京都一周トレイル全体図
何回かに分けて京都一周トレイルを歩いた。それが結果的に余裕をもって8日ほどで回るエリア別行程だったので紹介。
一日あたり最寄駅出発から4~5時間で踏破できます。
この京都一周トレイルを猛者は1泊2日で回るそうです。
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注 伏見深草ルート京阪伏見桃山駅から稲荷駅は2014年に新規開設されたルートであり自身未踏破なので割愛
このPart1はスタート地点が35m 最高標高は239m 距離約9.775km
京都一周トレイル東山コースその1 稲荷駅から四つ辻
まず伏見稲荷から出発。一日目は蹴上まで。
JR稲荷駅もしくは京阪伏見稲荷駅から伏見稲荷大社を目指す。
伏見稲荷の境内を進み千本鳥居から熊鷹社を経て四つ辻までここまで観光客が多い。
ここに標識3-1があり鳥居をくぐったところに標識3-2がある。この標識3-2を見落とすと、荒神ケ峰に上るので注意。もっとも荒神ケ峰から再度ルートに合流できるみたい。
この標識3-2から標識4までは少し距離がある。500mほど歩くだろうか、展望は市内方向へと続く下り坂となり、この道であっているのだろうかと途中随分心配した。
やっと標識4に出会い石段を下りる。下りてからはクランクに進む。
京都一周トレイル東山コースその1 四つ辻から泉涌寺
この辺りからは住宅街の中、コースは曲がるが標識がない。
住民のかたが設置したのだろうか、自作の標識が掲げてある。
標識6からは泉涌寺の境内に入り門前を通る。
泉涌寺には江戸時代の天皇陵26陵がある。
greengreengrass.hatenadiary.jp
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泉涌寺で注意は次に向かう標識7が随分見えにくいところに設置してあること。
上図のように泉涌寺の灯篭陰に「わからない」ように設置してある。
二回目もおかげで見落として、泉涌寺総門でやっと間違いに気づいた。
泉涌寺からは隣にある、今熊野観音寺を経て再び住宅街。
京都一周トレイル東山コースその1 住宅街
ここにも間違いやすい標識がある。標識9-2は交差点にたっているのだが曲がるのは次の交差点になる。
そして標識11からは森の中へ入る。この辺りは豊国廟の東付近。
京都一周トレイル東山コースその1 国道1号トンネル
森を抜けると国道1号と京都市中央斎場を結ぶ道路にでる。
国道1号と出会うところに大仏、本願寺という道標が立っている。建立をみると明治13年(1880年)となっている。古い道標だ。
「本願寺」は東本願寺のこと、「大仏」とは方広寺にあった大仏。
方広寺の大仏は1975年に火災のため焼失した。
国道1号は大変交通量が多いので、道路下にトンネルが出来ている。
標識15-1と15-2を見て道路反対側に出る。
京都一周トレイル東山コースその1 東山山頂公園・将軍塚
ここからは清水山への登り。コースは分かりやすい。
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この東山周辺には道標が多くある。
多くは中井三郎兵衛が東山周遊の便にと建立した。
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清水山山頂を越えるとほどなくして、将軍塚・東山山頂公園に出る。時間的にはここで昼食タイムくらいか。
公園にはベンチもあり天気のいい日なら大勢が昼食をとっている。
展望台もあり京都市街が一望できる。
この公園からは下山道となる。
標識は公園から将軍塚青蓮院の方向に進み、道路途中左側に引っ込んである。
これも少し分かりづらいので注意。
下山口が少し隠れたところにあり、将軍塚青龍院門前西側、将軍塚からは門前手前左に標識22がある。ここを下る。
あとは下山だけ。
ここの一周トレイルは整備の関係で途中尊勝院という小さなお寺の境内を通過する。
5月は皐月がきれいなお寺だった。
粟田口までくると大きな道標がある。
年号が文化二年となっている、西暦では1805年。216年前の道標だ。
建立者は多賀大社。
先ほどの尊勝院は元三大師を祀った寺で、元三大師は多賀大社とも所縁があったそうだ。
この道標のある交差点を右折し都ホテルの前を通ればほどなく地下鉄東西線蹴上駅。
同じ交差点を左折すれば東山三条から河原町方面に抜けられる。駅としては東山三条駅が近い。
「イヴァンよお前にやる花はない」プラハの花屋
REMEMBER3.11