紀への最短ルートとなった。

時刻表を眺めていて、高田駅から桜井線が出ていることに気付いた。こういう時にこそマイナーな線に乗車できると、高田駅で下車し桜井線に乗った。
 和歌山線で和歌山から見かけていたが同年配のご夫婦が同じく桜井線にも乗ってきた。このような場合は多分、同じ青春18キッパーである。同様に青春18キッパーらしき乗り換えが多く見られた。思ったより同趣味人は多いものだ。

f:id:greengreengrass:20170828094803p:plain

(国土数値情報を元にBlog主が加工)

高田駅には16時08分に着く。桜井線の列車接続は上手くできていた。

高田駅発16時13分560S17時01分奈良着

待ち合わせ時間5分。和歌山線は1番線に着き、隣のホーム3番線まで跨線橋をぞろぞろと移動。
高田駅発560S2両編成ワンマンカーには思った以上にたくさんの乗客だった。途中桜井駅や天理駅など乗降客でも頻繁に乗降する。

夏の空調今回の列車でもすべて空調が効いていた。往時では考えられない便利さだ。
古い話だが10年ほど前列車で車掌にたずねたことがある。「寒いので空調の調整はできますか?」その時の返事だと空調は3段階高中下くらいにわかれていて、「1段高くしてみます」とのことだった。結果は少し変わった程度だった。
 今回紀伊天満駅から乗った2323Mは思いっきり寒かった。一方高田駅から乗った560Sは空調が回っているのだが、思いっきり暑かった。列車は立っている人が出るくらいの乗車率で、年配の人も多く、後で乗ってくる人ほど急いできたのか汗を流しハンカチで顔を拭きながらの乗車だった。私は暑くて思わず窓を開けた。一陣の風は入ってきた。
ところが列車が走り出して、運転席まで写真を撮りに行ってわかった。前部は暑くない。前部の空調でも少し暑いが後部との温度差は歴然。後部の空調は音だけで効いていない。壊れていたのか、ひょっとして暖房だったかも。

 

f:id:greengreengrass:20170828140632j:plain

奈良駅発17時08分656M18時18分京都着

今回の走行路線は以下 行程674km

f:id:greengreengrass:20170829073707p:plain

(国土数値情報を元にBlog主が加工)

恒例今回の総決算

  経路 通常運賃 青春18きっぷ 差引
第一日 京都ー紀伊天満 6370 2370 -4000
第二日 紀伊天満ー京都 5940 2370 -3570
集計   12310 4740 -7570

青春18きっぷの車窓から 「紀伊半島一周」1 -へ戻る 紙つぶて 細く永く

青春18きっぷの車窓から 「紀伊半島一周」2 -へ戻る 紙つぶて 細く永く

REMEMBER3.11

不断の努力「民主主義を守れ」