線路は続く 目次
最後の旅客蒸気機関車
定期運行最後の旅客SLは1975年12月14日
7:50室蘭駅発岩見沢駅行となっている。
下記はその1975年12月の時刻表
室蘭駅を7時50分出発、室蘭線から函館線岩見沢駅着11時42分だった。
これを引いた機関車はC57-135、その後さいたま鉄道博物館に移され動態保存されている。
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最後の貨物蒸気機関車
旅客用のSL最終運転から10日ほどあと、1975年12月24日夕張駅発追分行き貨物が運行された。
こちらの機関車はD51-241
追分駅を12時19分に出発、川端・滝上・紅山・沼沢・清沢を経て夕張駅14時58分着。
そして折り返し夕張駅19時10分発追分駅21時30分着の往復での運行だった。
これが国鉄線路上での最後の定期蒸気機関車となる。
走行を終え同機は追分区扇形庫内に置かれたが、1976年4月13日深夜追分機関区扇形庫から出火、庫は全焼した。
結局D51-241は解体され動輪と煙室戸が安平町鉄道記念館に保存されていたが、
現在は道の駅に記念モニュメントとして常時見学ができる。
ポッポらんど | 道の駅あびら D51ステーション
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