駒ケ根の宿は「早太郎温泉」というがぬるっとした十分あったまる温泉で、平日でもあってゆっくりとすごせた。しかし例によって夕食の量が多い。少し食べ残し終わったとおもったところ「まだ寿司があります」とのこと。部屋へ持ち帰ったのはよかったが、すぐに眠くなり寝込んでしまった。
9月から少し夏風邪気味であったがついにこの夜に発熱をした。宿の浴衣と着替え2枚のシャツがぐっしょり濡れた。急きょ持参の「熱止め」を飲む。そのせいでもあるのか翌日はケロッと熱も治まった。不思議な体験をした。
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翌日は朝食が7時開始とのこと。7時に食事をとったが、乗る予定列車は7時55分発。
駅までタクシーで10分ほどなのですぐに手配を頼んだ。慌ただしく清算をし玄関でタクシーを待った。7時40分を過ぎてもタクシーは来ず。宿の人が確認をすると1時間勘違いをしていたとのこと。宿の女将が従業員のものであろうマイカーを出してくれた。
しかしわずかに間に合わなかった。駅に着いた時は踏切に寂しく名残のカンカンと音が響いていた。
時刻表で長野経由直江津から富山への列車を確認し駒ケ根8時32分発岡谷で乗り換え松本へ、松本着10時17分そして松本発11時8分、ここで考えていた大糸線と別れ篠ノ井線へ。そして姨捨(おばすて)についた。この駅はスイッチバックとなっている。
下の写真左奥(松本方面)から来た列車が下のホームに入り折り返す。そして再度左奥(左側の線路)に移り、再び折り返し左下(長野)方面に向かう。急こう配の地に駅があるのでこのような形になったとのこと。
駅の記載で気が付いたがここはまた三大車窓景色の一つでもある。
はからずもこの景観を見ることができた。今朝駒ケ根でタクシーが来なかったおかげか・・?
長野着12時22分長野駅には12時45分発の「妙高3号」がすでに待っていた。
妙高は旧国鉄時代から特急車両を使用している普通列車。今回のJR秋の乗り放題キップでも乗車可能となっている。なんでも長野新幹線を利用し新潟方面に向かう旅行客のためにこのような形になっているとのこと。駅そばの昼食をとり、1時間半ほど揺られ直江津へ。直江津からはJR西日本となり14時51分発普通北陸線で富山着16時54分
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富山は少し曇っていた。
JR秋の乗り放題切符で飯田線経由長野から富山、金沢一周の旅 その3へ
http://greengreengrass.hatenadiary.jp/entry/2014/12/03/061707
JR秋の乗り放題切符で飯田線経由長野から富山、金沢一周の旅 その1へhttp://greengreengrass.hatenadiary.jp/entry/2014/11/15/082057
REMEMBER3.11