天からのお届け物
年末寒波で雪が降った。夏の暑さがごく近かったような気がする。3ヶ月ほどで日本の気候はこうも変わるのだ。
例によって北陸地方の道路はこの降雪により被害を被ったようだが、この時期に雪が降るというのは自然の摂理でもある。
*
Netflixに入ったので、即日盛んにこの映画はいかがですかと案内が届く。
流行りのAIにより視聴傾向から、「あなたに好みにマッチした映画はこれです」と絞り込まれてゆくのだろうが、入った早々はその時点での人気にかなった映画がチョイスされる。
愛の不時着や人気アニメ、テレビからのドラマなんてのが紹介される。
先日BSで放送された、クリントイーストウッドの運び屋を見たかったのだがNetflixで検索をかけたのだが見つからなかった。
2019年の作品なのでこれから配信されるのだろうと思っていた。
しかししばらくして偶然ネット上で
という感想を見つけた。
そこには視聴はこちらでというリンクが張られている。
クリックするとNetflixのリマインダー設定サイトに飛んだ。
そしてリマインドボタンをクリックすると
リマインダー設定済み この映画がご覧いただけるようになりましたら、マイリストに表示されます、となった。
しかしマイリストを見ると表示されていない。Netflixサポートに聞くとこの映画は、契約が切れたのだろう「現在視聴可能リストには入っていない」とのことだった。
そして上記リマインダー設定フォームも今はなく、サポートページから「リクエスト」依頼をするしか方法はない、とのことだった。
*
音楽のお届け物
Netflixで「フジコ・ヘミングの時間」を観た。大変良かった。
本人のつぶやきを主にしながら、世界を飛び回る演奏活動の様子が描かれていた。
私の意識の中でも、偶然に見つけたCDが最初の出会いだった。
映画でその数奇な運命を改めて知らされたが、そのCDとの出会いも偶然いただいたものであった。
以来ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲を聞き入り、その繊細なピアノ音に何度か心を癒された。
映画では本人の幼いころからのエピソードが満載で、その俳優として活躍する弟も紹介されていた。
中耳炎の手術が失敗に終わり、音楽家として手指の次に次に命ともいえる右耳が聞こえなくなったこと、カラヤンとの知遇を得たときもインフルエンザで単発的に左耳まで
が聞こえなくなり、結局コンサートが出来なかったこと、どれも初めて聞くような真に数奇な人生だ。
本人談によると、「大家であろうがなかろうがピアニストの個性が光るのはリストのラカンパネラ、そのラカンパネラ演奏にはピアニストのハートが出る」
フジコ・ヘミングからの贈り物
期間限定フジコ・ヘミングからの贈り物があった。
「イヴァンよお前にやる花はない」プラハの花屋
REMEMBER3.11