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JR北海道・完乗の旅 その9 岩見沢・苫小牧

HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス

未踏破路線も少なくなり、やっと完乗も見えてきた。

今回は4年前に続き北海道の未踏破路線を走る。これでJR北海道(在来線)は多分完乗の予定。(そうだ、新幹線は除く)

 JR北海道からHOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスという切符が発売されている。参照

北海道の「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」を活用するきっぷのため、北海道の補助金から算定した販売予定数が上限に達した場合は、発売を終了という切符。

この切符ではJR北海道内の特急快速普通列車プラス、JR北海道バス(一部路線は除外)が連続する6日間乗り放題。

指定席料金を支払えば4回まで指定席乗車ができる。

金額は24000円のところが補助金で半額12000円になる。大変お得だ。

注  すでに発売終了 発売再開発売期間2022年9月2日 利用開始期間2023年1月26日分まで JR北海道の駅へ行かないと購入できない )

これを北海道の知人に買ってもらいゲットできた。いざ出発。

その6日目

北海道時刻表 手軽で便利

 

札幌-岩見沢-苫小牧-鵡川

室蘭線は、1892年8月室蘭駅から岩見沢駅間が開通、その後1923年から1925年にかけて長万部駅-輪西駅間が開通した。以下は当時の函館・室蘭線路線図

本日はまず札幌駅から岩見沢駅そして苫小牧駅へ、その室蘭線に乗車する。

この室蘭線岩見沢駅から苫小牧駅間のダイヤも本数が少なく行程を組むのに苦労した。

まず岩見沢駅・苫小牧駅発それぞれの列車は以下のダイヤ

各駅時刻表
室蘭線 日高線
苫小牧駅   岩見沢駅発   苫小牧駅 苫小牧駅
      5時 57       45
6時 9   6時          
7時 31   7時     7時 25 52
8時 37   8時          
9時     9時 3        
10時     10時     10時 39 32
11時     11時          
12時     12時 45       25
13時 26   13時          
14時     14時     14時 9 33
15時 57   15時 6        
16時     16時 37   16時 32  
17時 13   17時         2
18時     18時     18時 5  
19時 55   19時 38       32
20時     20時          
21時 29   21時 32   21時 5 32
            22時 59  

札幌駅からの接続を考えた時に苫小牧駅岩見沢駅で候補となるのは赤文字の列車になる。

そして行程では室蘭線から日高線へと乗り継ぐので日高線との相関関係でダイヤも変わる。

頃合いの時間、岩見沢駅9時3分発で苫小牧駅着は10時39分。

しかし日高線はタッチの差7分前に出発している。

そこで一旦は札幌駅から苫小牧駅に向かい岩見沢駅から特急で苫小牧駅という変則ルートも考えたが結局行程が巧く組めない。

日高線は最終鵡川駅で折り返しとなるので折り返し時間の心配はいらない。

最終的に落ち着いたのはやはり苫小牧駅で1時間46分待ちとなる上記背景をピンクにしたダイヤとなった。

 

札幌駅から岩見沢駅・苫小牧駅
鵡川駅往復・室蘭駅往復・函館

滞在
時間




08



1h46


09



08


11


15
路線 函館線 日高線往復
  室蘭線 函館線
8時 30 特急
ライラック
5号
25 55
9時   03 1466
D
10時   1h36 39
11時   昼食
12時   25 2227
D
  30 55
13時   2228
D
04
  34 30
14時   16 特急
北斗
14号
  48 52
15時   00 4462
D
  13 13
  2582
M
49
16時   02 13
  08 特急
北斗
16号
17時   2h
18
18時     26
区間
km
40.6 58.0
  75.8   7.0往復
  30.5往復 189.5
所要
時間
25 48
  1h36   13
  30 2h18
時速
km
97.4 72.5
  47.4   38.2
  60.9 82.4
停車
駅数
1 3
  13   4
  4 9
駅間
時間
25'00" 16'00'
  7'22"   3'15"
  7'30" 15'20"

室蘭線

ライラック5号

札幌からのライラック5号も指定しなかった。

岩見沢駅ばん馬像 駅近くにばんえい競馬があった

室蘭線 岩見沢駅から乗る列車

直線距離7位区間 古山駅付近

はるかに続く線路。

岩見沢駅を発車し、ほどなく 直線距離ランキング 7位区間を通過した。

この付近には直線距離1位・4位・6位・7位・11位が揃っている。さすが北海道。

最後のSL

この区間途中追分駅を通る。

室蘭線この付近を定期運行最後のSL旅客列車が走った。

さようならSL1975年12月14日、「さようならSL」のヘッドマークを掲げたC57 135による室蘭本線室蘭-岩見沢間の225列車が運行され、蒸気機関車牽引の定期旅客列車は姿を消した。

この追分駅は室蘭線と石勝線が交差する要衝であると共に、かつて追分機関区があり最後のSL定期運行列車もこの機関区所属であった。

追分機関区の後が道の駅になっている。

苫小牧駅

苫小牧駅では1時間46分の待ち合わせ。

駅近辺を彷徨った。

駅前再開発計画はなかなかうまくいっていないようだ。

 

日高線

苫小牧といえば製紙工業、その工場を撮ろうと考えたが車中からは難しい。

厚真川

浜厚真駅

2227D

鵡川駅 今はまだ線路が先に続いている

鵡川駅に9分停車、折り返し苫小牧駅に帰る。

 

JR北海道・完乗の旅 その10 苫小牧・函館 に進む

 

JR北海道・完乗の旅 その8 留萌・札沼線 へ戻る

 

2020-22年発表 3年間のJR各社の決算比較

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各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億8300万円
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲220億4700万円
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円