ＧｏＴｏトラベルを利用して東北を踏破する計画だったが、あいにく直前に中止となり一旦断念した。
しかしどうしてもＪＲ踏破に向かってとの気分が高ぶり、一泊二日の旅に出た。
山口線を目指して
中国地方で未踏の、呉線８７.０ｋｍ、岩徳線４３.７ｋｍ、山口線９３.９ｋｍ、美祢線４６.０ｋｍ、宇部線３３.２ｋｍ 計３０３.８ｋｍを目指した。
これでＪＲ全線比１.６％分乗車する。なかなか思うようには距離は伸びないものだ。
＊
表中の赤字は乗車時間。合わせて駅間の距離と平均運行速度、駅数を掲載した。
【凡例】
| 駅 | 駅名 | |||||||||
| 路線 | 路線区分 | |||||||||
| 所要 時間 |
駅間の運行時間 | |||||||||
| 6時 | 出発 | 列車番号 | ||||||||
| 所要時間 | 到着 | |||||||||
駅名下の数字は連絡時間：分
山陽線があるとはいえ、京都から青春１８きっぷで長州を目指すのは、厳しい。
＊
広島駅からは山陽線に戻る。
| 駅 | 駅名 | |||||||||
| 路線 | 路線区分 | |||||||||
| 所要 時間 |
駅間の運行時間 | |||||||||
| 6時 | 出発 | 列車番号 | ||||||||
| 所要時間 | 到着 | |||||||||
駅名下の数字は連絡時間：分
広島駅から新山口駅、そして新山口駅から益田駅への予定ルートは以下。
| 広島からの予定 | |||||
| 駅 | 広 島 9 |
岩 国 23 |
徳 山 8 |
新 山 口 28 |
益 田 |
| 路線 | 山陽線 | 山口線 | |||
| 山陽新幹線 | |||||
| 所要時間 | 0:50 | 0:14 | |||
| 1:07 | 1:36 | ||||
| 14時 | 02 | 359 D |
|||
| 50 | 52 | 徳 山 8 |
|||
| 15時 | 15 | 3339 M |
|||
| 16時 | 1h 07 |
22 | 新 山 口 28 |
||
| 30 | こだま 855号 |
||||
| 14 | 44 | 益 田 |
|||
| 17時 | 12 |
ｽｰﾊﾟｰ おき |
|||
| 18時 | 1h 36 |
48 | |||
徳山駅から新山口駅は山陽新幹線の利用を考えた。
というのも在来線で岩国駅を１５時１５分出発だと新山口駅着が１７時０８分、つまり特急おき６号の出発１７時１２分まで４分間となる。
駅構内を走る、と考えもしたがここは新幹線乗り継ぎ割引もあることだし最短距離徳山駅から新山口駅を山陽新幹線とした。
新幹線利用だと徳山駅１６時３０分発、新山口駅着が１６時４４分、特急スーパーおき６号の発車まで２８分となる。
旅に想定外は付きもの
岩国駅で待っていると、１５時１５分乗車予定の３３３９Ｍが雪の影響か４分遅れて入ってきた。
徳山駅での連絡時間は８分だ。徳山駅に何時に着くのか、なんだかいやな予感がしてきた。
そしてなんのことはないこの３３３９Ｍは遅れを取り戻すこともなく、４分遅れで徳山駅に到着した。
徳山駅で新幹線乗車まで４分。
ここで走った。新幹線乗車口の職員も「お急ぎください」と急かす。
在来線の遅れで新幹線を遅らせることはない。それでも多少は待ってくれたのかもしれない。ぎりぎりかろうじて間に合った。
＊
山陽新幹線、徳山駅-新山口駅間は１４分。
あっという間に新山口駅に着いた。
そして在来線新山口駅改札に行くと、なんと「現在山口線は動いていません」と案内された。
嫌な予感が当たった。
宿を益田にとっている。
たどり着く方法はあるのか・・
改めて駅窓口で聞くと、東萩行きの路線バスを教えてくれた。
しかし、東萩からはやはり山陰線に乗らないと益田まで行けない。この時間１７時過ぎなのでついに断念か・・
すると窓口の他の職員が美祢線経由での時刻を教えてくれた。
| 美祢線で益田まで | |||||
| 駅 | 新 山 口 |
厚 狭 7 |
長 門 市 9 |
東 萩 |
益 田 |
| 路線 | 山陽線 | 山陰線 | |||
| 美祢線 | |||||
| 所要時間 | 0:33 | 1:50 | |||
| 1:02 | |||||
| 17時 | 14 |
3339 |
|||
| 18時 | 33 | 47 | 長 門 市 |
||
| 13 | 717 D |
||||
| 19時 | |||||
| 1h 02 |
15 | ||||
| 24 | 1576 D |
||||
| 20時 | 1h 50 |
(01) | |||
| 21時 | 14 | ||||
益田に着くのは夜２１時１４分となる。
随分遅くなる。躊躇したが、当日では宿もキャンセル料がかかるとのことでもあるので、行くことにした。
みどりの窓口で山口線特急スーパーおき６号は払い戻しができた。
＊
山陽線を少し走った本田良駅付近では雪が目立ってきた。
厚狭駅からの長門市駅行には１０人ほどの乗客だった。
雪の中
雪の中を列車が走る。
雪景色は好きだ。津軽ストーブ列車などを彷彿させる。
長門市駅に着くまでに三々五々乗客が降りた。
長門市駅までは１時間２分、１９時１５分に着いた。
長門市駅からは山陰線１５７６Ｄで益田駅まで行く。長門市駅からの乗客は１０人程度。
１９時を過ぎると窓の外は漆黒の闇。
東萩を過ぎ車窓の前には日本海があるのだろうがまったく見えない。
東萩を過ぎると乗客も少なく、益田駅近くでは他に若い女性が一人だった。
汽車の音だけが響く。
（心地よいレール音をしばらくどうぞ。２分ほどです）
益田駅２１時１４分着。
一緒に下りた女性は帰省をしていた学生で、やはり山口線が止まっていたので美祢線経由。
この時間から、この先浜田駅まで行くそうだ。
街路には数センチ雪が積もっていた。
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