東北瓢箪周遊
今回念願の東北行がやっとかなった。
2020年末に一旦計画したが、コロナ禍でトラベルが中止となり、この年は新潟往復からの東北は取りやめた。
そして再度東北へ。
京都から東北を考えると円弧のような日本列島からはこれが直線的なルートになる。
また新潟から米坂線という長い未踏路線を通ることも魅力になる。
旅程をみるとなんだか瓢箪のように見えてきた。そこで東北周遊瓢箪紀行となった。
その5回目。
*
蕪島
豪雪で急きょ八戸駅で予定を変えた。
大湊線経由を断念して、このまま久慈方面に向かう。
予定より早い時間となったので、八戸市内名所「蕪島」に向かう。
JR八戸線で八戸駅から6つ目の駅だ。
八戸駅から八戸線経由宮古駅まで | ||||
駅 | 八 戸 |
鮫 | 久 慈 |
宮 古 |
路線 | 八戸線 | |||
三陸鉄道 | ||||
区間距離 km |
11.8 | |||
53.1 | ||||
71.0 | ||||
11時 | 34 | 1439 D |
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21 | 55 | |||
12時 | 蕪島 | |||
13時 | ||||
14時 | 44 | 445 D |
||
15時 | 1h 18 |
|||
16時 | 02 | |||
14 | 116 D |
|||
17時 | 1h 31 |
45 | ||
所要時間 | 0:21 | |||
1:18 | ||||
1:31 | ||||
時速 km |
33.4 | |||
40.5 | ||||
46.5 | ||||
停車駅数 | 6 | |||
17 | ||||
17 | ||||
駅間 時間 |
3'30 | |||
4'35 | ||||
5'21 |
相変わらず八戸の空には青空がのぞいていた。
鮫駅着が11時55分、駅には蕪島まで歩いて15分と案内があった。
ウミネコの島はなんとなく聞いた気がしていたので、遠く小高い丘に神社が見えた時はあれではない、まだ先だと先を急いだ。
近づくにつれあちこちにウミネコの看板が立っている。
蕪島には蕪島神社という社があった。
駅から歩くうちに天気はますますよくなった。
残念ながらウミネコは何処にもいなかった。
神社の人に聞くとシーズンは春から夏くらい。それでもつい先週まで少し残っていました、とのこと。
新年を迎える準備に忙しそうだった。
近くにある観光施設「かぶーにゃ」(下記) 食事メニュー・お土産浜ともに結構やすかった。
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種差海岸
再び鮫駅にもどり久慈へ向かう。
鮫駅からの445Dが途中TOHOKUEMOTIONとすれ違った。
この辺りに種差海岸がある。車窓から見えたが冬でも芝生のみどりが映えていた。
そして八戸線は海岸に近い。二日前に見た日本海の荒波とそれに比べればはるかに静かな太平洋の波。
三陸鉄道リアス線
列車は定刻通り15時02分久慈駅に着いた。
ここから三陸鉄道で宮古駅まで。
三陸鉄道は16時14分発、宮古まで1時間半ほど。
仙台から盛岡、そして八戸から宮古、こんなUターン行程乗り鉄くらいか。
途中で夕闇が迫り山の端がきれいに浮かんでいた。
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宮古駅は17時45分。着いた時はすっかり闇の中。
駅前に宿の送迎車が案内板を掲げ待っていた。地元タクシーだった。
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