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盲腸線2:小野田線長門本山駅・山陰線仙崎駅踏破 part1

2駅路線長門本山

長門本山と仙崎踏破に出かけた。

山陰線の仙崎支線は長門市駅から仙崎駅一駅のみ。

朝6時台に1本、7時台に2本、12時台に1本そして16時17時台にそれぞれ1本、計6本の運行だ。

利用しやすいのは12時19分発1本だけ。

しかしより難関は小野田線長門本山駅

こちらは雀田駅発長門本山駅行きは6時57分、7時22分、18時12分のわずか一日3本のみ。行程から使えるのは18時12分発最終になる。

夕方長門本山駅に行き、翌日昼に仙崎駅という計算で一泊二日の予定。

山陽長州までの距離なので早朝に出かけた。

青春18きっぷで長門本山駅まで行く。

 

山陽線小野田線

滞在
時間



30


06


38


07


10


31



28





15




20


東海道山陽線
 

小野田線

青春18きっぷ
5時 43 703
M
6時 37 20
  50 3401
M
7時   1h
05
55
8時   01 1309
M
9時   1h
28
29
10時   07 5721
M
11時   1h 07
  14 4407
M
  29 42
  55 321
M
12時   2h
11
13時
14時   04
  35 3331
M
15時   1h
11
46 徳山
停車

久し振りの青春18きっぷ三昧で堪能。

尾道駅に瑞風が停まっていた

徳山は化学工業の町

 

新幹線車両

 

徳山駅構内にあるステンレス製ミニこだま
徳山のとなり下松市にある山下工業所(アルミステンレス板金)作
日立製作所 笠戸事業所と新幹線の先頭車両構体を作っているのだそうだ
西九州新幹線車両 新幹線の新規開業までには線路敷設やトンネル工事などたくさんの工事が行われるが、肝心の車両はどのように長崎へやってくるのだろう。
 新幹線の車両も自動車同様に国内に数社ある車両メーカーで製造され、現地に搬入されるのだが、そこは1両で約25mもある新幹線車両、その搬送のスケール感は半端ではない。
 今回、搬入された西九州新幹線向けの「N700S」車両は山口県下松市にある「日立製作所 鉄道ビジネスユニット 笠戸事業所」で製造された。
 この車両がどのように長崎の地までやってきたのか、今回はその一部をご紹介しよう!
工場で新造された鉄道車両は、線路経由かそのほかの手段で発注主の鉄道会社へ届けられる。この笠戸事業所からもJR山陽本線につながる線路があり、在来線車両であれば機関車に牽引されて線路経由で輸送されることが多い。
 しかし、在来線車両よりも幅、長さとも大きな新幹線車両の場合はこの方法で輸送ができず、船による海上航送と大型トレーラーによる陸送が行われる。
 今回の長崎への旅路もまず笠戸事業所から船で瀬戸内海、関門海峡、玄界灘を経由して、大村湾の川棚港に入港。その後、トレーラーに積み替えて国道205号を走り、西九州新幹線の基地である「大村車両基地」へ搬入するルートをたどった。
下記参照

新幹線「N700S」が海を渡り、街中を運ばれる…異例のツアーに密着取材 - 自動車情報誌「ベストカー」

アクシデントはつきもの

ところが順調に進んでいた旅にもアクシデントが発生。

岩国駅14時35分発の3331Mが徳山駅に着いた時、ここでは3分停車なのだがその間にアナウンスが流れた。

「新南陽駅福川駅の間で先を行く貨物列車が架線の状況を見るため停まっています」

「そのため徳山駅から新山口駅の間で列車が停まっています」

 

列車がここから動かない。

すぐに考えたのは雀田駅から乗車予定の18時12分発は最終便だ。

遅れれば乗車できない。

 

この徳山駅は新幹線が併設されている。

そこで列車が止まっている徳山駅新山口駅間を新幹線でワープしようと思った。

同じ列車に乗っていた人、数人も同様に新幹線に乗るようだ。

新幹線の改札で事情を聴くがいつ動くか不明とのこと。

最初は不通区間の徳山駅から新山口駅間の新幹線と思ったが、きっと徳山駅からの電車供給が止まれば、新山口駅発の列車が都合できないことも考えられる。

少しでも遅れれば雀田駅18時12分に間に合わない。

そこで厚狭駅まで行き小野田駅へ戻ってくることにした。

以下は変更後の行程

山陽・山陽新幹線小野田線

滞在
時間



30


06


38


07


10


31


58



21






15




20


東海道山陽線 小野田線
  山陽新幹線
青春18きっぷ   青春18きっぷ
5時 43 703
M
6時 37 20
  50 3401
M
7時   1h
05
55
8時   01 1309
M
9時   1h
28
29
10時   07 5721
M
11時   1h 07
  14 4407
M
  29 43
  53 321
M
12時   2h
11
13時
14時   04
  35 3331
M
15時   1h
11
46
16時   42 こだま
853
17時   29 11
  3341
M
15
  21 06
  42 1236
M
  15 57
18時   12 1325
M
  05 17
  1240
M
37
  43 06
  1238
M
53
19時   06 13

滞在
時間



30


06


38


07


10


31


58



21


04





15




20
経路データ
区間
km
42.8 88.6 29.2 68.8 6.3
  87.9 58.3 115.2 79.4   2.3
  7.1
  6.3
所要
時間
37 1h28 29 1h11 06
  1h05 60 2h11 29   5
  15
  13
時速
km
69.4 60.4 60.4 58.1 63.0
  81.1 58.3 52.8 164.3   27.6
  28.4
  29.1
停車
駅数
5 18 5 15 1
  8 13 31 2   2
  5
  4
駅間
距離
km
8.6 4.9 5.8 4.6 6.3
  11.0 4.5 3.7 39.7   1.2
  1.4
  1.6
駅間
時間
7’24” 4'53" 5'48" 4'44" 6'00"
  8'08" 4'37" 4'14" 14'30"   2'30"
  3'00"
  3'15"

途中新山口(旧小郡)駅のヤードに客車が勢ぞろいしていた。

 

改めて見てみると厚狭駅で新幹線から在来線への乗換が4分と短い。

厚狭駅の標準乗換時間が5分となっている。しかしこの時は4分後の発車とも知らず歩いてホームにでた。

そして写真一枚をとって無事列車に乗車できた。

 

厚狭駅から小野田駅は一駅。この時間には下校する高校生が多い。

小野田駅では乗換時間21分。

新幹線ワープ後この小野田駅からは計画通りの列車となった。

 

長門本山

 

クモハ123

雀田駅の時刻表

雀田駅

雀田駅で15分待ち。ここから次が浜河内駅そして終着が長門本山駅となる。

乗客は5人。

サラリーマンらしき2名が長門本山駅で下車した。

それ以外は鉄道ファンであろうか3名が折り返した。

折り返した雀田駅では丁度月があがり満月前々夜できれいだった。

 

今回集めた電子スタンプ

 

今回集めた鉄道150周年記念電子スタンプ 
*駅名は地図中に記載

 

続く

 

祝鉄道開業150周年2020-23年発表 4年間のJR各社の決算比較

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/greengreengrass/20220518/20220518111756.png

2023年発表(2022年度)決算は以下

2023年(発表)JR各社決算
社名 運輸収入 営業利益 利益率
JR北海道 72900 -63900 -87.7%
JR東日本 1608376 3013 0.2%
JR東海 1126724 338403 30.0%
JR西日本 764223 26091 3.4%
JR四国 20927 -18511 -88.5%
JR九州 136511 3147 2.3%
JR貨物 167101 -9294 -5.6%
?
7社計 3896762 278949 7.2%
主にJR東海の営業回復で7社合計では利益率7.2%と黒字化となった。

各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「729億円」132.1%:赤字「▲573億円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億2800万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆6084億円」128.2%:鉄道部門利益額「1406億8300万円」
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1兆1267億円」158.4%:鉄道部門利益額「3745億400万円」
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「7642億円」138.6%:鉄道部門利益額「839億7100万円」
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「209億円」158.3%:赤字「▲185億円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額▲220億4700万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1365億円」132.7%:鉄道部門利益額「31億4700万円」
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
    2023年3月発表決算
    運輸収入「1671億円」110.4%:鉄道部門利益額「▲92億940万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円
  • 2023年7社
    運輸収入合計 3兆8967億02百万円 137.2%
    営業損益合計 2789億49百万円