なんと考えればいいのかすぐには思いうかばなかった。そうこうしている間にメディアで「この施設はなんという職員を採用したのか」という論調があった。それを受けて違うんじゃないかとこう考えた。
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一人の人間の異常な性格でかたずけていいものだろうか。この男はたしかにその文章を読んだ限りでも異常性は浮かび上がる。
この２月に「措置入院」となり、４月に退院をしている。そしてこの退院を問題視する向きもあるが、私は措置入院の時に発覚した、大麻の使用を警察に速やかに届けていれば警察として逮捕したであろうこと、そして医師として大麻使用歴を警察へ届け出でる必要がなかったことそのことに改善の必要があると思う。通告があれば警察はこの男を逮捕していただろうし、今回の事件は未然に防げたかもしれない。制度の不備だとしたらその点を早急に整備しなければならない。
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また一方介護・養護の現場で働く人について考えるなら、今はその職に特別高度専門的な資格を必要としないことになっているらしい。
（現在は下記のような資格が必要になっている
ヘルパーと訪問介護
http://www.careshikaku.com/jitsumushakenshu_guide/genba ）
（養護施設には介護施設とことなり下記の資格が必要のようだ 児童養護施設で働く人の年収はどれくらい？ - 施設 解決済 | 教えて！goo）
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昔調べたことがあるが、当時（今も構成はそう変わらないのではないか）介護の職場にはパートで女性が多いということがあげられる。自らの住む地域で勤務でき、時間も短いものからフルタイムまで選べ時間負担なく職に就けることが魅力となっている。当然勤務時間数により収入も変わるので、単純に一人当たりの収入をだせば当然低くなる。厚労省の統計では常勤換算されているのだが、それが統計的に低くなる原因にもなっている。
厚労省資料で常勤換算された介護の職員の全体の給与水準はどうなっているのだろうか？
下記専門のサイトによるとまだまだ低水準のようである。
どうなる？ 介護保険 介護報酬改定（２）介護職員の給与引き上げ分は税金から加算に｜介護・福祉のけあサポ
そして一般サラリーマンの給与所得の平均は４百数十万円といわれる。
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介護・養護関係の現場も周囲から見るだけでも３Ｋといわれる困難な環境での仕事である。私は今の介護業界環境は明るい未来を感じる働き甲斐のある、きついならそれに応じた報酬のある職種とは思えないし、また各高等教育機関で広く入学生を募集する際にそのあたりのことは説明されているのだろうか？ 「弱者へ手を差し伸べる」「近年制度化されまだまだ人材を必要とする業界」なんてかたちでその「３Ｋとしての現場」に焦点を当てることが少ないのではなかろうか。希望を抱き就職したときのその落差が高い離職率になっているのではないか。錯誤による「明るい未来・就職にはうってつけ」論がまかり通っているのでは。
しかしこれからは高等専門家としての知識・技術を注ぐべきではないか。そしてそれに伴って大幅にその待遇を見直してもいいのではないか。
介護職の給料なぜ安い 理解されにくい専門性 ｜くらし＆ハウス｜NIKKEI STYLE
政府は介護施設の職員給与を一人あたり１万５０００円アップするというが、その程度ではなく大幅にアップしてもいいのではないか。
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介護制度が浸透し多くの全国多数の高等教育機関で社会福祉学科等福祉や介護方面の学部・学科ができている。
介護福祉の現場に資格制度を導入しその実務にあった誇れる給与体系にするべきだ。
ちなみに看護の場合は平均年収４００万円以上のようだ。
看護師の年収、本当に高いの？―データで見る！ナースのお給料事情【1】｜看護roo![カンゴルー]
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予算配分というものは慣行にながされよほどの天変地異でもないかぎり比率がかわらないとも聞く。難しい問題ではあるが介護・福祉はそれを根本的に変えるべき価値のある制度ではないだろうか。
REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」
