昨日のDeNA相手の試合は、打順変更されている事もしらず、思い入れとは違ったふがいない過去2連敗の結果から試合速報を観なかった。
試合結果を見ると四番打者という重責はやはり他とは異なるものらしい。昨日の試合は4回、ビハインドの状況で、新しく四番となった阿部によって同点タイムリー。これが四番の仕事である。三割打者というのはどのような状況で打っても同じ三割であるが、得点機にこそ期待される安打を放つ、これこそが四番に求められる。
しかしあまり力をだしてはクライマックスに余力がないので今後はほどほどに・・今年は2位でよい。(こんなペナントレースになるのはクライマックス制度を取り入れた弊害なんだろう)
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話はかわって深い思い入れと結果が異なるというのは厄介なことであるが、反原発を打ち出した2年前の「小泉・細川・田中秀正」タッグ都知事選、そして今回の参議院選挙は深い思い入れと期待があっただけにその落差は大きい。細川都知事選については準備不足とも思われる突然の出馬であった(後だし出馬が有利だから遅らせたという面もあるらしい)が、3.11の後にもかかわらずあれほどの反原発盛り上がりとは異なった選挙結果がでた。そして今回の参議院選挙では、学者の会やSEALDsをはじめ在野の戦争法制に対する危機意識は選挙結果には反映されなかった。
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因果律で判断するならば、「原因」と「結果」は相関にあり、「jimintoを追い出された舛添」を擁したjiminto・公明党の都知事選勝利=結果、多くの知性に否定された知性を戴く「安倍jiminto+公明党」の参議院選挙安定数確保=結果、それぞれにに結びつく「原因」があるのである。
それではこれらに結びつく「原因」は何なのか。
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この2年の間に表面化したことは政権によるメディア規制強化(国境なき記者団の資料に現れる)、メディア規制によって派生したともいえるが「ネトウヨ」を筆頭に市井ベースでの言論の自由化というか、いいたい放題(ヘイトスピーチという落とし子を産んだ)
メディア規制は深く考えるということの下になる判断材料が適正に提供されないで表層のみで判断を強いられることとなり、ネット言論の自由化はこちらもよく考えない、熟考しない、SNSに代表されるリアクションでのみ成り立つ対話になっている。
このあたりが原因なのかよくわからないがもしそうだとするならjimintoでメディア対策を行っている、世耕弘成氏下記参照あたりの功績だろうか。
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構図はこうだ。マスメディアになじみやすいスローガンはもちろんマスメディアでは大きく取り上げられる。全体からいうとバイアスがかかるのだ。そしてマスメディアに注目するところの層(私もそうだが)には強い印象を与える。ところが投票者全体で見てみると、マスメディアにつながりを持たない層(新聞購読しない、テレビはバラエティしか見ない)はもちろんマスメディアなんて信用していないし、その層にはネットの中の言論が強い影響力を持つ。
萎縮し忖度するテレビというマスメディア、そしてテレビとは異なりテキストとして残り続けるがゆえになお萎縮し忖度する新聞。web世論との勢いの差があるのかもしれない。そんなwebの中でも一部youtubeに元気が残るが。
息を吐くように「嘘」を付ける特技
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REMEMBER3.11
不断の努力「民主主義を守れ」