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日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 62 下灘の夕日を訪ねて 終

おはなはん

伊予大洲といえばやはり「おはなはん」だ。

大洲にはおはなはん通りがある。ここで連続テレビ小説おはなはん」が撮影された。

f:id:greengreengrass:20190422071905j:plainここでも大洲駅から2kmほど歩いた。ただし帰りは挫折。コミュニティーバスに乗った。

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大洲駅からおはなはん通り

これが「おはなはん」のワンカット

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速水謙太郎:高橋幸治 浅尾はな:樫山文枝

当時はおはなはんが始まると、炊事洗濯を止めテレビをつけることから水道使用量が激減するといわれた。

主題歌「おはなはん」を謳っているのは倍賞千恵子。素朴なマンドリン?のメロディだった。

ここを訪れるのは数回目だが、そのロケ地も年々寂れてゆく。忘れられる過程なのだろうか?

 

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こちらは大洲城

そして大洲から下灘へ向かう。

伊予大洲発17時9分。

予約が取れなかった観光列車「伊予灘ものがたり道後編」は伊予大洲発16時30分。

40分ほど前を走っている。この列車がなぜか大幅に遅れていた。

その影響をくらって4926Dも遅れ気味だ。夕日に間に合うか・・

下灘の夕日を目ざして6:4926D




















km 0 3.8 6.1 7.8 10.2 13.6 16.4 21.3 24.5 27.1
17時 06
  13
  17
  20
  23
  29
  34
  41
  46
  50

 

下灘の夕日

4926Dは伊予灘ものがたりに行方を抑えられ、時折停車さえし、気をもませながらそれでも無事5分ほどの遅れで下灘に着いた。

下車してびっくり、下灘駅は人であふれていた。そして大多数は車での訪問だった。

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50人以上はいたと思うが、夕日を眺めながら、思い思い写真を撮っている。

一組のインバウンド(中国語だった)が一人をモデルに交代で写真を撮っている。

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セーラ服らしき装いもいる。大いに違和感があった。

人がいなくなる隙を狙って、シャッターを切る。

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大洲からの4926Dで近くの席に下灘出身という女性が一緒だった。

夕日の撮影スポットを聞いていたのだが今回は季節が異なった。そのポイントは近くの山のふもとで駅全体と夕日が一緒に撮れるということだったが、季節が異なりその場所からは全景が撮れなかった。夕日の沈む位置が変わっていた。

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沈むまで気をもませた夕日だった。

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寅さん19作(1977年公開)の頃、下灘駅は海に面していた。

それで綿六旅館

撮影を終え18時37分の929Dに乗り八多喜に向かった。

下灘の夕日を目ざして7:929D

着時刻 発時刻 km
下灘 18:37 18:38 0
18:41 18:42 2.6
喜多灘 18:46 18:46 3.2
伊予長浜 18:53 18:56 4.9
伊予出石 19:00 19:00 2.8
伊予白滝 19:05 19:12 3.4
八多喜 19:16 19:16 2.4
運転日:全日

八多喜駅着は19時16分。

綿六旅館は駅から歩いてすぐと聞いていた。

歩くこと5分、宿はすぐに分かった。

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綿六旅館

想像以上に立派な旅館だった。

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店主は京都で京懐石を修業をしたとのこと。

一泊二食付きで8000円 下灘の夕日のあとぜひお出かけください。

「下灘の夕日を訪ねて」終わり

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2017/18年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年度赤字「▲525億7600万円」
    2018年度赤字「▲559億8200万円」
  • JR四国
    2017年度赤字「▲119億0900万円」
    2018年度赤字「▲123億3300万円」
  • JR東海
    2017年度利益額「5870億円」
    2018年度利益額「6127億8400万円」
    (2018年リニア新幹線関連投資額2500億円)

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