紙つぶて 細く永く

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京都一周トレイルを8日で回る Part2

京都一周トレイル全体図

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京都一周トレイル

何回かに分けて京都一周トレイルを歩いた。それが結果的に余裕をもって8日ほどで回るエリア別行程だったので紹介。

一日あたり最寄駅出発から4~5時間で踏破できます。

この京都一周トレイルを猛者は1泊2日で回るそうです。

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京都一周トレイル東山コースその2 蹴上から四つ辻

京都一周トレイルは京都市街周辺を歩くように設定されている。

なかでも前回のその1ならびに今回のその2は市街にコースが設定されているのでコース途中に観光名所が散見される。

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蹴上の駅から出発。

駅横のインクラインに南禅寺方面へ向かう赤レンガで作られたトンネルがある。

これが通称ねじりマンボと呼ばれる名所の一つ。

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中はこのよう。トンネルの強度を保つためらせん状にレンガを配置した(ひとり解釈)

トンネルを抜けると右手前に標識31がある。これに従ってインクライン沿いに歩く。

日向大神宮に400mほど向かうと鳥居がある。ここに標識33-1

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旧ルートはさらに東へと向かう。途中標識34を経て標識38で新ルートに合流する。

新ルートは日向大神宮内宮外宮を経て標識33-2から標識38に向かう。

 山中のルートは比較的わかりやすい。道の分岐付近には標識が設置されている。

ただ進むコースの右にあるか、左にあるか等により、見落とさないよう気をつけなければならない。

日向大神宮からのコースを進むと大文字四つ辻標識45に到着する。

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蹴上から大文字四つ辻まで

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蹴上から大文字四つ辻登り

四つ辻までは67mから443mまでほとんど登りになる。

蹴上駅からここまでコースタイム 110分

 

京都一周トレイル東山コースその2 四つ辻からのコース

さて京都一周トレイルで標識45まで来たが、ルートとしてはここからの行程が問題だ。

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四つ辻から

ルート設定ではこの標識45から西へ霊鑑寺方面に下ることになるが、途中俊寛僧都鹿ケ谷山荘跡付近からは水害等で大変荒れている。(2021年2月)

そして急な下りとなっている。

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俊寛僧都忠誠の碑

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楼門の滝

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俊寛僧都から下ったところ 2021年2月撮影

急な下りで木も倒れ、展望は望めない。

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四つ辻から下り

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霊鑑寺横 標識48の交差点
蹴上駅標識45四つ辻からここまでコースタイム 110分

途中この俊寛僧都鹿ケ谷山荘跡付近の楼門の滝以外にこれといって見るものも無く展望はまったく望めない。

コース設定がなぜこのルートになっているのか不思議だが、多分哲学の道を通る設定になっているのだ。

京都一周トレイル東山コースその2 四つ辻から大文字経由銀閣寺

哲学の道を経由することが目的なら、提案できるコースがある。

上図にあるように、標識45から大文字山方向へ、大文字三角点465.3mを通過し木立の間から京都市街を眺めながら、大文字の火床まで行く。

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大文字火床から京都市街

こちらは市民が多く登る道で整備されている。

その上火床からは京都市街が一望できる。

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そして銀閣寺からの登山道を下る。

多くの市民登山者とすれ違いながら整備された登山道で銀閣寺へ、

 標識45四つ辻からここまでコースタイム 70分程度

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哲学の道

銀閣寺門前を右折すると門前通から銀閣寺道交差点に到るが、銀閣寺門前のT字路を右折せずに直進南下する。

しばらく道なりに歩き法然院の石垣沿いにそって曲がると法然院だ。

閑だが法然院山門は多くの写真家がとっているほどの名所となっている。

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法然院山門

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谷崎潤一郎の墓

境内墓地には著名人の墓が多数ある。

ここをさらに南下する。400mほど歩くと霊鑑寺。その交差点で本来のトレイルコースに出会う。ここを右折、西に行くと疎水にかかる橋となる。

この疎水西側の砂利道、上図緑色の点線部分が哲学の道。

京都歴史周遊 3 法然院3章 - 紙つぶて 細く永く

哲学の道は銀閣寺から若王子神社までやく1.5km、の道。手軽に歩ける。

哲学の道はここから南にも続くので時間があるときは散策をお楽しみください。

哲学の道を銀閣寺へ、標識51を西へ曲がるとすぐにバス停がある。方面によってバス停は異なるので注意。

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哲学の道

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