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内からの告発

ロシア国営テレビ 職員が番組で「反戦」訴え

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ロシア国営「第一チャンネル」3月14日、午後9時の看板ニュース番組「ブレーミャ」でニュースを読むキャスターの後ろに同テレビ職員が手書きの反戦プラカードを持って現れた。

プラカードには「戦争反対」という英語とともにロシア語で「戦争をやめて。プロパガンダを信じないで。あなたはだまされている」と書かれていました。

 彼女は事前にSNSにも下記のようなメッセージを投稿していた。

「いまウクライナで起きていることは犯罪だ。
そしてロシアは侵略者だ。
侵略の責任は、ただ1人の道義的な部分にかかっていてそれはプーチン大統領だ。
私の父はウクライナ人、母はロシア人で、敵対したことは1度もない。
私の首にかかるネックレスはロシアがこの同胞を殺し合う戦争を直ちに止めなければならないという象徴だ。
兄弟国である私たちはまだ和解できるはずだ。
残念ながら私は過去何年もの間、『第1チャンネル』でクレムリンプロパガンダを広め、今はそれをとても恥じている。
テレビ画面を通してうそを伝えることを許してきた自分を恥じている。
ロシアの国民がだまされるのを許してきたことを恥じている。
すべてが始まった2014年、クレムリンがナワリヌイ氏を毒殺しかけたとき、私たちは抗議集会に行かず、この非人間的な政権をただ黙って見ていた。
そして今、世界中が私たちに背を向けている。
今後10世代にわたる子孫はこの同胞による戦争の恥を洗い流すことはできまい。
私たちは思考力があり、賢いロシア人だ。
この暴挙を止めるには、私たちの力しかない。
抗議集会に加わってほしい。
当局は全員を拘束することなどできず、何も怖がることはない」

 

「イヴァンよお前にやる花はない」プラハの花屋

REMEMBER3.11