紙つぶて 細く永く

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浪人の悲哀 上

一応定年ということで職を辞した。途端に連れ合いがあなたが家にいるなら私は外へ働きに出ると勇んでフルタイムの勤務を探してきた。そして私が食事作成係となった。
少ないながら年金があるので、報酬は少なくてもいいので近隣の仕事をと考えた。そこで思案六方少し間をおいて方向を考えようとした。
たちまちは健康保険をどうするかという問題がやってきた。まず思いつくのは収入も減ることだし負担の少ない形からと、息子の(社会保険での)扶養家族を申請した。これなら健康保険の負担はゼロになると・・・というのは今まで私が社会保険で連れ合いを扶養家族と申告していたからという連想から考えた。
息子に連絡を入れたところ離職票コピーが必要とのこと。元職場に連絡すると離職票の発行は最後の給与が確定してからでないと作成できなしとの説明。そこで離職票を手に入れるのは退職後1か月先となった。

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「日本列島?」

別途息子の会社から申請用紙が届いた。書きこんで提出すると、新たに退職後の年金見込み額が必要とのこと。
年金相談窓口に電話で案内を乞うた。見込み額の算定は電話で受け付ていないとのこと、最寄りの年金事務所まで行くように指示された。約1時間所用のついでに車で赴いた。総合受付でうかがうと現在約2時間から3時間待ちとのこと。これでは所用を済ませられないのでと受付に再度お願いをした。事務所内で相談をした結果「それなら電話で依頼を」とのこと。わたしは「?」 
特別に認めてくれたのかなと考えた。もらった電話番号は同じここの年金事務所である。
私「直接話はできないの」と確認すると。
受付嬢「ダメです」。
しかたなくその場で電話をした。
電話口の職員はあっさりと「わかりました。1週間ほどでお届けできると思います」とのこと。
私「いま同じ年金事務所にいるのでプリントアウトしてくれれば持ち帰るが」 
電話の職員「順番に受け付けていますので1週間かかります」
私「目の前の受付カウンターブース18のうち大半は空いているが」
電話の職員「係がちがいますので・・順番に印刷いたします」
釈然としないまま仕方なく次の所用に向かった。

1週間後届かないので年金事務所へ連絡を入れた。件の職員が電話に出た。
職員「すみません。上司に郵送の許可をとっていますので許可が出次第お送りいたします」
許可は事前にとるべきだと段取りの悪さに呆れた。別途年金相談窓口に顛末を「報告」し苦情を一言述べておいた。
そしてここまでで退職後1か月半となった。

 

 

REMEMBER3.11

不断の努力「民主主義を守れ」