紙つぶて 細く永く

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スポーツの格差

野球一辺倒:高校のスポーツにおける「純真さ」に格差はない

スポーツにおける不平等は好き嫌いの問題です。

それは否めない事実ではあるが、こうあからさまに見せつけられると、その「純真」も色あせてしまう。私は圧倒的に、蹴球よりも野球が好きだ、でも今の高校野球と野球は別だ。甲子園型高校野球の延長に「プロ野球」があるのではない。

高校生に差はない。「帰宅部」であれ野球部であれ高校生に差はない。

大ぴらではないだろうが、煙草を吸う輩もいれば、万引きに手を染める輩もいる。

しかし、このような部員の面は紙面には載らない。あくまでも高校球児には「純真さ」が求められる。

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そして「ザ・4番」や「強気の2年生」というスーパ高校生があふれる。

かたや高校総体のバレーでは岡山東商が全国制覇を成し遂げた。

「ザ・4番」や「強気の2年生」というスーパ高校生が活躍しているのは、いわば全国大会ではなく、地方予選である。

同じ高校生のスポーツで、かたや高校総体での全国制覇と、一方は地方大会予選の結果でこうも紙面の扱いに大きな差があっていいものだろうか。

高校総体にサッカーはあれど野球という競技は入っていないのだ。別格扱いなのだろう。

 

これは好き嫌いの差というよりも、主催新聞社の営業活動からくる紙面構成が勝っているからなのだろう。新聞 - 紙つぶて 細く永く

このような提灯記事を書かされる記者も内心忸怩たる思いではないか。

紙面では猛暑最中に開催されるオリンピック批判も随分掲載された。

しかし、同じ時期に開かれ、猛暑も桁違いの甲子園で行われる、高校野球予選と本大会についての批判はタブーなのだろうか。

特に高校野球に偏った礼賛記事が紙面にあふれる。
2010年から全国高校野球選手権大会毎日新聞が後援で参加するようになった。

毎日記者は営業活動からでもなく、なにを思って提灯記事をかくのだろう・・。

野球一辺倒:高校のスポーツに4対1以上の酷い格差はない

以下は、甲子園への準備をする京都代表チームの練習風景と高校総体「バレーボール」「ハンドボール」で勝利を挙げた2チームのスコア記事。記事面積が9対1の差であった。

記事を見落としていた。さらに下段にスコア記事があった。集中力も薄れこれは暑さボケかな。

結果記事面積の差は4対1となりました。
(しかしそうであっても以下の判断は間違いない)

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この比が逆で当たり前じゃない。

それにしてもなんだか毎年同じような記事を書いている気がするなあ。

REMEMBER3.11