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日本の鉄道はこのままでいいのだろうか 62 線路は続く28

線路は続く 目次

今回はJR四国とJR九州編

JR四国の路線別運輸収入・営業係数

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2014年JR四国営業係数

   営業係数100以下

   営業係数100-150

   営業係数150-500

   営業係数500以上

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 上の図に土佐くろしお鉄道・阿佐海岸鉄道を記入すると以下の図になる。

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旧国鉄時代には阿佐線で上図右下部分を線路でつなごうと企画したのだろうなあ。

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2018年決算資料

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JR四国HPより

徳島市人口は約25万人、一方松山市人口は51万人、しかしなぜか徳島駅は松山駅より乗車人員が多い。

(参考 乗降客数としても徳島駅16224人 松山駅14344人となる。

国土数値情報 駅別乗降客数データ

徳島駅はターミナル駅、松山駅は通過駅という違いもある。

 

JR九州の路線別運輸収入・営業係数

JR九州は22路線の内7路線で営業係数が100以下となっている。

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2014年JR九州営業係数

   九州新幹線は営業係数47.6

   営業係数100以下

   営業係数100-150

   営業係数150-500

   営業係数500以上

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人口が九州全土にわたりほぼ一定数保たれている。これが全路線にわたり好成績を残せている要因かもしれない。

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JR九州2018年決算資料より

 

線路は続く 目次

2017/18/19年JRの決算より
  • JR北海道
    2017年3月決算赤字「▲525億7600万円」
    2018年3月決算赤字「▲559億8200万円」
    2019年3月決算赤字「▲520億円」
  • JR四国
    2017年3月決算赤字「▲119億0900万円」
    2018年3月決算赤字「▲123億3300万円」
    2019年3月決算赤字「▲128億6400万円」
  • JR東海
    2017年3月決算利益額「5870億円」
    2018年3月決算利益額「6127億8400万円」
    (2018年3月決算リニア新幹線関連投資額2500億円)
    2019年3月決算利益額「7097億7500万円」
    (2019年3月決算リニア新幹線関連投資額3100億円)

REMEMBER3.11