外出が憚れる今、過去の旅を見つめ直すとどうなるだろうか・・
今回は2014年12月の「青春18きっぷ」の4泊5日間の旅を再記事に。
その1回目 舞鶴から新日本海フェリーで小樽へ。そしてやはり東北訪問。
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検証 新日本海フェリー
2014年12月になぜか雪を見たいと津軽を目指した。
津軽の雪とくれば津軽鉄道ストーブ列車だ。
ストーブ列車のダイヤに合わせて計画をする。
年末の休暇を利用するので日程は12月27日(土)から4、5日以上は可能。
しかしJRそれも青春18きっぷで考えると、京都から津軽までにどうしても2泊は必要になる。
そこで舞鶴からのフェリー利用を考えた。
新日本海フェリーには期間料金があり、繁忙期以外だと料金が大幅に割引となる。
上記は2020年の夏の料金表だが、8月のお盆時期を避けると料金は安くなる。
たしか12月も北海道のオフシーズンとあって料金はC、それも当時はツーリストAで9570円/人だった。
これで宿泊一人一ベッド、大風呂・各種イベント・映画鑑賞も無料となっている。
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フェリーの船中泊で一泊を短縮できる。 その予定を組んでみる。
フェリーは毎日0時30分に舞鶴を出る。小樽着は同じ日の夜20時45分、運行時間は20時間15分となっている。
(当時の時刻表 現在は変わっているようだ)
夜京都を出発し、駅からフェリーターミナルまでは歩き。
船中泊ののち夕食は船で済ませ、小樽ではホテルに泊まるだけの設定を組んだ。
翌日の行程は小樽から青森五所川原まで行けそうだ。
小樽発は8時7分。五所川原着は21時57分。
この日も宿に泊まるだけになりそうだ。宿も空いている。
そして翌日9時21分発の津軽鉄道151列車が「津軽中里」往復で五所川原11時12分着。 とここまで計画して、時刻表で気が付いた。
津軽鉄道151列車には☆マークがついている。
よく読むとこのマークの列車は、12月31日から3月31日までが「ストーブ列車」としての運行。なので乗車を予定した29日はストーブ列車ではなかった。
当初の日程27日深夜出発の予定を28日深夜出発に変更し、宿の手配をした。 しかし残念ながら30日からは年末で混みあうのかどこも宿が取れず。計画は宙に浮いた。
半分仕方なく「ストーブ列車」は諦めた。
その結果下記の行程に
舞鶴から28日出発フェリーで小樽へ 29日小樽宿泊からJRで函館経由、青森へ 30日青森宿泊から2回目乗車となる「リゾート白神」で五能線経由秋田へ さらに大曲から田沢湖へ 田沢湖宿泊、31日の予定は秋田新幹線で東京へ出るもよし、あえて決めなかった。
気になる点は、冬の日本海だ。吹き荒れる日本海で揺れるフェリーを思い浮かべ、酔い止めの用意を忘れないことをまず第一に考えた。
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REMEMBER3.11