紙つぶて 細く永く

右の「読者になる」ボタンをクリックし読者なっていただくと記事更新時にお知らせが届きます。

}

つらつら考えた

原発ゼロを標榜した党が生まれた。それはよかった、と一瞬思ったが、どうもおかしい。
 そしてつらつら考えたとなる。
いわゆる民進党の支持母体は主に、連合だ。ここは反「反原発」の権化だ。
しかし民進党の中にも反原発を主張する議員は多くいる。
ところが連合としては反「反原発」はどうやら譲れないようで、そのこともあり民進党が党是として反原発は謳えないでいる。
 一方、小池新党では、民進党の総選挙公認予定者の中で戦争法廃案を主張する「リベラル」を含んだ議員は、「さらさら」受け入れる気がないらしい。
小池新党は結局戦争法については一部改正し残す、もちろん共謀罪も。
この方針で選別すれば、受け入れる民進党の総選挙公認予定者は反「反原発」一色となってしまう。
 彼女の本音ではそれでいいと思っている。つまり戦争法一部賛成、反「反原発」候補者のみを受け入れるのだ。原発ゼロ方針は捨てていい。
原発ゼロは後で引っ込め、当面は既に決めた小池新党の立候補予定者と重ならない範囲で、当選可能人数を確保し、政権に近づけばいいんだ。
 これでは小池新党の「原発ゼロ」方針はアドバルーンのようなもので、中には実のある政策はなく、水素やヘリウムしか入っていないのだ。
きっと、小泉元首相ともども有権者もこのアドバルーンに惑わされ人気を集めるんだろうな。

f:id:greengreengrass:20170929162543j:plain

*まったくどうでもいいことだが、あの帽子は似合わないんじゃない。

「選挙とは、権力をつかむ人を決めるものであって、真実を語る人を決めるものではない」
Paul Krugman

 

REMEMBER3.11

不断の努力「民主主義を守れ」