2011-01-27 今日の一文 アート・文化 映画「ハーブ&ドロシー」ハープとドロシーは元郵便局員と図書館員のカップル。収入の多くを現代美術の収集にあててきた。ニューヨークの業界では知る人ぞ知る存在。そのコレクションを高値で買い取ろうとの申し出がたくさんあったのに夫妻は何の見返りも求めずに、ナショナルギャラリーへの寄付を選んだ。だれでも彼らの見事なコレクションを見られるようにして、自分たちは1LDKのアパートに住み続けた。-朝日新聞「記者有論」-