二日目は富山から、あいの風とやま鉄道そしてえちごトキめき鉄道で直江津、そして只見線乗車。直江津まではいわゆる第三セクター路線。
この区間は青春18きっぷが使えない。
読みにくい官僚文章だが、概略抜粋すると以下のように書いてある。
*
そのため富山から直江津まで2080円を別途買い求める。ただしこの区間改札はなかった。
富山駅で「あいの風とやま鉄道」に乗ろうとすると、昨日岐阜からの列車1717C-1829D-871Dでずっと一緒だった親子連れと再会した。
双方ともが顔を覚えていたので、思わず会釈をし隣の席に座った。
きょうの立山は雪らしい
富山発8時25分泊着9時14分、泊発9時24分糸魚川9時53分着。
19才の高専生と母親だった。機械工学を専攻しているらしいが、PCにはあまり興味はないらしく、高専生は時刻表も持たず、スマホの時刻表、スマホの写真で済ませていた。
なんでも息子は青春18キッパーだそうで、
今回は米原-岐阜-富山-糸魚川-(大糸線)-松本-そして飯田線で豊橋への旅をするそうだ。
飯田線の先輩として思ったほど尻が痛くならない等、いろいろ助言をしておいた。きっと今後写真にも興味を持つことだろう。糸魚川で彼らは下車。
*
この地では得体のしれない列車が走っている。
運転日スケジュール | 水と大地の贈り物 越乃Shu*Kura(コシノ シュクラ)| 地酒王国・新潟で、列車に乗って日本酒三昧。
*
直江津からは10時58分発長岡行き。長岡着12時26分
Webの乗換案内等では直江津から小出等を検索すると、長岡のひとつ手前宮内で乗り換えと出る。ところが下図みどりの線のように乗っている列車1331Mが長岡行きで、次に乗る1734Mも長岡始発。時間さえ確保できれば長岡まで行くことにより始発駅で乗車となる。時刻表の使いよいところだ。
しかしその結果、接続時間が少なくなり昼食がとれない。乗り継ぎ8分では駅弁を探し買い求める時間はなかった。果たしてどちらが良かったのかなあ?
早いところでは桜も開花したというこの時期なのに、小出に近づくにつれ外は吹雪となってきた。
小出からの只見線ダイヤは下記一日4本です。
そして本日は13時11分発に乗る。ここ小出でも乗り継ぎ時間「2分」これではなにもできない。
*
JR東日本のホームページに只見線の現況についての記事がある。
http://www.jreast.co.jp/railway/pdf/20140122tadami.pdf
ここでもやはり地方交通線の乗車客数についての言及がある。JRはよほど地方交通線からの撤退を考えているのだろう。
しかし上記数字にも歴史の視点が必要なのではないか。かりに只見線全通の1971年から「平均通過人員」が減少した2010年度の旅客運輸収入1.7億円が続いたとして計算しても、39年間で66億円強の収入があった。
*
入広瀬(いりひろせ)を過ぎたあたりで車掌が代行バスの利用予定者を聞き合わせしていた。代行バスはまさしく駅前からの発車ですぐの乗車となった。
代行バスはマイクロでうまくて手配できたのか当地での乗車は丁度20名ほど。途中駅で乗車する人2名は補助席を使った。バスは会津川口に時間通り着いた。
また富山、そして只見線 その3 へ進む- 紙つぶて 細く永く
また富山、そして只見線 その1 へ戻る - 紙つぶて 細く永く
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」