貨物専用線を走る臨時列車
秋の観光列車情報:在来線中心の特集 第一部 で「U」花咲くひたち海浜公園号の地図を見ながら気が付いた。
東北線大宮駅から武蔵野線は接続できるのだろうか?
以下が国土数値情報による鉄道路線(N02-19_RailroadSection)地図
東北線と武蔵野線交差部分を拡大してみても明らかに東北線大宮駅から武蔵野線への乗り入れ路線はない。
*
いろいろ調べるうちにここに貨物支線があるということが分かった。
貨物専用線としての支線
別途地理院地図にも武蔵野貨物線として掲載されていた。
国土数値情報には貨物支線は登録されていないのだ。
まあ、貨物線を通過する旅客は念頭になかったのだろ。
上記のサイト「くにたち鉄道情報館」によると東北線与野駅の南から武蔵野線西浦和駅を結ぶ大宮支線と、大宮支線の途中から西浦和駅に向かう西浦和支線があった。
この両支線を乗り継いで、花咲くひたち海浜公園号は一旦武蔵野線に進む。
*
同じく武蔵野線と常磐線交差を見ると旅客線路は乗り入れてはいないが貨物支線があった。
ここには北小金支線がある。
武蔵野線に進んだ花咲くひたち海浜公園号は次に、武蔵野線と常磐線を繋ぐ北小金支線から常磐線に入る。
同じくVわくわく舞浜号も常磐線から武蔵野線・西船橋方面に走っている。
この日立、常磐線からきた列車も一旦北小金支線を経由し南流山駅で折り返し、武蔵野線経由舞浜方面に進行する。こちらは進行方向が逆になる。
ここには武蔵野線南流山駅から常磐線北小金駅を結ぶ北小金支線と、同じく南流山駅から馬橋駅を結ぶ馬橋支線もある。
当然これら貨物支線は通常運行では走らない路線なのでこの臨時列車でしか通過できない。
参照 武蔵野貨物線(武蔵野南線) | 日本の歴史と日本人のルーツ
貨物専用線を走る臨時旅客列車 その2 線路は続く35く に進む
REMEMBER3.11