海岸鉄道
長距離普通列車から海岸を走る鉄道路線に興味がわいた。
名付けて「海岸鉄道」
手始めにJR北海道の鉄道路線で海岸から近いエリアを走っている部分を取り上げてみる。
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調べると、QGISver3.2.1Bonnの座標系ではバッファ距離設定がメートルではなく度数になっている。
座標系を平面直角座標系JGD2000としても距離は度数となる。すれば距離はメートル単位になる。(すったもんだでやっとわかった)
以下は途中経過の資料だが、度数メートル換算について散々調べた。
結果国土地理院に度数メートル換算式まで解説をいただくことになった。
不徳のいたすところです。
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鉄道路線バッファ
QGISのバグと、気を取り直して海岸からの距離で鉄道路線との重なりを見てみる。
参考に「ScaleBar」の表示をする。デフォルトでは表示されないので、今回のように「度」や「メートル」の数値を確認するときに便利。
表示の仕方は下記図のように「ビュー」から「地図装飾」「ScaleBar」と選択し、
出てきたウィンドで「縮尺バーを使用」にチェックを入れる。
いよいよレイヤからレイヤバッファを作成
「ベクタ」「空間演算ツール」「バッファ」をクリック
入力レイヤーで「N02-16_RailroadSection」を指定
「N02-16_RailroadSection」は全国の路線になる。 フィルターで「"N02_004" = '北海道旅客鉄道'」と指定しておく。 全国となるとかなりの時間が必要になる。
「距離」で0.001と入力、ここでの単位1.0は100kmなので100km×0.001で100m、線路両側に幅100m、合計200mのバッファができる。
しかし、「距離は地理的度数です」という注意書きは依然として気になる。
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こちらが完成したバッファレイヤ(少し濃いグレー)
以下国土地理院の標準地図に重ねて確認する。
計測結果は鉄道路線を中心に幅227mと表示された。このレイヤと海岸線の重なる部分が、海岸から113.5m以内の鉄道路線になる。
「北海道海岸鉄道100mバッファ」として保存。
バッファ距離を0.01すなわち100mと設定したが、113.5mになるのか不明 多分座標系をJGD2000としていることによると思う。しかしここでは100mであっても113.5mでもそう違いはない。 海岸から100mではなく113.5m以内の路線を拾うことになる。
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