2017年4月旧シリーズ名「鉄道運賃はこのままでいいのだろうか」をタイトル変更しました。
旅の4日目
外房東金での朝日撮影は悪天候で叶わなかった。
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本日の宿、目的地は焼津。ここ東金からの距離を考え東京を避けた。また名古屋から未乗車の関西線経由をとも思うので、少しでも近づこうと考えた。
安房鴨川から館山、東京経由で東海道線、そして関西線。時間はある。
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ところがここでも計算違いがおきた。宿前から東金行きのバスは7時30分。準備が間に合わず乗り遅れた。その次が9時30分。その差2時間。東金駅着9時55分。
時刻表とにらめっこをして、東金10時出発で安房鴨川、館山となると東京着16時ころ、焼津着が18時ころになり少々きつい。
結局予定を、大原折り返しで大網から千葉へと、ルート変更した。外房線は東京近郊だから次の機会にでも踏破しよう。
それにしても千葉県は平らなところだ。調べると最高点は愛宕山408m。列車に乗るとその平らな土地が実感できる。
大原で折り返し、大網から蘇我経由千葉へ。総武線に乗り換え東京へ。今となってこの時点で蘇我から未踏破の京葉線に乗らなかったことが大変悔やまれる。
今回の旅は2度東京を素通りした。前回にも書いたが東京エリア不案内の者に予定を作成するという面では便利なようで不便だが、行き当たりばったりでも何とかなるということにはなる。しかし候補路線が複数あるだけに利用する路線だけはよく考えたい。
結局東京発13時47分熱海着15時37分。焼津着は17時14分になった。
ふと振り向き窓の外を見ると、またまた富士に雲がかかっていない。あわててシャッターを切る。悲しいことに網のような電線の中であった。景観台無し。連れ合いは偶然うまく撮れたその一枚(富士を切り抜き)
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焼津は温泉であった。黒潮温泉 風呂は照明も暗く、溶岩が入り組んで置かれ、浴槽は真っ黒。一人で入るには一種不気味な風呂であった。ホテルの案内には明るい写真が掲載されていたのだが・・
しかし実際はタイルも黒紫色で天井も黒かった。
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宿は朝食のみとした。漁港焼津で美味い魚が無いわけがないので夕食は近くへ食べに行く。宿のカウンターで店を聞いてみた。日曜とあって、休んでいる店があるとのことだったが候補を二三軒教えてもらった。
そしてその中のひとつ「やまちゃん」へ入った
なまシラス
船盛
他にもちろん焼津名物マグロもあるが、何ぜか戻りかつおを頼んだ。
元船乗りの御主人一家が店に出ている。後ろから大将の声がする中で、女将さんが娘?二人に指示をする。そう、実際に仕切っているのは女将さん。魚を調理するのも女将さんで、大将は後ろで声を出している。馴染みのお客さんが次から次と訪れる。
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旅の5日目
翌日は焼津から関西線周りの予定。念のため焼津港で富士の姿を探した。ビルの向こう山陰にくっきりと見えた。今日も雲はかかっていない。
昨日の2枚で青春18きっぷは残り1枚となった。金券ショップで1枚を探すが、地元のショップでは「レンタル」なる方式(注)らしいので、諦め富士撮影と金券ショップ探しを兼ねて静岡へ戻ることにした。
(注)5枚券を購入し使った枚数が少ない場合店に持ってゆくと他店で転売するよりも高価?で買い戻してくれる、とのうたい文句。ここに戻ることはないので別途買うことにした。
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静岡駅前で1回券はなく、4回券をゲット。そしてさらに撮影のポイントを求め清水まで戻った。ところが残念、清水駅のホームからは雲のかかった富士であった。
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清水で富士を諦め、東海道線を西へ。
豊橋から名古屋。名古屋が丁度昼時の12時3分着。駅ビルで昼食。ラーメンが食べたくなり探した。「味仙」辛かった。
そして関西線乗車。13時7分名古屋発62分ゆられて亀山14時9分着。5分待って14時14分加茂行に乗る。関西線は大変情緒ある沿線だった。
その関西線はなぜか加茂駅止まり。一駅先がJR西日本奈良線木津駅となる。なぜ一駅?
その答えがYahoo知恵袋にある。
事情は分かったが、関西線から奈良線への乗換は一駅なのに2回乗換となる。
上記が関西線キハ120 下記が大和路線区間快速 これに一駅だけ乗る。そして奈良線で京都へ
京都府しか通らない「JR奈良線」(とことんサーチ) :日本経済新聞
京都駅に着き例によってお疲れ様の一杯を重ねた。
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