紙つぶて 細く永く

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再生する京都市電物語:そしてリニア新幹線

京都市電再生

上図は京都市全域とかつての市電全路線。

青い線が京都市電(広軌)赤い線が京都電気鉄道(狭軌)点線部分は地下鉄。

市域の広さに比べて市電網は市中心部のみだった。

京都電気鉄道に木屋町線という路線があった。文字通り木屋町を南北に引かれた。

今の地図に木屋町部分を拡大すると以下。

上図のように京都の木屋町通を市電が走っていた。

線路はまだ河原町通烏丸通が拡幅される前だったので、京都駅から河原町通、菊浜通を経て木屋町通そして御所の横を通った。

当時の規制では路面電車として人家の中、走行できるのは9m以上の道路となっていた。まだそれほど広い道路が無かったので、片側に高瀬川が流れている木屋町が選ばれた。

京都市電 第二部 - 紙つぶて 細く永く

そして現在の木屋町通の様子

今回はその木屋町に電車、LRTを復活させようプロジェクトです。

木屋町京都市中の東寄りを南北に走っている。京都でも一級の繁華街で飲食店等が連なっている。

いわば下町的なこの木屋町にLRTとして電車を復活させようというプロジェクト。

候補は昔と同じ路線下図のように京都駅から御所までを結ぶ路線になる。

木屋町

このルートでは京都らしい風情を楽しむことは出来ないが、それは他に譲るとして庶民的京都の街並みを見るということかな。

またこのルートができることで多くの観光客も手軽に利用でき新たな観光の目玉になる。

 

新京都遷幸

そして京都駅からの路線を迎賓用としたのは、御所への信奉状捧呈に使うから。

信奉状捧呈新任の外国の特命全権大使が信任状を天皇陛下に捧呈する儀式です。外務大臣または他の国務大臣が侍立することとされています。
  なお、大使一行の皇居への送迎に際しては、大使の希望により、皇室用の自動車か馬車が提供されています。
(備考)解任状捧呈式は、単独で行われた例はなく、新任の大使が信任状と共に前任者の解任状を捧呈するのが慣例となっています。

そう秘策は天皇ご一家には京都へ帰り京都御所に住んでいいただくのです。

政治をはじめあらゆる喧噪に包まれた東京を離れ古の地京都で静かに日本を見渡してもらう、いいじゃないですか。

まあ私も好きな北海道は遠くなりますが、京都は日本を俯瞰するにふさわしい場所です。

権謀術数渦巻く東京を離れ平らな心で日本を眺める。世間を惑わす材料には「少し間」をおいて京都へ届けて貰う。

つまり実務上の首都機能は東京にお任せするとして、諸事は列車で届けて貰う。

信奉状はともかく政府の諸事は「間」をおいて御所に届ける。その「間」にこの距離は丁度いい。

儀装車両

本来信奉状捧呈には皇室用の自動車や馬車が提供されていますが、京都では儀装LRT車両が使われます。候補は以下(のようなデザイン)

でも蒸気機関車は煙害で走行は難しいので坊ちゃん列車のように見かけSL風でもいい。

こどもの国 太陽

本命は下。かつて京都市北野線を走っていた狭軌1形電車。

(現在も梅小路公園内で動態保存されている)

これは狭軌だが線路は狭軌でもいいのではないか。

新五新線

未来鉄道図

新任、交代する諸外国公使は東京駅からリニアにのり京都駅到着。

リニア新幹線は東京から大阪までが1時間の予想ですから午前中に京都駅到着です。

こうなるとリニア新幹線の名古屋以西延伸は京都経由ということになるなあ。

リニア京都駅到着からは信奉状を携えてLRTに乗り市民の歓迎を受けて、京都御所(新皇居)訪問、御所入口で儀装馬車に乗り換え御所内を馬車に揺られ紫宸殿へ。

京都迎賓館(新正殿松の間)で天皇と面談その後京懐石で食事(食事が必要かどうかわからんが)宿泊。

翌日は京都市内を巡り夕方再び京都駅からリニアで任地東京へ帰る、

もしくは新五新新幹線 北陸新幹線の南紀延伸 を利用して古都奈良や南紀熊野詣、もしくは北陸新幹線で金沢めぐりのあと同じく北陸新幹線で東京着でも結構だね。

 

2020-22年発表 3年間のJR各社の決算比較

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各社2020-22年発表決算
  • JR北海道 
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「510億円」58.3%:赤字「▲814億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「552億円」108.2%:赤字「▲763億円
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「225億円」:赤字「▲136億円
    2021年3月発表決算
    運輸収入「119億円」52.9%:赤字「▲258億円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「132億円」110.9%:赤字「▲225億円
  • JR東海
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「5274億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲1819億9600万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「7113億円」37.1%:鉄道部門利益額「▲76億7500万円
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1兆0906億円」55.3%:鉄道部門利益額「▲5146億6500万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1兆2547億円」48.5%:鉄道部門利益額「▲2537億8300万円
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「4807億円」51.6%:鉄道部門利益額「▲2476億3400万円
    2022年3月発表決算
    運輸収入「5513億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲1404億9600万円
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」
    2021年3月発表決算
    運輸収入「897億円」54.3%:鉄道部門利益額「▲366億1000万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1029億円」114.7%:鉄道部門利益額「▲220億4700万円
  • JR貨物
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1429億円」:鉄道部門利益額「85億500万円」
    JR貨物
    2021年3月発表決算
    運輸収入「1502億円」105.1%:鉄道部門利益額「75億3400万円」
    2022年3月発表決算
    運輸収入「1513億円」100.7%:鉄道部門利益額「▲4億100万円
  • 2020年7社
    運輸収入合計 4兆7680億37百万円
  • 2021年7社
    運輸収入合計 2兆4147億65百万円 50.6%
    営業損益合計 ▲1兆805億72百万円
  • 2022年7社
    運輸収入合計 2兆8401億66百万円 117.6%
    営業損益合計 ▲5232億65百万円