紙つぶて 細く永く

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「国家」という幻に魅せられて

過大評価する必要もないし、過小に評価する必要もない。
国民の生活など念頭にもなく、自らの周辺へのプラスの配慮=親族の優遇、やマイナスの配慮=親族の粛清に終始し、ポーズを重んじる。
ミサイルと国家経済を両方見る目があるのなら、いやそのような教養があるのなら違った主張があってしかるべきだ。
 状況をわかりやすく言うと英語でいうチキンレースに麻痺した精神だ。一車線の道路で双方向から互いに相手に向かい車を全速力で走らす、どちらかがハンドルを切るまでまっしぐらに走る。先にハンドルを切った方が負けになる。

自国でのコカイン製造や、偽ドル印刷、「前科」は豊富にある。漏れ出した映像では、「喜び組」と称されて、堕落した首脳の前で恥ずかしい踊りを踊らされる。テレビ放送で叫ばれるようなアナウンサーの儒教思想鼓舞の一方で、内実は外道に落ちる。
 どこから狂ってしまったのだろう。その肥満しすぎた満身の膿から飛び出すかのごときミサイルは、何を訴えたいのか?

 


ミサイルについても北海道襟裳岬の上空を通過とあるが、多くのメディアではメルカトル図法による軌道の先にはアメリカを置く。しかし実際の軌道はもっと異なる。googleEarthではハワイを越え果てしなく南米マゼラン海峡近辺を指す。この軌道は意図されたのだろうか。寸分狂わぬ軌道を制御する技術を持ちえたのだろうか?

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幸いにしてこのような国が永続きした歴史をわれわれは持たない。
ここのところ裏面で国家崩壊の兆しがみえているのでは。


「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」寺山修司

 

REMEMBER3.11

不断の努力「民主主義を守れ」