昨年末のクリスマス寒波で断念した未踏路線の旅、南に向けて出かけた。
前回までに肥薩おれんじ鉄道線・鹿児島線・日南線・吉都線・肥薩線・九州新幹線・三角線を踏破。長崎線有田駅から松浦鉄道そして佐世保駅から長与支線経由で長崎駅へ来た。
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長崎
長崎は2度目
前回は8月暑い中で下関から長崎そして宿泊は博多と駆け足だった。
そんな中、中華街で昼食を食べ、近くにある大浦天主堂では大変感激した覚えがある。
ラグビーワールドカップ前哨戦鵜住居スタジアム抽選に外れたので九州へ・・その3
今回長崎駅に着いたのは18時12分。長崎駅は前回と様変わりしていた。
西九州新幹線が開業したが長崎駅の駅前はまだ整備途中。
その時のインフォメーションでは地元長崎弁で解説してくれた。
今回インフォメーションの場所もわからずただ工事用の白い塀に沿ってあてもなくあるいた。
すると偶然昔の市電乗り場らしきものが目に入った。
市電に乗り大浦海岸通まで行く。丁度帰宅時間なので車両もほぼ満員。
長崎駅前から崇福寺行きに乗り、新地中華街で石橋行きに乗り換える。
長崎市電は全区間140円。
ICカードで上記の乗り換えが無料になった。
大浦海岸で下車、ホテルの方向へアクセス通りに進むが看板らしきものもなく迷った。
電話をかけるとなんと目の前のビルだった。
ホテルは瀟洒な構えで一見普通のマンションに見える。
入口に小さくホテルの名前があった。
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ホテルに荷を置き、歩いて中華街へ向かう。
中華街までは10分ほど。途中犬の散歩をしている人に中華街の場所を聞いた。
その日は月曜日で中華街は休みのところが多いらしい。
わざわざ現地まで道案内をしてくれた。
案内で中華街に着いてみるとほとんど休みだったが一二軒は営業していた。
入った店で酢豚を食べたが甘口だけど絶品だった。
大浦天主堂
翌朝早くホテルを出発し付近を散策した。
噂通り長崎は坂の町 国宝大浦天主堂
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西九州新幹線
今日は昨年開通したばかりの西九州新幹線に乗車
西九州新幹線の駅は長崎、諫早、新大村、嬉野温泉、そして武雄温泉の5駅。
西九州新幹線が計画された当初は周辺人口の多い佐世保エリアの通過が予想されていた。しかしJR九州は採算性の点から路線の短い武雄温泉経由のルートを主張。
話し合いの結果佐世保市は佐世保線の輸送改善等を条件として現在のルートを了承した。
また「並行在来線」は整備新幹線の開業前に「在来線特急が都市間輸送を担っていた路線」という判断から長崎線となり、あまり新幹線の利便性を受けない長崎線沿線の市町村は反発、第三セクター化の交渉は難航した。
こちらは最終的に当面(20年程度)線路基盤を沿線自治体鉄道の列車の運行をJR九州が担うことで決着、その余波で経費を抑えるため長崎線の肥前浜駅から長崎駅間の電化設備が撤去されこの間は非電化区間となった。
参考までに整備新幹線(北陸・九州)に伴った並行在来線の動向は以下になる。
参照
新幹線開業後も「第三セクター移管を免れた」3つの並行在来線 そのカラクリとは JRのまま残った理由 | 乗りものニュース
長崎本線 - Wikipedia
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