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JR西日本 純損失2332億円 民営化以来2度目の赤字

JR西日本の2021決算

JR西日本が30日発表した2021年3月期決算は、最終的なもうけを示す純損益が2332億円の赤字(前年は893億円の黒字)となり、過去最大の赤字だった。

コロナ禍による鉄道利用の急減が大きく響いた。

22年3月期の純損益予想は、利用客が回復するとみて30億円の黒字を見込んでいる。

 通期の赤字は、1992年3月期に決算公表を始めて以降、2度目。99年3月期は年金制度の変更に伴う特別損失を計上し、90億円の赤字だった。

本業の収益悪化による赤字は、今回が初めてとなる。

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2020年発表JR各社の決算より

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  • JR北海道
    2020年3月発表決算
    運輸収入「875億円」:赤字「▲521億円
  • JR四国
    2020年3月発表決算
    運輸収入「260億円」:赤字「▲136億円
  • JR東海
    2019年3月発表決算リニア新幹線関連投資予算額3100億円)
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆4222億円」:鉄道部門利益額「6167億3300万円」
    (2020年3月発表決算リニア新幹線関連投資額未掲載)
  • JR東日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1兆9692億円」:鉄道部門利益額「2540億9500万円」
  • JR西日本
    2020年3月発表決算
    運輸収入「9318億円」:鉄道部門利益額「1054億1200万円」
  • JR九州
    2020年3月発表決算
    運輸収入「1652億円」:鉄道部門利益額「200億8900万円」

REMEMBER3.11