待望の青春18きっぷ2017年要項が発表された。
今年こそ北海道一周を・・といまさらながら思う。
少し発表が遅れまさか今年はなし・・なんて不安もあったがこれで一安心
*
玄関から駅への最初の一歩を踏み出そう
詳しくは下記から
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
待望の青春18きっぷ2017年要項が発表された。
今年こそ北海道一周を・・といまさらながら思う。
少し発表が遅れまさか今年はなし・・なんて不安もあったがこれで一安心
*
玄関から駅への最初の一歩を踏み出そう
詳しくは下記から
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
2枚残った青春18きっぷをどうするか考えているときに、孫が恐竜博物館へ行きたいと・・
そこで残っている青春18きっぷを使って、孫二人を連れ福井恐竜博物館へ出かけた。
京都駅8時15分初の新快速敦賀行き320M。
湖西線経由で敦賀へは直通。途中近江今津で特急列車サンダーバード7号をやり過ごすので13分停車。
それぞれに足を伸ばす人、琵琶湖の写真を撮る人。
のんびりした後、9時50分敦賀着 53分発福井行き
*
JR福井駅でえちぜん鉄道に乗換。この鉄道は元京福電鉄 自動車の外部費用の概算研究によって復活再生した。下記参照
日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 5 - 紙つぶて 細く永く
そしてえちぜん鉄道福井駅はなんとまだ未完成の金沢から延伸される北陸新幹線の上にある。
JR福井駅のホームから「新幹線」線路上にあるえちぜん鉄道列車が見える。
JR福井駅着が10時47分。すぐ隣のえちぜん鉄道福井駅に歩いて向かった。駅でのんびり恐竜の写真も撮った。
そして改札に向かうと、駅員が「勝山行きに乗りますか?」と慌てた様子で聞いてきた。勝山行きは10時55分発だった。改札で「乗車駅証明書」をもらい慌てて列車に駆け込んだ。車内ではアテンダントという女性が乗車駅証明書と引き換えに恐竜博物館入館券付きのお買い得切符大人2120円を販売してくれた。
そしてえちぜん鉄道勝山まで。途中それこそ白い霊峰白山が見える。
勝山駅前には恐竜博物館往復のバスが待っていた。
恐竜博物館
しかし肝心の孫は動き吠える恐竜を怖がった・・・以下その様子
*
恐竜博物館からでるとケロッとしていた。私が「また恐竜博物館に行こうね」というと少しためらって、「う、うん」と答えた。
再びえちぜん鉄道勝山駅15時49分発でJR福井駅に出た。えちぜん鉄道福井駅着は16時42分、JR福井駅発敦賀行きは16時47分だと思ってた。時間差5分。往路の乗換であれだけゆっくりと歩き写真もとり、時間差8分がクリアできたので急げば間に合うと思ったが、実際は時刻表の見間違いでJR福井駅発は16時45分。ホームに着いた時列車の後ろ姿もなかった。
しかたなく付き合ってくれた孫へのご褒美に福井ー敦賀間を特急に切り替えた。サンダーバード32号
これで敦賀駅にて乗る予定だった16時59分に間に合った
孫を神戸まで送るので三ノ宮まで乗り一日青春18きっぷは終わった。
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
アメリカ原住民「スー族」の代表タタンカ・イヨタケ(シッティング・ブル)は、
神聖なる原住民の土地にはふさわしくないとして、
自国領土内に間借りしている
アメリカ合州国の首長でドイツからの移民の子ドナルドトランプとその仲間に、
国外退去を命じた。
その理由は、従順しかし野蛮な兵士を使い、世界中でテロ活動を行う危険があり、
かつ魔法の言葉でもって人心を惑わし、
首長に選ばれる前まで信頼していた無邪気な人々にさえ
得意の朝令暮改でもって落胆を植え付けた、というもの。
*
ドナルドトランプは裁判所へ訴え、
「私はテロを引き起こしかねない対象7か国の出身ではない」と懇願したが、
裁判所は移民の心はわからないと突っぱねた。
しかし被告の懇願により、
サウスダコタ州ブラックヒルズにミニトランプタワーの建設がゆるされ、
勇士クレイジー・ホースの巨大な彫刻に監視されながら4年の更生機関を過ごすことになった。
そして念のために再度のアメリカ合州国の首長立候補権はシッティング・ブルによりはく奪された。
*
あなたもわたしもみんな(原住民を押しのけた)移民の子
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
以前日本一長時間走る各駅停車にのりたいと調べたが、昨年日本一長い距離を走る各駅停車が少し足を伸ばした。
走行距離384.7km 走行時間は7時間33分
注)最長時間(8時間27分)運行の普通列車根室本線の2427Dは現在2016年から台風による架橋流失による影響で運休中 廃止になる前に一度乗りたい
*
一方JR出雲市駅から西出雲駅まで一駅だけ運行する列車がある。
駅間距離は4.8kmだから日本一短いJR各駅停車(いまは候補)
*
追記:JR最短距離を走る列車が見つかりました。
鳳-東羽衣間 距離1.7km 時間3分
もう一列車こちらはJR東日本
弁天橋-武蔵白石 距離1.7km 時間5分 途中に駅が二つあり5分となっている
*
いずれも未乗車
(好きなんだが、暇なんだか)
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
各地とも史上最大級の大雪で話題もちきりであるが、近隣では慣れない手つきで一家総出の雪かきにおわれている。
その近隣に自宅の前だけをきれいに雪かきを済ませ、家の前だけ雪のない一軒の家があった。すぐとなりには先日来の雪が残っている。その前を通りながら何故か違和感が沸いた。現実は、一軒の家先だけ除雪しても、その一家が家先だけを移動するのならば好都合であろうが、隣あるいは近隣のスーパーへ買い物に行くには雪が残り不便は解消しない。ならばこの家人は何をもって自身の家の前を除雪したのだろうか。おまけに道路をとおる車はこの雪の空白を避けて通った。
*
メディアの役割とは何か
紐解くと「メディア」とは媒介者の意味らしい。
トランプとアメリカメディアのやり取りを見ていてより一層メディアについて考えた。いわば世界最強の権力者になろうとする御仁の、数々の疑義をただす行為が適切に行われているのか、ということである。トランプはアメリカ合州国という家の前だけに雪が無ければいいと述べている。一事が万事この人物の言動には多くの疑問が伴っている。それはだれしも認めるところである。
その疑問を紐解くには、本人からの釈明が不可欠である。いや、形としては本人との質疑応答になる。
記者会見ではそれを拒否するのである。
160文字制限のTwitter中で一方的に意見を発表し、それにたいする不都合な質問には答えない。メディアはその「壁」にいかに対応するのであろうか?
少なくとも「真実の」トランプとわれわれの媒介者たるメディアが、その「壁」に屈する姿はその体たらくの現れではないか。
「壁」に挑戦するCNNやバズフィードがかすかにつながる媒介者となっている。しかし今後CNNの矛先が変わるという予測もあるなか、メディアも事実を持って指摘すればいいのだ。
しかし現在のところ各メディアは米大統領選挙事前予測の失敗から、自身の家の前を清掃し始めた。「ひょっとしてわれわれが思っていた価値観は間違っていたのかも知れない」「これはこちらの価値観を変える必要がある」
より骨のある媒介者を見てみたいものだ。
ニューヨークタイムスの名物コラムから
*
直近の世論調査でもオバマの60%の支持率に比べトランプは40%と低い。反対陣営の抗議デモが続く中、岡本行夫氏によるとトランプの就任演説にはヒラリーに投票した人への言及が一言もなく、アメリカの分断は深刻と。
*
きょうの社説では
「新大統領のドナルド・トランプ氏は「アメリカ・ファースト(米国第一主義)」を掲げている。 「偉大な米国の復活」は、国際秩序と一線を画す孤立主義への回帰なのか。大国としての責任を担い続ける覚悟はあるのか。しっかりと見極めたい」
といい淀んでいる。そしてこのスタイルを前提にして、
「共通の利益で長年結ばれてきたパートナーを軽んじる姿勢は、米国が築き上げてきた国際秩序への自傷行為にほかならない。長い目で見れば、米国の利益を損なうことをトランプ氏は悟らねばならない」
と指摘する。沈思黙考と断言。
メディアは一斉に自身の家の前へ雪かきに出て行った。
*
バズフィードはトランプ氏の発言に対抗して、「失敗しているゴミの山」と胸に記したTシャツや、「私は『失敗しているゴミの山』から誇りを持ってニュースを得ます」と書かれた車用ステッカー、ゴミ箱などをネットで発売。すぐに売り切れた。2万5千ドル(約290万円)の収益は、報道の自由を守る非営利団体「ジャーナリスト保護委員会」にすべて寄付するという。
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
2017年4月旧シリーズ名「鉄道運賃はこのままでいいのだろうか」をタイトル変更しました。
旅の4日目
外房東金での朝日撮影は悪天候で叶わなかった。
*
本日の宿、目的地は焼津。ここ東金からの距離を考え東京を避けた。また名古屋から未乗車の関西線経由をとも思うので、少しでも近づこうと考えた。
安房鴨川から館山、東京経由で東海道線、そして関西線。時間はある。
*
ところがここでも計算違いがおきた。宿前から東金行きのバスは7時30分。準備が間に合わず乗り遅れた。その次が9時30分。その差2時間。東金駅着9時55分。
時刻表とにらめっこをして、東金10時出発で安房鴨川、館山となると東京着16時ころ、焼津着が18時ころになり少々きつい。
結局予定を、大原折り返しで大網から千葉へと、ルート変更した。外房線は東京近郊だから次の機会にでも踏破しよう。
それにしても千葉県は平らなところだ。調べると最高点は愛宕山408m。列車に乗るとその平らな土地が実感できる。
大原で折り返し、大網から蘇我経由千葉へ。総武線に乗り換え東京へ。今となってこの時点で蘇我から未踏破の京葉線に乗らなかったことが大変悔やまれる。
今回の旅は2度東京を素通りした。前回にも書いたが東京エリア不案内の者に予定を作成するという面では便利なようで不便だが、行き当たりばったりでも何とかなるということにはなる。しかし候補路線が複数あるだけに利用する路線だけはよく考えたい。
結局東京発13時47分熱海着15時37分。焼津着は17時14分になった。
ふと振り向き窓の外を見ると、またまた富士に雲がかかっていない。あわててシャッターを切る。悲しいことに網のような電線の中であった。景観台無し。連れ合いは偶然うまく撮れたその一枚(富士を切り抜き)
*
焼津は温泉であった。黒潮温泉 風呂は照明も暗く、溶岩が入り組んで置かれ、浴槽は真っ黒。一人で入るには一種不気味な風呂であった。ホテルの案内には明るい写真が掲載されていたのだが・・
しかし実際はタイルも黒紫色で天井も黒かった。
*
宿は朝食のみとした。漁港焼津で美味い魚が無いわけがないので夕食は近くへ食べに行く。宿のカウンターで店を聞いてみた。日曜とあって、休んでいる店があるとのことだったが候補を二三軒教えてもらった。
そしてその中のひとつ「やまちゃん」へ入った
なまシラス
船盛
他にもちろん焼津名物マグロもあるが、何ぜか戻りかつおを頼んだ。
元船乗りの御主人一家が店に出ている。後ろから大将の声がする中で、女将さんが娘?二人に指示をする。そう、実際に仕切っているのは女将さん。魚を調理するのも女将さんで、大将は後ろで声を出している。馴染みのお客さんが次から次と訪れる。
*
旅の5日目
翌日は焼津から関西線周りの予定。念のため焼津港で富士の姿を探した。ビルの向こう山陰にくっきりと見えた。今日も雲はかかっていない。
昨日の2枚で青春18きっぷは残り1枚となった。金券ショップで1枚を探すが、地元のショップでは「レンタル」なる方式(注)らしいので、諦め富士撮影と金券ショップ探しを兼ねて静岡へ戻ることにした。
(注)5枚券を購入し使った枚数が少ない場合店に持ってゆくと他店で転売するよりも高価?で買い戻してくれる、とのうたい文句。ここに戻ることはないので別途買うことにした。
*
静岡駅前で1回券はなく、4回券をゲット。そしてさらに撮影のポイントを求め清水まで戻った。ところが残念、清水駅のホームからは雲のかかった富士であった。
*
清水で富士を諦め、東海道線を西へ。
豊橋から名古屋。名古屋が丁度昼時の12時3分着。駅ビルで昼食。ラーメンが食べたくなり探した。「味仙」辛かった。
そして関西線乗車。13時7分名古屋発62分ゆられて亀山14時9分着。5分待って14時14分加茂行に乗る。関西線は大変情緒ある沿線だった。
その関西線はなぜか加茂駅止まり。一駅先がJR西日本奈良線木津駅となる。なぜ一駅?
その答えがYahoo知恵袋にある。
事情は分かったが、関西線から奈良線への乗換は一駅なのに2回乗換となる。
上記が関西線キハ120 下記が大和路線区間快速 これに一駅だけ乗る。そして奈良線で京都へ
京都府しか通らない「JR奈良線」(とことんサーチ) :日本経済新聞
京都駅に着き例によってお疲れ様の一杯を重ねた。
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REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
2017年4月旧シリーズ名「鉄道運賃はこのままでいいのだろうか」をタイトル変更しました。
旅の続き
今回泊まった宿は野沢温泉にある「もみの木」 民宿とペンションを足して3で割ったような宿。つまり民宿に近いという風情であった。
女将によるとこの日の雨で、12月23日連休の初日ということで満室であった予約はほとんど解約され、クリスマスイブイブ(?)なのに宿泊は我々をいれて二組。なんとも寂しい限りであった。
もう一組は東京からやってきた、やはり外国人ドイツ人の三人。食堂での食事では最初は双方が遠慮して会話は不成立。ところが今回は連れ合いが、しょっぱな!に口をきいた。
「日本食は大丈夫ですか」
すると納豆はもちろんのこと日本食はほとんど大丈夫で、お箸も目の前で見事に使っていた。東京から車でやってきたとのことであるが、われわれが青春18キップで格安で東京からやってきたという話をすると目の色が変わった。「わお」という感じだ。明日は当地から長野、松本、甲府経由で東金へ行くといったらこれにもびっくりしていた。一人が現地をよく知っているらしく、「サンライズ?」と聞いてきた。
青春18キッパーの魅力を感じてくれたのではと思う。列車の旅に魅力され、一人でも車から列車に代わってくれればうれしい。
ご当地野沢温泉とあってもちろん野沢菜が名物 宿ででた一品も代々受け継がれている製法とのこと。もちろんスーパーの品とは異なり女将の手造りであった。大変美味しかった。
一緒に陶板焼きと生肉で牛が出てきた。板さん(ただし女性)にきくと少し間を置いて、「信州牛」とかえってきた。しかし話し込むと生肉の方は鹿刺しであった。鹿を牛と間違うなんて、「自慢」のこの舌なんていい加減なものだなあ・・・・これも美味かった。ただ鯉のあらいは出てこなかった。
*
翌日は昨夜来の雨が雪に変わっていた。一面真っ白。
やはり当地はスキーのメッカらしく、学生数十人があさ6時過ぎから目覚まし?の体操をしていた。
ここ野沢温泉出発のバスは朝6時30分 雪の中を飯山駅まで走る。
飯山駅からは7時15分発長野行き この間の飯山から豊野までは飯山線、豊野から長野までしなの鉄道北しなの線となる。飯山からの乗客に高校生らしき数人が乗っていた。
*
長野駅に8時8分着。そして8時18分発松本経由甲府まで約2時間の乗車。三大車窓「姨捨」を通る。姨捨では行き違いで3分の待ち合わせ。ホームに降り写真を撮った。
行き違い列車長野行き快速が通過していった。ここ姨捨駅の様子は以下に詳しい。
篠ノ井線 姨捨駅
通過待ちの間に車掌と話をした、ここのスイッチバックではワンマン列車なら運転士は目視のみでバックするとのこと。多くは2両編成なので、「充分確認できます」ということ。今回の列車のようにワンマン列車ではなく車掌のいる時は車掌が確認をし緊急の時は車掌がストップをかけるそうだ。
後ろにカメラでもついているのかと思ったが列車後ろにカメラは付いていないそうだ。
列車は松本から塩尻、岡谷、小淵沢経由で甲府に着く。甲府の手前で一片の雲もかからない見事な富士とそして甲斐駒が見えた
*
そして甲府で下車。甲府駅ターミナルビルに上った。そこでも富士を一枚。
昼食はターミナルビル。各フロアで昼時の呼び込みをにぎやかに行っていた。仙場Jrという店でほうとうを食べる。
*
甲府駅を13時16分出発 高尾14時51分 ここから中央特快でお茶の水へお茶の水着は15時52分。お茶の水で待っていると津田沼行がやってきた。あやうく乗りかけるところであったが、次の15時59分発千葉行きに乗った。
この路線は中央線・総武線・さらに中央特快・総武線快速・中央総武線各駅停車等が混在し、かつ手持ちの時刻表(コンパス時刻表)にもこの路線は列車の運転間隔しか掲載されていない。この列車に乗れば何時に何駅につき次の列車は何時という経過が分らない。
まして根岸線・東横線・横浜線・京葉線・南武線・池上線なんてよばれてどれが私鉄かなんてクイズもどきだ。(おまけ千葉県西船橋駅に「武蔵野線」があるのです) 東京近郊はJR路線のみでもかなり重なりわれわれ「地方」人にはいまいちわかりにくい。
*
千葉には5時前に着いた。駅前のバス停で路線を選ぶが東金行きが見つからない。停まっていたバスの運転手に訊いた。すると「東金なら10番乗り場で聞いてください」との返事。10番乗り場に行き運転手に聞くが、「東金のどこに行きますか?」「なんとかという国民宿舎に行きます」ととっさに宿名「サンライズ」が思い出せず、返答するが要領を得ない。(いまにして思えば「なんとかという国民宿舎」なんてことで運転手が分かるわけはないと思う)
バスに聞くことをあきらめたその時後ろから、「どちらに行きますか?」「運転手はなんといっていますか?」と親切に女性が声をかけてくれ、東金ならこの乗り場であっていると教えてくれた。
時間は夕方5時。チェックインの心配もあるのでサンライズ九十九里へ電話を入れてみた。するとなんと「サンライズ九十九里」へ乗り入れるバスがあり、乗り場は別で17時30分発という。親切な女性にお礼を伝え無事4番バス乗り場からバスに乗れた。
乗客は10人足らず。サンライズ到着は少し遅れ18時40分になった。本日は雪の長野県北部から山梨、東京を経て房総到着。
夕食バイキングは午後7時から。びっくりするくらい大きな宿だが、バイキング会場もかなり広い、数百人のざわめきの中で食事。そしてきょうはクリスマスイブ。この喧噪の中数百人がそれぞれイブの夜を過ごしたことになる。
雪の野沢温泉で二組だけの食事の後は、数百人の食事これも旅のだいご味だ。ただウェイター諸氏は親切、丁寧だった。
*
武蔵野線の不思議
武蔵野線は鶴見駅から西船橋駅までのJR線。下記図のように東京を大きく迂回して名称の由来となった武蔵野から続いている Wikipediaより引用 武蔵野線 - Wikipedia
首都圏の路線名
根岸線(JR)・東横線(東急)・横浜線(JR)・京葉線(JR)・南武線(JR)・池上線(東急)いずれも狭軌の路線
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不断の努力「民主主義を守れ」
2017年4月旧シリーズ名「鉄道運賃はこのままでいいのだろうか」をタイトル変更しました。
おいこっと3号に乗車した。「おいこっと」とは東京のアルファベットTokyoを逆「OYKOT」に読んだ。つまり東京=都会にはない環境を味わっていただこうということなのだ。
今回の青春18きっぷでの旅は川崎から長野野沢温泉、千葉東金「サンライズ九十九里」、静岡焼津という青春18きっぷとはいえ我ながらの超変則ルート。なぜこんなルートをと考えながら(半分仕方なく)巡った。
房総で朝日を眺めることが第一の目的だったが、あいにく房総「サンライズ九十九里」では当日太平洋は高い雲に覆われていた。
沖をゆく漁船が一隻朝日がなくさみしい夜明けだった。
*
今回の青春18きっぷ小旅行、まず川崎で従妹夫婦と食事のあと宿泊、翌日は朝5時30分ホテル出発
武蔵小杉からは南武線 立川まで42分。立川で中央線乗換高尾着が7時6分。高尾で列車が代わり甲府まで92分。この間が朝のラッシュ時で少し混雑した。甲府着8時38分そして松本行きに乗換え125分。松本着は10時58分。長野行きに乗り長野着は12時22分。おいこっと3号は13時30分出発
*
松本駅ではあずさ50周年の行事、列車出発式が行われていた。
https://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/161013.pdf
*
ここ長野駅で自身のチョンボに気づいた。おいこっと3号は全席指定。その指定席券を忘れてきた。あれほど事前に各方面お騒がせした切符なのに情けない。詳しくはこちら
日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 7 - 紙つぶて 細く永く
長野のみどりの窓口で相談した。大勢の観光客の中で事情を話した。
まずまだ指定席は空いているようで、だめなら2席を新しく買い求めるために確保。そこで窓口担当者に持参を忘れたことを話し相談した。すると、よくあることのようで、(あきれて)「はいはい」と手慣れたもの。発行された切符は下記画像の「(紛失再)」の文字aが入力された指定席切符だった。「これをみどりの窓口へ持って行けば払い戻しができますよ」との案内。
そしてJR東日本長野駅改札で上記画像のbを押印してくれた。
*
おいこっと指定席で向いに座ったのがこれまた青春18きっぷ愛好家(18キッパーという)。神奈川小田原市から行きは新幹線、帰りは青春18きっぷの往復とのこと。私より年上に見受けられる女性だったが、早速酎ハイを傾けながら青春18キッパーについて一講釈語ってくれた。いわく
「JRは第三セクター(以降三セク)に乗客を運ぶため観光列車を増発している。経営の苦しい三セクにはわれわれも運賃負担をしなければ・・」
そうこうするうちに列車は出発、しばらくしておいこっとの改札が始まった。改札車掌によるとおいこっとは青春18きっぷでは別運賃らしい、「うん?」とJR東日本えきねっとの説明で要らないといわれたことを伝えると、「担当者が間違った説明をしたようで申し訳ありません」とペコリと頭を下げられた。さらに前の女性18キッパーも加担し「三セクには払わないとだめだ」
多勢に無勢あっさりと支払いました。そしておいこっと3号車掌は上記画像のcを押印、到着したJR東日本飯山駅の改札で上記画像のd再収受証明を捺印してくれた。
*
*
飯山駅到着時には弱い雨が降っていた。
飯山駅は北陸新幹線開通で東京駅から2時間足らず、そのせいか野沢温泉へ向かう観光客で一杯だった。その三分の一は外国人。
隣に座った若い社会人に聞くと、なんと野沢温泉はスキーのメッカ(スキーをやらない私は知らなかった) この外国人観光客ももちろんスキーを滑りに来る(「スキーを滑りに来る」この文章があっているか自信ない) その中でも多くは北海道トマムへ押しかけることでも有名なオーストラリアからのスキーヤーとのこと。事前の天気予報では長野県北部は午後から雪となっていたが温度が高く雨となった。スキーヤー同様雪を期待していた気分が少し冷めた。
バスが野沢温泉に近づくにつれ雨脚も強くなってきた。宿近くのバス停でも強い雨が降る中バスを降りた。
*
野沢温泉へは外湯巡りが目的だった。まず「大湯」
「熱い湯」と「ぬるい湯」があるが熱い湯はとても熱い。ぬるい湯に慣れてから少し入った。そこへ外国からの観光客が三名ほど入湯。アイルランド人と話した。アイルランドには温泉がないそうで、アイスランドの温泉に行ったそうだが、日本の温泉文化は素晴らしいとのこと。最後に「妻が女湯に入っているが、もう上がるころなので」と上手な日本語で「お気を付けて」と上がっていった。おもわずわたしは「サヨナラ」と英語イントネーションで答えた。
大湯の次は「河原湯」 外湯の中はいずれもこんな感じで入るといきなり湯船です。
次が「麻釜の湯」
いずれも地元の湯仲間による世話で入湯料金は無料でした。感謝
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2017年4月旧シリーズ名「鉄道運賃はこのままでいいのだろうか」をタイトル変更しました。
今回はJR各社の連携について考えてみる。
もちろんJR路線は日本各地へレール間隔1067mmでくまなく続いている。JRの境界で分断されているのではない。分断されているのは新幹線だ。
その連続している路線を6社に分けて、かつ新幹線だけを分離しないという方針でJRは発足した。そのこと自体にたいする批判もあるが今は利用者としてそのJR各社連携についての一考察。
*
ことの発端は・・・
例によって今冬青春18きっぷでの小旅行を計画した。そこでかって、飯田線で5時間の普通列車にのったことを思い出し、最長列車を調べてみた。すると北海道滝川発釧路行「2429D」8時間27分とわかった。走行距離308.4km。
しかしこの列車は2016年8月の台風で根室本線が甚大な被害を受け東鹿越-新得間が不通となっているため、現在走っていない。
そこで思い切って方向転換。房総を目指した。夕陽が印象的だった館山へは一度行ったことがあるが、とくに外房は一度も訪れたことはなく東に面する太平洋の朝日を眺めようと考えた。
まず東金で宿がとれた。折角休みを取るのだからともう一泊を探した。東金からもちろん青春18きっぷで行ける範囲=近くではなく普通列車一日分の距離を考えた。さんざん考えた挙句、決まったのは冬のおいこっと号。
長野から飯山へは途中にしなの鉄道区間が含まれる。しなの鉄道は1998年に開催された長野オリンピックに合わせて敷かれた長野新幹線開通により並行在来線となる軽井沢~篠ノ井間で1997年に開業した。そして北陸新幹線としての延伸により長野から直江津間がまた、第三セクター化された。いわば新幹線運行のお荷物として自治体にわたされた路線であるということを覚えておきたい。
この区間は特例で青春18きっぷでの乗車が可能になっている。また冬のおいこっとは全席指定なので青春18きっぷの場合は別途指定席券のみを手配しなければいけない。JR各社に聞いてみた。JR東日本ではえきねっとで扱う商品なので運賃・指定席券ともに購入は可能とのこと。
おいこっとは人気列車との情報もあり近くで確実に指定席券をと考えJR西日本お客様センターにも確認したところ、係員も知らない列車のようで時間をかけて調べてくれた。
その回答は「みどりの窓口で購入が可能。ただし人気列車で残席数が少ないようです」とのこと。残席数までわかるくらいだからとの思いもありこれは間違いないと最寄り駅窓口に聞いた。ところが駅のマルス端末機をたたいてくれるが出てこない。お客様センターで確認したのでと再度強く依頼をするがやはり出ないとのこと。どうやら間に「しなの鉄道」区間が入ることかららしい。
そこで電話によって各方面に聞いてみた。
しなの鉄道に聞いた
「しなの鉄道のキップが変えるのはJR東日本の窓口。各社と契約をしないと販売してもらえないので」
どうやら第三セクター(もっともそれに限らず純粋な昔からの私鉄路線でもそうなのだろうが)の路線は切符についての取り扱い契約のようなものを結ばないとJRでも切符を販売できないことになっているのだ。
参考として同じ第三セクター京都丹後鉄道にも聞いた
「JR各社で切符を買われる場合、帰りの切符購入が第三セクター側でも発生する可能性があるので、第三セクターで帰り切符が販売できるようにとなるとマルス端末の設置など経費がかさむ。そのため丹後鉄道を含め全国の第三セクターではいまのところ(販売エリア)縮小傾向ではないか」
JR西日本窓口のJR西日本で発売できるキップについての見解
「JR6社線から特急がでている経路についてはみどりの窓口で購入可能」
「それでもWebおでかけネットで表示できるのはJR西日本・JR九州・JR四国・東海道新幹線に限られる」
第三セクター2社以上を含む経路はJRマルスシステムではシステムとして発券できない、との見解もあった。つまり第三セクター「A社」と「B社」を結びつける切符はシステムの制限から発券できないということらしい。
システム構成の面から、つまりデバッグに要する手間や未来のシステム要件変更にたいする用心からハードルを低く抑えようとする。そうであればこれは以下記事に記載のような現状を鑑みずむやみに不安を過大評価し臆病になっているに過ぎない。
現在のマルスシステムでさえかなり複雑なシステム構成になっている。下記参照
それよりもなによりシステムとして大変参考になるのはNAVITIMEで実現しているということではないだろうか。
*
しかしシステムとしてクリアできても下記にあるようにコスト面から難しいのが現状のようだ。
*
そうなるとこのままではますます第三セクターの切符は買い求めにくくなる。
REMEMBER3.11
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