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「イヴァンよお前にやる花はない」プラハの花屋

再発見 青春18きっぷ旅 2012年8月 Part4

外出が憚れる今、過去の旅を見つめ直すとどうなるだろうか・・

2012年8月の旅4回目 今回は山形県鶴岡。鶴岡は藤沢周平の故郷、そして海坂藩の地だ。

表中の赤字は乗車時間。合わせて駅間の距離と平均運行速度、駅数を掲載した。

【凡例】

駅名
区間
距離
駅間の営業キロ
時速 駅間の運行時速
駅数 区間の駅数
駅間 駅間の運行時間分
6時 出発 列車番号
所要時間 到着

検証 鶴岡 藤沢周平

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宿から月山が見えた

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もう一つ月山


以前「やっとのことで昼過ぎに鶴岡駅前のホテルに到着」と書いていたが、正確ではなかった。

14時過ぎが正しいのだろう。

鶴岡駅の観光案内所ではレンタサイクルが置いてある。(無料です!)

市内観光地図を片目に鶴岡公園を目指す。

8月夏真っ盛りとはいえ東北は気温が32~3度だろうか、気分よく自転車で風を切って走る。

レンタサイクルと一緒に貰った案内書に自転車を保守してくれる自転車店が掲載されていたので、途中「佐藤自転車店」で空気を補給した。

そして藤沢周平記念館に到着

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館内には数人、しかし静寂が流れていた。

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隣りにある大宝館 建物逍遥

(1915年(大正15年)築。地元の小林昌徳が請け負い監督した。木造瓦葺き2階建て。建築面積246・9平方メートル、延べ床面積493・6平方メートル。オランダバロック風の擬洋風建築物)

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なぜか外観が気になった奈良館

検証 鶴岡 森敦「月山」

「月山」鶴岡といえば月山でもある。
小説「月山」といえば森敦(山形県旧朝日村の名誉村民:現鶴岡市名誉市民)である。

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その冒頭部分の文章はそのまま新井満によって組曲「月山」としてレコードになった。
「ながくながく庄内平野を転々としながらも、わたしは(その裏ともいうべき)肘折りの渓谷に分け入るまで、月山がなぜ月の山と呼ばれるかを知りませんでした。 そのときは、おりからの豪雪で、危うく行き倒れになるところを助けられ、からくも目ざす渓谷に辿りついたのですが、彼方に白く輝くまどかな山があり、この世ならぬ月の出を目のあたりにしたようで、かえってこれがあの月山だとは気さえつかずにいたのです」
優雅なメロディーに載せて「月山」が今も脳裏に流れる。
https://greengreengrass.hatenadiary.jp/entry/2011/02/26/114950_1

なんという才能か新井満、彼もまた後に芥川賞を得た。


鶴岡で半日ゆっくりした翌日石巻へ向けて出発。 










区間
距離
15.3 43.0 49.2 44.9  27.9 
時速 61.2 51.6 46.1  44.9 45.2 
停車
駅数
3 9 12 14  7
駅間
5'00 5'36 5'18 4'30  5'18
9時 30 223
M
15 30
10時   04 156
D
  50 54
11時   24 726
D
12時   1h
04
28
13時   03 1736
D
14時   60 03 29 1639
D
15時   38 07

鶴岡から羽越本線で余目駅へ、余目からは陸羽西線が最上川沿いに新庄まで走っている。
この辺りが青春18キップの悲しいところかもしれないが、つい次の列車との接続を気にして沿線を十分愉しむことができない。

まだ知らない新庄から先の接続を時効表で考えながら、ついにあの「五月雨を集めて速し最上川」を見なかった。

今は事前にほぼ列車時刻を設定しているが、このような行き当たりばったりの旅も醍醐味だろうなあ。

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再発見 2012年8月 Part3
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