東京新聞15-17日調査 Webサイトより
小池新党 235人立候補して獲得予想47名 20.0% 公示前比82.5%
立憲民主党 78人立候補して獲得予想46名 59.0% 公示前比287.5%
笑える。
いつもの反jimintoでない記事が続く。このような選挙は初めてだ。それも某小池さんのおかげだ・・。
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暮しで目いっぱいの人が、投票行動を考えるだろうか。
暮しながらなにかもっと、日々暮らしがらくになる方策はと考える。そして自身で解決できない問題があれば政治に託す。よい政治をしてほしいという願望は人一倍あるはずだ。しかし投票に行けない事情もある。
生活から判断した政治家の評価を最も反映してほしい層が投票に行けない。
その場合一つの評価表明がSNSなのかもしれない。SNSで意見は発信するが、実際の投票にはゆかない、そのようなパターンだ。
ネットの中では枝野幸男に対するその評価はうなぎのぼりのようだ。10月2日に政党を立ち上げて、日に日に指示が伸びているようで、本日(18日)現在で「追い上げれば当選可能圏内」の候補者もまだこの数日で伸びる可能性は充分ある。
それに反比例して、小池新党が支持を落としている。これは何を意味するのか?
憲法違反の安全保障法制=戦争法については、第一中身自体に違憲性があること、第二多数の横暴でこのように重要な法案を無理やりに国会を通したその手法にも問題がある、という双方の点で問題化したのである。
宮台真司氏は、あの小池新党踏み絵はその両方を是認している。しかし「安倍政治を打倒」と訴えている。これは何を意味するか? 小池氏は単に「安倍晋三にたいする人物の好き嫌い」で物事を判断しているに過ぎない、と解説した。
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過去の選挙で自民党社会党双極の55年体制が健在だったころ、左翼右翼の対立時に、過去のjimintoが考えた戦略として、左右の対立で国民の意見が二分されるなら、もう一つ「右の右」を建てれば、われわれjimintoは中道になる、という論理があった。実際に幾多の選挙で泡沫候補とよばれ極端な主張をする候補者が立ち話題になった。今回その再来だ。
なぜかjimintoが中道に見える。
いや、「寛容な保守」ならそちらがいいかと流れができかけたが、「排除の保守」となり、同じ保守ならjimintoがいい、と流れが戻ってしまっただけだ。これにたいする、某小池氏、hosono氏、前原氏の(トロイの木馬的)罪は政治歴史的に大きい。後世に語り継がれることだろう。
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東京新聞15-17日調査 Webサイトより
公示前は反jimintoで200議席という夢もあった。
中で前原氏、hosono氏は圧勝だって。もう笑うしかないなあ。
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京都駅でブラスバンドの公演があった。その中で小林亜星作曲集を取り上げていた。幾多の名曲の中から
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
彼女のにやっとした笑顔は、謀をたくらむときにでるものだ、というのは隠れた主題で、「やはり非条理だ」、が本題です。
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少し勢いが出たところだ、このままいけば念願の国会制覇が可能かもしれないと自負した。
そんな時に、民進党前原代表から候補者を「あなたの党から立候補させてほしい」と告げられた、これは数を増やすチャンスだ。一層制覇に向けて大いに加速できる、
そしてわかりました、「引き受けましょう」と答えた。
しかし、見るとかねてから好ましくないと考えていたメンバーが含まれている。
含まれることは当然である。ここで「一部となら合流する」と答えなければいけなかった。
一旦「引き受けましょう」と答えてしまったこの人はそのメンバーをなんとしても入れずに数を増やしたいと考えた。そして断わりを入れる「踏み絵」を実践した。当然排他メンバーに立候補をするなとはいえない。
しかしそのメンバーに立候補されると当選しそうな有力なメンバーもいるから、もし当選した後顔を合わせるのもいやだから、一つ当選のハードルを高くしておこう、
「無所属で立候補するなら、刺客をたてない。徒党を組むなら刺客を立てる」
こうしておけば当選には小選挙区での勝利のみで、比例での復活当選という方法はとれない。
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某小池氏が思い浮かべたであろう「小泉郵政選挙」は、自党を割って出た議員いわば総裁に謀叛を起こした議員に刺客を立てたのである。
某小池氏は、一旦「合流する」と思わせた議員・候補者に、踏み絵を踏ませ、踏み絵を踏まなかった、いわば一度も接点を持たない議員・候補者に刺客を立てたということなのだ。
自身が刺客になったからこそ、運悪ければ使い捨てのように、「よく善戦したね」で済まされる、落下傘候補者にあなたもなるのよと、にこっとしながらいえるのだろう。
二重の意味で、この人の心性を疑う。
こんな人にくっついてゆく、東京都民、hosono氏、当選が怪しい若狭氏、「踏み絵二スト」がまったくもって信じられない。
口先では、「安倍一強政治に反対を」と訴えながら、心の底では、選挙後の連立を模索する。
「私が弄んだ政治」をテーマにこの人はどのような論文を書くのであろう。そもそも論文を書く能力があるのであろうか?
手練手管で何人かは排除できた。しかし踏み絵ニストには仮面を被って応じたメンバーもいるようだから、未だ余波はあるかもしれない。当分最終的論文は望めない。
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国会議員一人あたりの経費を考えた。
議員一人の経費アバウト年間1億円
あなたが投票する場合はその人に1億円の税金を使っていいですよ、ということになる。尊敬できない、ましてや好きでもない人に1億円使ってください、ということになるかもしれない行為が投票だ。好きなひと、尊敬できる人がいないなら投票はやめようそれも市民の正しい選択だと思う。
(でも卑怯だが私は小選挙区「一票の格差0」(この選挙区には踏み絵ニストしかいないので)比例区「立憲民主党」として投票するかも)
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
共産党の「現実路線」は表面で見えるものとは異なり、深く静かに進行し相当なもののようだ。
しかし、それにも関わらず予想もしなかった「前原の計算ミス」によって現実路線は大きな実を結実することにはならないかもしれない。
選挙結果によって、与党野党の構成が現在より変化したとしても、三極の比率はそれこそ各三分の一となり、小池新党は自民党・維新と手を組みやはり、衆議院の7割を占める、というようなことになりそうだ。
それならなぜ解散したのかということになるが、解散は憲法改正へのgoを求める解散だった、なんて後付けの理由を掲げ必要議席を連立で獲得した、自民・小池新党・少数の維新(もちろん公明党は外される)という改憲勢力で、「めでたく国防軍・集団的自衛権」認証の憲法にとりかかる、なんてことになりそうだ。
なら最初から解散などせずに三分の二保有する現政権で公明党( 注)と憲法改正発議をすればと思われるが、そこはそれ得意の憲法改正是か非かのワンイシュー解散で信認を受けた、なんて理由付けが欲しいんだ。
とどのつまり選挙の結果が、こうなれば政権交代だったのかそうではなかったのかなんてわからない。したがって「政権交代実現への疑問」となるのです。
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まあそんなに投げやりにならなくってもという向きもあるが、この二十数年期待し破られ、破られ期待しという感じだった。
加藤周一は「それでも若者を信じる」といっていたが、ますます元気な似非権力者に比して「信じられる」若者もかなり疲弊している。
注 )創価学会の中では「民衆の味方でなくなった公明党」という批判もでている。
「公明党は私たち民衆に牙をむいてきた!!」信仰歴50年以上の信者までもが解党を訴える!?~「創価学会前サイレントアピール」 2017.6.18 - YouTube
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次に、
全国の人には西日本の地方政党なんて価値は理解できないだろうが、それにしても酷すぎる。でてくる駒=大阪知事といい大阪市長といい全部軽薄矮小と思える人物に見える。
いわば「丁寧なファシズム」党首が公明党とするならば、「水で薄めたファシズム」似非党首が西日本の地方政党だ。(もっとも西日本では、大阪は地盤沈下で鼻つまみにされ、「うちはしりません。あんさんだけでお好きにやっとくれやす」とされているが・・)
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2020年オリンピックを代表にして、東京都民の選択は押しなべて、日本の先を指す指針とはいえないし、その結果を甘んじて受け入れると、おやちょっと違うなと感じる。
所詮日本の10分の1でしかないのだから、いままで「日本の基準」だと考えていたのが大きな間違いなのだ。
この地はまだ江戸として人が多く住み始めてから400年位の歴史しかない。 いわばリーダシップをとってまだ浅きエリアといえる。当然失敗も経験しながら成長してくんだろうが、それにしても東京は自信を持ちすぎた。 山形や岩手、福島や新潟、島根や沖縄奈良や和歌山もちろん京都を含めた圧倒的な日本の伝統を軽んじすぎた。人は自信を無くしたときに「昔」に帰る。懐かしいところへ帰る。
今「温故知新」伝統を顧みるならば東京の方針はほぼ役に立たない。 自身が担いだ知事を省みるがいい、安井誠一郎、東龍太郎、美濃部亮吉、鈴木俊一、青島幸雄、石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一、小池百合子・・全員間違いなかったと自信がもてるかい。
中にはこれは酷いという人選はなかったか・・? 全員世界に誇れるtokyoの知事ですか?
2020年のオリンピックはやるべきでない。そんなの分かっている事なのに、返上は今となっては無理みたいだ。
それなら少なくとも出場選手のために競技開始時間を考慮すべきだ。
しかしなあ、あさ6時からのマラソン競技。(少なくとも日本ではほとんど見る人はいない)
まあ東京の道路を各地封鎖をして日本最高峰のビジネスを中断し、われわれ地方の人間はテレビ中継でのほほんと楽しみますか。
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そんなこんなでも、大多数の識者は「最良ではない次善の選択」を考慮して、是非投票に行こうと、いっている。
しかし、私はそう思わない、これほど見え透いた「選挙結果」や「政策のウソ」「言葉のウソ」に付き合う必要性はそれほどない、棄権も一種の意思表示なのではないか。
あなたが信じることができる候補者(政党)がいないなら、次善の議員として選んでしまって「申し訳ない」と謝られ、または「泣かれ」て後悔するよりは、無益な投票などせずに、それはつまり選挙結果を100%受け入れることになるが、日々の暮しに邁進したほうがいい。
(でも私は小選挙区「一票の格差0」(この選挙区には踏み絵を踏んだ人しかいないので)比例区「立憲民主党」として投票するかも)
関連する本日のおすすめ(その取材力とストーリーの構成がすごい)
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
hosonoさんが「わが党は選挙互助会ではない」といっているそうだ。
そうだろう、烏合の衆では困る。半分は話にのった小池氏が悪いんだから自身で小池氏にいえばいいんだ。(党首を説得できないのであれば)今一度離党すれば男らしい。
うんそうだ。
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帰宅途中バス停でバスをまっていると、小池新党北神圭朗氏がやって来て目の前で、街頭演説を始めた。
最初に、多分思わず、手を挙げてしまったおじいさんに、車から飛び下りて駆けより握手を求めていた。少しおじいさんは困惑していた。
それを見ながら、私はどんな表情をするか頭の中で考えた。彼の右斜め前をみてしばらくは無表情で過ごした。そして先日の二条駅前でぐっと「にらみつけた」小池新党若い女性立候補者(多分この方嶋村 聖子)よりはキンキン声でなく落ち着いている分まだましかなと思った。安倍政治の批判で演説が始まるとすぐに乗るべきバスが来た。なぜかそれでほっとしてバスに乗った。
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
政府の統計資料公開サイト「e-stat」政府統計の総合窓口 GL01010101
から、人口データをダウンロードする。
「地図で見る統計」をクリック、次のページで中ほどにある「データダウンロード」をクリックし、プルダウン「調査名」の下▼をクリック、「国勢調査」を指定する。
そして下のメニューから「平成27年国勢調査・・世界測地系1kmメッシュ」を選択、「その1 人口等基本集計に関する事項」にチェックを入れ、「統計表各種データダウンロードへ」をクリックする。次のページで
所定の地域の1次メッシュコード(注)を選択、今回はまず北海道札幌地区なので「M6441」を選択、「検索」をクリックすると右側に該当するデータが表示されるので、「その1 人口等基本集計に関する事項」「世界測地系緯度経度・Shape形式」をダウンロード。データは圧縮されているので解凍してから所定のフォルダに置く。
(注)右記が1次メッシュ番号一覧 Japan1次メッシュNo.pdf - Google ドライブ
*
次に「境界データ」でダウンロードしたテーブルデータ、今回の名前は「tblIT000847H64410.txt」の拡張子txtをcsvに変更する。
そして次に、GISに必要な「csvt」ファイルを作成する。テキストエディター(メモ帳など)を開き、次のテキストを入力
「string,integer,integer,integer,integer」、
上記csvファイルに変更したテーブルデータと同じ名前で保存し、拡張子を「.csvt」とする。今回の場合は「tblIT000847S64410.csvt」となる。これをtblIT000847S64410.csvと同じフォルダに保存する。
tblIT000847S64410.csvとMESH06441を登録したQGISが以下となる。
*
次にレイヤ「MESH06441」を右クリックし「プロパティ」を選択。
「レイヤプロパティ」画面で左のメニュから「結合」を選択
下部にある「+」キーを押す。「ベクタ結合の追加」が開くのでレイヤの結合欄に「tblIT000847S64410」を指定。「結合フィールド」「ターゲットフィールド」をそれぞれ「KEY_CODE」とする。そして「OK」をクリック。
再びQGISに戻り「MESH06441」の属性テーブルを開く。
ここで注意したいのは必ず全部の行にデータは入らないということ。下記は最初の行以下に「NULL」と表示されデータが入っていないが4行目にはデータが入っている。
*次に 前回作成したバッファ(「from1000mhokkaidoarea」)と、この地区の人口メッシュを重ね合わせる。
ここでさらなる注意は、この2種のデータはお互い面積を持つので、重なりだけで判断すると、わずかな重なりでも選択をし結果に誤差がでてしまう。したがって以下のように考える。
バッファ(「from1000mhokkaidoarea」)の中心=駅が存在する1kmメッシュを選択する。そこでバッファ(「from1000mhokkaidoarea」)の中心を求める。
「ベクタ」-「ジオメトリツール」-「ポリゴン重心」を選択し
「ポリゴン重心」で「from1000mhokkaidoarea」を指定し「Run」をクリックすると、レイヤ「中心点」ができた。そして下記拡大画像の駅のところに中心点ができた。
次にこの中心点を持つ1kmメッシュ抽出する。これには「場所による選択」を使用する。
「ベクタ」から「調査ツール」、「場所による選択」と進む。
開いたダイアログで「選択するレイヤ」にMESH06441を指定、「追加のレイヤ」で中心点を指定、「ジオメトリの述語」で「含む」にチェックをいれて最後に「Run」
そしてMESH06441の属性テーブルを開くと合致するデータが選択されている。
「属性テーブル」の画面左下プルダウンボックスを「選択した地物を表示する」に変えてやると全選択が表示される。この状態で「選択している行をクリップボードにコピする」をクリックすると、該当データがコピーされる。
エクセルに貼り付け集計すればJR駅から1kmの居住人口が計算できる。
このエリア(1次メッシュ6441)の総居住人数262万3406人、1km圏内の居住人口75万6475人、カバー率28.8%と集計された。速報値(未検証)
この作業を北海道をカバーする1次メッシュ30ほどのエリアで必要となる!。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/)
QGIS電子地図操作 第5回 空白地鉄道駅周辺人口比較1 に戻る
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
そもそも原発は地球温暖化防止のため有効だからという理由で開発されたのではない。
核分裂を人の手で制御できるという、「誤解の下で」原子爆弾となり、その技術を「平和的に」使用するとして製品化された。
原発は危険だからいらないのであって、原発が安全でかつ廃棄物も出ません、ということなら当然原発は大歓迎される。
また、地球温暖化を防ぐためには「原発が必要」という論理には十分条件はあっても必要条件がない。
原発を用いない、エネルギーを考え地球温暖化防止に邁進できるとするなら、原発必要論は成り立たない。
また政府の予測でも少なくともこれからの日本では将来的に見ると増大するエネルギー需要はない。
そして日本では、現在稼働している原発は5基(総原発数54)
また直近では2013年9月16日~2015年8月10日の約1年11ヶ月間、 日本で稼動していた(商業用)原子力発電所は0であった。
したがって反原発は、すなわち将来のエネルギーをいかにして確保するという問題が必然的に起こるものでない。
福島の悲劇を、語るまでもなく、人類にとって原子力=核は不要なものでなければならない。
地球温暖化の防止は全地球的に考えなければならないし、一国だけが努力してもムダである。
しかし、以下にあるように世界でも主要な原発製造企業が多数存在する日本でその動きを考えることは大変重要になる。
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私事で恐縮ですが、私は30年以上の花粉症です。罹り初めのころは毎年春先になると医者に行き、「あ、風ですね」と風邪薬を処方されていた。その後、戦後に急きょ植林された杉の苗木が成長し花粉症も最盛期になったらしいとわかった。
立派な花粉症患者としていうが、「花粉症ゼロ」なんてことより、一票の格差ゼロなんてことを謳えばいいのに。余計なお世話かな
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敗戦後日本はアメリカに占領され、特に沖縄に多く米軍基地が置かれた。
そして1945(昭和20)年12月に衆議院議員選挙制度改正が行われた。つまり敗戦前は「男尊女卑」であったため、戦後になって普通選挙が実施された。
日本国憲法の制定は、大日本帝国憲法の改正手続に従って行われた。1946(昭和21)年6月、枢密院で可決された憲法改正案は、第90回臨時帝国議会に提出され、貴族院・衆議院両院で修正が行われた後、同年10月7日可決。この改正案を10月29日に枢密院が可決したことを受けて、日本国憲法は同年11月3日に公布された。
その憲法のもと、大日本帝国憲法時代とは異なる、裁判制度や教育制度が整備され、日本の発展につながった。
海外への留学も、優れた憲法学の泰斗に学べることも、民法・刑法の条文を丸暗記する自由もこの教育制度の下で生まれた。万全ではなく歪はあるだろう、それを「改革する作業過程をリベラル」(昔は革新といったものだなあ)というのだ。
たまたま発信されたが世界でのリベラルに対する評価は、ノーベル賞級でもあるんだよ、小池さん。
追記 詭弁による「リベラル」批判が多いので、恥ずかしくて「希望」の党なんて呼べなかった。
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
このところ俗世間のあきれた汚れにまみれていたので、少し爽やかな空気を求めて逃げ出すように愛宕山へ行った。
丁度アサギマダラの飛来時期だったので、帰りに水尾を散策。今年は少ない飛来だったがアサギマダラを何枚か撮り、その後近くの清和天皇山陵まで歩いた。
清和天皇山陵は水尾でも谷を隔てた山中にある。
下図の右に「清和天皇社」があるがこちらは神社 そしてその下に「円覚寺」がある。ここが旧水尾山寺。東山にあった円覚寺が江戸期に火災にあった後で、当地に移設再建された。
(右記に詳しい)-天皇陵-清和天皇 水尾山陵(せいわてんのう みずのおやまのみささぎ)
大変にきれいに整備されていた。落ち葉ひとつない参道で、川音だけが響く静かな中、1kmほど歩く。
参道の途中数か所に竹ぼうきが置かれ落ち葉や小石ひとつなく見事なほど綺麗に清掃されていた。
山の中にポツンと陵墓があった。都を遠く離れたこの地に墓を希望した天皇とそれを囲むようにたたずむ水尾の里。
京都に多くある天皇陵慕とは趣がことなり、愛宕山の帰りにはいつも気になっていた。木が生い茂っていたので、水尾の里は見渡せないが谷をはさみ水尾が目の前にある。
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清和天皇は調べると31才と若くして亡くなった天皇で、あの祇園祭が始まったのはこの天皇の御代になる。また、後に源氏で有名な清和源氏の祖でもある。
27才の時に第一皇子の貞明親王(陽成天皇)に位を譲り、30才で出家、近畿の寺々を巡りながら厳しい修行を続けた。880(元慶4)年崩御(空海の少し後)。
驚くほど美しい参道に、地元のかたが清掃されているのかと思ったが急な山道でそれも困難と思われたので、宮内庁に聞くと宮内庁陵墓課で清掃されているとのこと。
(これこそまさしく「保守」というんじゃないか・・)
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
hosono氏は、政策協定書と異なるこんな偽善的文書を表明している。
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「内政は多様性を理念としてきた民進党の路線と大きな齟齬はない。しかし、外交安保の現実主義と憲法改正については貫かねばならない。民進党からの希望者が署名した協定書は、理念を共有するために欠かせないものだ」(太字化Blog)
結党時に定められた希望の党の綱領は以下の通りだ。
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かれは政界に打って出るとき、何を信条としていたのか、彼は自身公表している上記「党の綱領」と下記政策協定書の違いにほおかぶりしている。
だれが考えても、政策を実行する主体である立候補者に署名を要求した下記「政策協定書」を素直に読めば「党の綱領」とは異なる結果となる。
「綱領」からどのような論理的道筋を考えれば、
「希望の党の公認候補になるに当たり、党に資金提供をすること」
「憲法改正を支持し」
「我が党は、立憲主義と民主主義に立脚し、現行の安全保障法制については、憲法に則り適切に運用する」
なんて言葉が出てくるのか?
一例をあげるならば「立憲主義と民主主義に立脚」した途端に、現在の違憲安保法制(いわゆる戦争法)との矛盾を抱えてしまう。仮に安保法制をよしんばという立場なら、現憲法下では違憲であるので、筋としては安保法制を整備できる憲法に変えてから、法整備をするのが正しい。
現時点で現戦争法案を容認しながら。「立憲主義」を名乗ることはおこがましい。
「現行の安全保障法制については、憲法に則り適切に運用する」なんて全くの支離滅裂な文章だ。憲法を適切に運用したら現行の「安全保障法制」は違憲無効となる。
綱領によって実現される社会はせいぜい
なんてところだ。
彼我の文章をとっくり見比べ自身が何をいっているのかを時間をかけて考えればわかる。
いったいこの人はどのような教育を受けてきたのかと疑問に思い調べたら、
「憲法の個別的な修正は否定しないとしつつ、
と強い調子で、日本国憲法の根幹にある立憲主義を脅かすような改憲の動きを批判した」という佐藤幸治教授だった。いまだもって師の教えが呑み込めないらしい。
憲法改正:「いつまでぐだぐだ言い続けるのか」 佐藤幸治・京大名誉教授が強く批判 - 毎日新聞
もうすでに自覚していることだろうが、残りの人生はもう少し堂々とした道を歩むことを祈る。
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
「甘えてはいけない、時に情けはない・・」
この流れは早すぎるのではと思える時もある。
前原代表の「慢心」が原因ということしかない。
真っ当な歴史であっても、時は理不尽に過ぎる。
過ぎ去った時は戻らない。
なぜこのような結果と、出た結晶に時代の戯れを嘆く。
愚者には結果を受け入れることしか許されていない。
及び腰の参謀と、まず最初に逃げ出すていたらくな船長で我慢するしかない。
あの「政策協定書」に理性を失ってサインするのは誰だろうと想像をめぐらすが、
当然、小池新党から立候補できた元民進系候補者は、あの屈辱的悪魔の「政策協定書」にひるむことなくサインできる神経の持ち主なのだ。
なんとそれが100余名いるんだ。彼らは何にでも、不毛にでも感謝できるこころなんだろう。
赤色 小池色 青色 hosono色
アンダーライン ヘイトスピーチ在特会色
*
民進党代表として政治信条を許した相手が悪かった。
新しい器は破れた。
こぼれ出たスピリッツを枝野氏が汲んではみたが、覆水盆に返らず、また再び酒を仕込まなくてはならない。
どんなに腕のある優れた杜氏でも酒米の田植えから考えると2年は必要だ。その間に消費税up2%分は自民党の政策に使われる。
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」