紙つぶて 細く永く

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世間とは

「小さなこと」が生む大きな失政

ビニール傘立小便政治論 町にはいまだに立小便をする漢(おとこ)がいる。 それもすぐそこに公衆トイレがあるにも関わらず。 少し物陰に入る程度の恥辱は感じるようだ。そして何事もなかったかのように雑談を始める。 その中に政治の話も少し混じる。 「つい…

言葉を失った発言者

ジャーナリストの中には冷めた目で第二、第三の「田崎スシロー」になっている輩がいる。特に国際経験豊富で国連に詳しいジャーナリストの女性某大崎氏は自衛隊員を海外の現場で見たり接したりするのであろう。 彼女が現場を思い、現在日本でこの自衛隊をとり…

官僚の習性

官僚は「個人」を出さない。その明らかな意識が現れるのが名刺を持たないということだ。ただ個人的に作る人は見かけたことがある。しかし少なくとも、公的には名刺を作る費用を組織として出さない。その代わりとして、部屋の入口に在席表が張り出してある。…

官吏の習性

今回の「森友学園」でも感じたが、公務員が扱う金銭感覚は一種不可思議なものだなあとつくづく感じる。 何事も一種の契約に基づいてことは始まり、「発注」行為が、あり「納品」行為を受け、「検品」を行い、「請求」を受ける。それがたとえ同じ相手から同じ…

Populism2

Q フェイスブックCOO(最高執行責任者)のシェリル・サンドバーグさんの著書を読み、多くの女性が家族を持つために仕事をやめてしまうことを知りました。女性が働きながら子育てしやすい環境を実現できる候補をどう見極めたらいいでしょうか。 A 「女性…

Populism

悲しいかな典型的なポピュリズムのひとつ。選挙権の年齢が下げられたことも一因だろうが昨今のメディアはアラウンド20歳を対象とした記事が目白押しだ。社会の仕組みを教授することも大事なことであるが低次元の教授ばかりになってるのでは。なぜ憲法学者…

浪人の悲哀 下

時間と労力を(多くはないが少し)かけて貰った年金見込み額表を息子の社会保険に提出した。家計をどのようにやりくりしているか等を記載した書面を添えて「窮状」を訴えたが、結論は「扶養しているとは認められない」との返事。結論は思いと異なった。さて…

浪人の悲哀 上

一応定年ということで職を辞した。途端に連れ合いがあなたが家にいるなら私は外へ働きに出ると勇んでフルタイムの勤務を探してきた。そして私が食事作成係となった。少ないながら年金があるので、報酬は少なくてもいいので近隣の仕事をと考えた。そこで思案…

それでも時は流れる

多くの人は最後の局面になると、すなわちこの状態を継続することが終わるとの自覚を持つと変わるものだ。厳しく追及していた人がおとなしくなり、少し早とちり気味の人は一層気にもかけ無くなる。人の性は別れについて活動を縮小するものらしい。そんな中、…

わたしはこれで仕事をやめました

現代の先進国社会に共通の、著しい傾向の一つは、非人格的組織(公的および私的な)を通じて個人の社会への「組み込み」がすすんできたということである。非人格的な組織というのは、その成員が、人格の全体をそこに投じるのではなく、明らかに限定されその…

共に暮らしゆくルールまたは共同体意識について

会合で代表を決める集会があるとする。大勢の中から理事という人を選ぶ。その時に参加していない人を推薦する動きがあったとする。その人となりをよく知らないまま略歴を書いた紙に基づいて、それのみを頼りに投票が始まった。地域の集会であれば近所のよし…

目一杯落ち込んだ時の一文

表には7人の敵がいる。世の中を渡るというたいそうなものではないが、社会活動をすると自ずから「壁」ができてしまうものなのだ。進むという行為が波風を立てるという事実でいうと、人生そのものが波風をたてるものともいえる。辛い状況は生きているがための…

数多く語られた物語

次週水曜日に某さんの送別会を執り行います。某さんは若くして店長となり、その見識ある意見から将来を嘱望されていました。期待をになって米国への研修にもでかけ、まさしく未来の幹部候補生でありました。某さんはそのスキルをかわれて新しく展開した事業…

悲しき東北

福島県の警戒区域の中から写真取材が送られている。http://www.1101.com/fukushima/index.html*なぜ報道専門機関ではこれができないのか不思議だ。*4機とも点灯していない信号機、ナトリウム灯だけが点るトンネルが続くそのなかに機器の故障かナトリウム…

カラ兄 4・昨日の一言

人々が救われるのは、つねに救おうとする者の死後のことである。*もし、おまえのまわりの意地の悪い、冷淡な人たちがおまえの話に耳をかそうとしないなら、彼らのまえにひれ伏し、彼らに許しを乞いなさい。なぜなら、自分の話に耳をかそうとしないのはじつ…

疾風勁草

経済情勢が不確かないま、高学歴が良い収入を生む。必然、結婚できる確立の高いのは高学歴すなわち知性のすぐれるものである。このような経済情勢が長く続くと、日本人の「血」は知性のすぐれたものが受け継いでゆく。その結果純粋種だけが残ると彼はいった…

師走 2011は暗いか明るいか

「孤族の国」に注目しています。 http://www.asahi.com/special/kozoku/ 問題の根源は何か、誰が、どのような勢力がこのような社会にしたのか、原因の追究を望みたい。 * 派遣を含む非正規社員の多くは最低賃金に近い額での就労を止む無くしている。 そこで…

季節の移り変わり

季節の変わり目で、急に気温が下がり今季一番の引け込みになった。毎日通勤電車でJRを使っているが、思い出せば10月の中旬外気は心地よい気温だった日に、少し混み始めたところでなんと車掌はクーラーを入れた。もちろん暑がりだからクーラー大歓迎の人もい…

京都市バスの中で

市バスの中で、年老いた老女の問いかけ「四条はどう行きますか?」に答えられない運転手。そう、四条と平行に走るバスの中です。「四条のどこまで行くのか?」と答えやすい形で聞き返すのがいいのでしょうが・・結局ほっとかれました。そこで、声をかけられ…

今日のことば:「専門ばか」

人類を観察する学者、すなわち人類学者が人類の研究をして「知っている社会というのは、大体、新石器時代の水準の社会です」「その根本的な衝動は、食べることである」「もうひとつは、種族維持のため」「その種族が伸びてゆくためには、子供をつくらなけれ…

ラッシュにて

ラッシュの中とめられない悲しみが零れ落ちる。荷物が重い。