外出が憚れる今、過去の旅を見つめ直すとどうなるだろうか・・
今回は2015年12月の「青春18きっぷ」の4泊5日間の旅を再記事に。
前回の旅で新幹線アレルギー?が解消され、今回東京から盛岡は東北新幹線に乗った。
というのも、旅行代理店では新幹線セットでの宿泊が安く設定されているので、間にそれをはさみ、青春18きっぷを利用した。
その東北周遊5回目。
花巻駅でSL銀河に出会った。
*
表中の赤字は乗車時間。合わせて駅間の距離と平均運行速度、駅数を掲載した。
【凡例】
駅 | 駅名 | |||||||||
区間 距離 |
駅間の営業キロ | |||||||||
時速 | 駅間の運行時速 | |||||||||
駅数 | 区間の駅数 | |||||||||
駅間 | 駅間の運行時間分 | |||||||||
6時 | 出発 | 列車番号 | ||||||||
所要時間 | 到着 |
検証 鹿踊り
宿から岩手県交通バスで花巻駅に戻った。列車は10時25分発の沼宮内行で盛岡駅まで行く。
以下今日の行程 | ||||
駅 | 花 巻 |
盛 岡 |
東 京 |
|
路線 | 東北線 | 東北 新幹線 |
||
区間 距離 |
35.3 | 535.3 | ||
時速 | 53.0 | 183.5 | ||
停車 駅数 |
9 | 13 | ||
駅間 |
4'26 | 13'28 | ||
10時 | 25 | 2527 M |
||
11時 | 40 | 05 | ||
12時 | ||||
13時 | 29 | やまびこ 48号 |
||
14時 | 2h 55 |
|||
15時 | ||||
16時 | 24 |
ところがホームで待っていると、いきなり太鼓の響きが聞こえてきた。
そして向かいのホーム一番線にSL銀河が入ります、という案内が流れた。
見ると続いて一番線ホームで鹿踊(ししおどり)が始まった。
これは必見と一番線に走った。
この勇壮な鹿踊は、旧南部藩、および、伊達藩そして、四国宇和島藩、すなわち現在の岩手県、宮城県、そして愛媛県宇和島市周辺で受け継がれている伝統舞踊。
それぞれ自身が打つ太鼓に合わせ勇壮に舞う姿に魅せられた。
この踊りが昨夜花巻温泉でも演じられていたのだ。返す返す残念だ。
側で謳い文句に耳を傾けるのだがなかなか聞き取れない。
Webで調べると「一礼申して 立てやわがつれ 立てやわがつれ 昔より三式礼とは申せども 一礼申して 立てや我が連れ 立てや我が連れ」という内容のようだ。
演者は太鼓を含め総装束15kgほどを身につけ、そして踊りながら朗々と歌い上げる。
「鹿踊」は各地方に流派があるようで何々流という通称がついている。
門外漢には装束の違い程度しかわからない。
下記YouTubeに金津流獅子踊(躍)があった。
検証 SL銀河
鹿踊の次はSL銀河。
SL銀河は逆走で入ってきた。
SL銀河の車庫は盛岡駅にあるが、盛岡駅から東北線を花巻駅に来ると釜石線へは牽引車を反対に回転する必要がある。
花巻駅にはその設備がないため、SL銀河は盛岡駅から花巻駅間35kmを逆走で来る。
そんな怖い、と心配したが、編成は最後尾に客車キハ141系気動車がつながれているので盛岡駅、花巻駅間はこちらで制御するそうだ。
下記は当日のSL銀河ダイヤ
SL銀河のダイヤ | |||||||||
駅 | 10 時 |
11 時 |
12 時 |
13 時 |
14 時 |
15 時 |
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花巻 | 37 | ||||||||
新花巻 | 50 | ||||||||
土沢 | 02 | ||||||||
宮守 | 40 | ||||||||
遠野 | 31 | ||||||||
上有住 | 17 | ||||||||
陸中大橋 | 39 | ||||||||
釜石 | 07 |
SL銀河は花巻駅10時37分出発。
ということは出発まで見ていると、沼宮内行25分発に乗れない。
そして案の定乗り遅れた。次の11時11分発盛岡駅行となった。
お昼休憩を充分とっていたので、東北新幹線には間に合った。
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REMEMBER3.11