紙つぶて 細く永く

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何度、政治家の尻拭いをすればいいのか?

突然衆議院が解散になった。安倍首相には「いまなら負けない」との思いが強いのだそうだ。自公合わせて衆議院で2/3を超える議席を保持している現状で解散という選択は、「現時点での解散」、と「将来の解散」を比較して現時点での解散が勢力を維持できる、と判断したから、すなわちこれからはじり貧になることを自覚してのものらしい。彼が政権を維持しても現在の勢力294を維持できる政策は出せないとのこと。
「解散になったからには有権者がなすことはひとつ。主権者として一票を行使する」本当だろうか?
あなたは過去の投票で政権を優れたものに導いたと自負できるのだろうか?
多くの投票は政権の尻拭いをさせられたといえるのではないだろうか?

前回の総選挙では自民党の得票率が27・62%で、大敗した前々回2009年衆院選の26・73%とほぼ同じ
第一 国策捜査により「小沢一郎」が集中捜査を受け、民主党分派
第二 かつ民主党の体たらくで政権が自壊した。
第三 そして投票率は59・32%となり、戦後最低だった。
この僥倖なしでは自民党政権はありえなかった。

前回選挙で投票した59.32%の人、あえて投票しなかった人は40.68%すなわち自民党の得票は第一党ではなかったし、この数字からいえるのは衆議院で圧倒的多数を占めるのは政治無関心(+政治屋に期待を持たない)派だ。
われわれは日々の暮らしを通じてまた仕事を通じて経済といわれる分野を中心に、いや各種NPOペシャワール会ペシャワール会のホームページetc)を通して外交でも政権の尻拭いを行ってきた。また、税の納入を通じて直接的に政治屋の支援を行ってきた。その結果がこのざまだ。ひょっとして代議士なんていらないのでは・・
少なくとも今度の投票に行くとしても私は、「即時投票価値の平等を求める」と記載するつもりである。
以下升永英俊(弁護士)のブログから抜粋

昭和30年代から今日まで、50余年間、選挙無効訴訟が、途絶えることなく、
提訴されてきた。エンドレスであるかの如くである。 
 その理由は、一重に、最高裁判所が、  
憲法は、「できる限りの人口比例」に基づく選挙を要求している; 
② 選挙区割りが人口比例から乖離する場合、その乖離に合理性が有ることの立証責任は国にある、 
 との【一義的規範を明示する判決】を言渡さなかったからである。

われわれはなぜ厄介な政治屋軍団をもってしまったのだろうか? 

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われわれはそれにも関わらず懲りることなく誇れる国を築き上げてきた



 

REMEMBER3.11