紙つぶて 細く永く

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国際・政治

時に情けはない

「甘えてはいけない、時に情けはない・・」この流れは早すぎるのではと思える時もある。前原代表の「慢心」が原因ということしかない。真っ当な歴史であっても、時は理不尽に過ぎる。過ぎ去った時は戻らない。なぜこのような結果と、出た結晶に時代の戯れを…

仮面の右翼

議員諸氏悪あがきはやめた方がいい。3年待てば情勢は変わる、じっと堪えればいい。3年間でなにものにも勝る実力をつけろ、地盤を作るのだ。3年たてば情勢は劇的に変わっている。 この事態は長くは続かない、元大阪府知事のごとく、きっと似非愛国者の自壊…

あるひとの信条

hosono rinen 私たちは、長年続いた自民党政治を大胆に変える意欲を持って、各自の社会現場の経験を経て民主党に集結しました。 世襲は新たな挑戦者の登場を妨げ、企業団体献金は、政治を国民に開かれたものにすることを妨げます。 いずれも、自…

原点にたたずみ続けるひと

多分ご自身は心底そう思っているのだろうが、しかしそう思っている人はほんの少数しかいない。なにかというと、その人のレベルに合わせて、かみ砕いていうと、「私が最初に教えられたときには頂点が3つある図形が四角形と教えられた。その図形を見て他の誰…

なまけ心を乗り越える

立っているよりは胡坐をかく、胡坐をかくよりは椅子に座る、椅子に座るよりは横になる、横になるよりは枕に頭をのせる、とひとは怠惰になるものだ。これが人情というものかもしれない。 同じように、外出するときにまず考える、最寄りの駅まで歩いて行けば1…

落とし前

北朝鮮との関連でいうなら、今この危機を解決するには関係五か国の中で、米国ロシア中国韓国の状況から、日本が主体的に交渉の前面に立たないと事は解決に進まないという論がある。 しかし悲しいことに我が国のリーダーには「前科」があり対北朝鮮の交渉では…

民のかまどの煙は消えかかっている

今日の北朝鮮ミサイルが再び襟裳岬上空をピンポイントで通過したと考えた場合の軌道 アメリカ領土ハワイへの到達軌道 アメリカ本土ロサンゼルスへの到達軌道 いずれも大圏軌道を描いている。訂正(前回にGoogleEartth上で襟裳岬上空通過軌道の延…

国民とミサイル

地理的に半島の付け根のような、いわばねじれた陸地には地下資源が収束され豊富になる。その結果朝鮮半島では「北の鉱工業、南の農業」という言葉がかつてあったほど、朝鮮半島北部では金などをはじめ様々な鉱物が採掘されてきた。大韓商工会議所が2007年に…

創価学会政治部

最近暇を持て余すので、つらつらと本来考えなくてもいい、かつどうでもことに思考が及ぶ時間が多くなった。以下その駄文です。 衆議院で多数を制する理由から連合を組むという意味もなく、存立の基盤である「平和の党」として強い平和政策を相手方に投げかけ…

保守として何を

それにしても手のひらを返したような持ち上げようだ。昨日までの批判は他人の空似とばかりに、相変わらない二世内閣人事に喧しい声を上げる。* 閣僚 1代前 2代前 ◆総理:安倍晋三(あべしんぞう) 62 安倍晋太郎 岸信介 《無派閥》(細田派?) 党総裁〈…

質問の流儀

休会中審査で小池議員は「最高指揮官たる総理はこの間何をしていたのか」と問いただした。それに対し首相は特別防衛監察があるのでその間の問い合わせは差し控えている、のでいまだにその件についての報告はないと語った。一見手順に則ったさもありなんとい…

Populismへという誤解

選良と呼ばれる議員諸氏の中には、市民にわかりやすく説くということが、すなわち自身のレベルもできるだけ凡庸でいいという基本的な誤解がみられる。ある議員の自己紹介文。 ある地方議員 血液型 A型 家族構成 妻と息子の3人家族 趣味 山登り(槍ヶ岳など北…

力不足 カンニングで一応「宿題」提出 後

参議院編 (国会議員いちらんリスト|政治家(衆議院475名と参議院242名) よりお借りしています) 注)権力親和指数部分はBlog主の創作です 注)選挙区欄の「新」「前」は2016年選出で安保法案当時には議員でなかった。 選挙区 政党 氏名※ 数字は当…

力不足 カンニングで一応「宿題」提出 前

先日来取り組んでいるのですが、個人的実力未熟で一覧表の作成でがきなかったため、国会議員いらんリスト、間違った「国会議員いちらんリスト」というサイトに「安保法=戦争法」と「共謀罪法案」の国会議員賛否一覧があったので、備忘録に掲載します。(国…

北朝鮮昨今の事情、だけではなかった

祖父の代から引き継いだ大事な国家だから必死でその方針を擁護する。公の場では追及の矢面にたち非難たけなわだが支持率は高い。(国連安保理では特に。しかし世界162ヶ国が承認)堅固な組織体制であるようだが、思い出したように時に側近にぼろが出る。…

継続は力なり

CNNーUSA版にはトランプ大統領の各政策進捗度が掲載されている。(日本版にも翻訳が掲載されているがなぜか判定人「By Gregory Krieg, Will Mullery, Tal Yellin」の記載がない)21の政策についての進捗度で、高いものは100%、つまり完全実施か…

論駁

立花隆の力作「論駁」そこにこんな一節が。********************************法律問題というのは、数学や物理の問題のように答えが必ずしも一義的に出るわけではない。ひとつの論点について三つか四つの議論が同時になりた…

税を上げる前にやるべきことと議員諸氏がいっていたことはなんだったのか

「共謀罪」法案への各議員賛否一覧を本日作成した。となれば大ニュースなのです。というのも衆議院は公務員の性からか、間違いのないように、かつ個人に責任が及ばないよう石橋を叩いてわたる仕事ぶりなのです。まず衆議院では議事録というものに各議員の投…

移民または亡命者たち

加藤周一に「亡命者たち」という一文がある。 亡命者たち(抄):加藤周一日本から外国への移民はあったが政治的理由による亡命者は、十五年戦争当時の狂信的な軍国日本からさえも、きわめてまれであった。 その理由の一つは、日本政府が批判者を弾圧し投獄…

FakeNews

アメリカ原住民「スー族」の代表タタンカ・イヨタケ(シッティング・ブル)は、神聖なる原住民の土地にはふさわしくないとして、自国領土内に間借りしているアメリカ合州国の首長でドイツからの移民の子ドナルドトランプとその仲間に、国外退去を命じた。そ…

雪かきそしてメディア・報道の役割

各地とも史上最大級の大雪で話題もちきりであるが、近隣では慣れない手つきで一家総出の雪かきにおわれている。その近隣に自宅の前だけをきれいに雪かきを済ませ、家の前だけ雪のない一軒の家があった。すぐとなりには先日来の雪が残っている。その前を通り…

タワーマンション司法

名画の帰還 映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」 クリムトの「黄金のアデーレ」の経緯を描いた。実話に基づく。 主演は名優ヘレン・ミレン、相手役にライアン・レイノルズ 誰でも一度は目にしたことはあるだろう名画「黄金のアデーレ」は、当時ウィーンの銀行…

アメリカだけの悲劇?

Paul Krugman 1953年生まれ。米ニューヨーク市立大学教授「選挙とは、権力をつかむ人を決めるものであって、真実を語る人を決めるものではない」 「トランプ氏の選挙運動は、かつてないほど欺瞞(ぎまん)に満ちていた。 このうそは政治的な…

先人の知恵にも松竹梅

「学者というものは、普通の人より頭もよくしっかりとものを考えているのだから、間違うはずはない、と思いがちだが、学者の態度は、対象から身を引き離して、それを観察し形式論を立てるに過ぎない」 という論がある。ここで「学者が間違うはずはない」=完…

絶えず愉快なカルル氏 続

トランプの評価もやっと少しづつ出てきたが、その評価の幅は米国大統領予備選の各メディア評とはそう変わらない。みんな資料が無くて苦慮している。その中で寺島実郎氏の以下のコメントがトランプの人となりを少し理解しやすく解説してくれている。 彼の、ビ…

読めばわかるのだが むしかえしに誘われて

ある投書から 参院選の結果、憲法改正の議論が本格化しそうです。しかし議論は改憲派と護憲派の意見がかみ合わないまま推移し、今日に至るのではないでしょうか。 この状況を改めるには、両派閥の議論が必要です。そこでまず、改憲派の私から護憲派のみなさ…

「やまとこころ」と選挙 下 by 加藤周一

加藤周一に『「やまとこころ」と選挙』という1990年4月の一文青字部分から連想の下巻。*文運いまだ衰えず。やまとの国のもう一つの特技は、言いかえ技術の翻訳への応用である。英文和訳して、英文は外向けに、和文は内向けに用い、外も内もまるくおさ…

「やまとこころ」と選挙 上 by 加藤周一

加藤周一に『「やまとこころ」と選挙』という1990年4月の一文青字部分から。連想をした。*さくらの好きな本居宣長は、秋冬の頃、花を見ないでも、三百余首のさくらの歌をつくった(「枕の山」1801年刊) 「しき嶋のやまとこころ」の方は、それより…

四国に近い信頼する友人へ

メール返信ありがとう。昨日のメールにも書きましたが、私はあまり携帯電話を好みません。PC並みの機能があるのに、入力方法はこの小さい箱のツールのままという点でどうもなじめません。操作性の点からスマートフォンは必然的にPC入門機やおもちゃとし…

「すでに2/3議席を超えている」

公明党山口代表は「すでに改憲派議席は2/3議席を超えている」と述べているが、本音が出たのではなかろうか。代議制ではなく議員主義とでもいうべき思考の一端が披瀝された。彼が信奉する数の論理とはそのようなものであろう。民意を代表しているのはわれ…